巫女としての修行を終え春京に戻ってきた姫、海鶴。巫女としての才能がないと言われた彼女は、巫女としての暮らしではなく日常とはかけ離れた暮らしを強く望んでいた。一方、薫は数年前の記憶がない少年だった。時々頭の中で聞こえる声。「生きていてはいけない・・・・・・」。鏡池の祈りの日、姫は不思議な声を聞き、薫は老婆と出会う。その日から姫と薫の運命は大きく変わることになる。日本神話を基調にした異世界ファンタジー。
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N6782D
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46632文字(約94分)
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通常小説[連載中作品(全12部分)]
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ファンタジー
霊 姫 太古 シリアス ファンタジー 転生 女神/聖人 霊界/地獄/天国
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神 女神 巫女 記憶喪失
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春京《しゅんきょう》の春は美しい。どこまでも蒼く蒼く澄んだ空の下、色とりどりの花が咲き乱れて、心地よい風が、山を越え、谷を超え、野原を吹き抜け、春の匂いを運び込む。陽射しは暖かく、子供たちの笑い声が外から聞こえてきて、春の訪れをしんみりと感じる。春京は、その名の通り、春は美しい里だ。しかし、そ |