ピンクのカーディガン
寒い朝は、布団から出たくない
透希:・・・
莉詁:朝だよー
透希:(もう時間か)
いつものように歯磨きをし、着替える。
透希:(あっ、今日はあいつを着て行こう)
小雪にもらったピンクのカーディガン、結構 温かい。カーディガンの上に短ランを着る。
学校 到着
水川:おっすー
紡季:おはよー
透希:よう
松永:おはよう
水川:透希、今日はあまり寒がってないな
透希:カーディガン着て来たんだ
松永:へー、いいなー
紡季:僕もセーターか何か着ようかな?
体育の時間
透希:カーディガン脱ぎたくねーから、そのままジャージ着よう
水川:ピンクのカーディガンって、女子かよ
透希:お姉のだから
水川:えー、普通 着て来る?
透希:来るでしょ、お笑い芸人にもこんな感じのいるだろ、ピンクのベスト着てさ
水川:あれは衣装だから。とーき、そのネックレスいつから着けてたっけ?
透希:いつだろ?去年ぐらいに姉ちゃんがくれたんだよ
水川:いろいろもらうんだな
休み時間
紡季:ピンク似合うよね
透希:本当に?姉ちゃんもそう言ってくれたんだよ
松永:いい感じだよ
水川:センスがあるよな
透希:うそ?諒にしては珍しいとこを言うじゃん
水川:珍しくねーだろ
帰宅
透希:姉ちゃんがくれたカーディガン、みんな似合うって言ってくれたよ
小雪:おー、着て行ったんだ。
透希:温かいし、いただいて良かったぜ
今年の冬はカーディガンで乗り切ろう