くどいようですが、この作品は全くの創作です。
この作品はフィクションであり、この作品に登場する人物・団体は実際のものとは一切関係ありません。

史上最大! CNRアメリカ横断ウルトラクイズ(加筆修正版)
作:ともゆき



第5チェックポイント・ロサンゼルス


 アメリカ西海岸にある全米第2の都市・ロサンゼルス。
 グアム・ハワイと経由し、ついにCNRウルトラ軍団はアメリカ本土へと上陸した。
 ここでもう一度25000人以上の挑戦者の中から本土上陸を果たした13人を紹介しよう。

「名探偵コナン」キャラからは工藤新一、服部平次、毛利蘭の3名。
「まじっく快斗」キャラからは黒羽快斗と白馬探の2名。
 そしてCNRからはさばらさん、山崎佳実さん、ジェーンさん、佐山理人さん、小粒納豆さん、明子さん、とーやさん、稼頭矢さんの8名。

…というそうそうたるメンバーである。

 さて、ロサンゼルス、と言えば「映画の都」ハリウッドが有名だが、そのハリウッドのある広場でアメリカ上陸後、最初のクイズが行なわれることになった。
   *
「いよいよアメリカ本土へと上陸しました。ここまで勝ち残ることが出来たのはあなた方13名だけです」
 caviarさんが前7台、後6台が並んだ早押し台に腰掛けている13人に話しかける。
「さて、今日はですね、ゲストをお呼びしてあります。さあいらっしゃい」
 その声に呼ばれて15人の6〜7歳くらいの少年少女が出てきた。
「可愛いねえ…、実は彼らはこの近くにある小学校に通う子供達です。…となればもうお分かりですね。ここで行ないますクイズは『クイズ・私がママよ』。まず、2ポイント先取の早押しクイズを出します。お手つき、誤答は1回休みとなります。そして2ポイント獲得したら15人の子供たちの中から好きな子供を一人選んでください。その子がお母さんの似顔絵を持って出てきますので、似顔絵からその子のお母さんが誰なのか、あちらにいる15人の中から推理して下さい」
 caviarさんが指した方向には15人の母親が椅子に腰掛けていた。
「見事正解したら勝ち抜け、不正解の場合はポイントがゼロに戻り、最初からやり直しです。ここを勝ち抜くことが出来るのは10名、次はモハーベ砂漠へと行きます。それでは行きましょう、ボタンに手を掛けて」
 そして13人がボタンに手をかけた。
「問題。ロサンゼルスを本拠地にしている野球チームと言ったらドジャースですが、ではそのドジャースがロサンゼルス…」
 ポーン!
「工藤君!」
「ニューヨークのブルックリン」
「正解! 『…そのドジャースがロサンゼルス移転前に本拠地にしていたのはニューヨークの何処?』…正解はブルックリンです。次の問題。リンカーンが『人民の人民による人民のための政治』と演説したのは何処?」
 再び新一の早押しハットの「?」マークが立ち上がった。
「工藤君」
「ゲティスバーグ」
「正解! さあ、早くも工藤君が2ポイント獲得しました。工藤君、好きな番号を選んで」
「8番」
「bW,please」
 そして胸に「8」の番号を付けた子供が母親の似顔絵で顔を隠して出てきた。
 新一はその似顔絵と母親を見比べている。
「…よく特徴を掴んでますねえ…。考える時間は30秒、工藤君、決まったかな?」
 新一は軽く頷くと、
「11番」
「11,please」
 そして母親が出てきた。
「さあ、聞いてみようか」
「Are you my mammy?」
「Yes,I’m your mammy」
「よーし!」
 新一がガッツポーズをする。
「鮮やか! たった2問で1抜け!」
 そして新一がcaviarさんの隣に来た。
「いや、よくわかったね」
「ええ、よく特徴を掴んでましたよ」
 そして新一はいち早く勝者席に行った。
    *
「問題。プロ野球チームのマスコット。巨人はジャビットくん。では横浜は?」
 服部とさばらさんがほぼ同時にボタンを押したが、一瞬の差でさばらさんが回答権を得た。
「さばらさん」
「ホッシー君」
「正解! さあ、これでさばらさんが2ポイント取りました。さばらさん、何番を選びますか?」
「12番」
「12,please」
 今度は女の子が出てきた。
「…さあ、さばらさん。何番を選びますか?」
「…6番」
「6,please」
 それを聞いた途端、勝者席の新一と回答者席の服部、そして白馬の3人が「え?」と言う顔をした。
「それでは聞いてみようか」
「Are you my mammy?」
「,I’m not your mammy」
 思わずさばらさんが天を仰ぐ。
「残念。0ポイントに戻りました。それでは行こう、問題。人形劇ドラマ『サンダーバード』はもともと何処の国の…」
 今度は服部の早押しハットが立ち上がった。
「服部君!」
「イギリス」
「正解! 『…どこの国のテレビ映画でしょう?』正解はイギリス。それでは行こう。何番を選びますか?」
「12番」
「12,please」
 さばらさんが選んだ女の子がもう一度出てきた。
「何番を選びますか?」
服部は自分の考えに確信を得ているかのように、
「1番」
「1,please」
 そして母親が来た。
「それでは聞いてみようか」
「Are you my mammy?」
「Yes,I’m your mammy」
「よっしゃ!」
「おめでとう、服部君、勝ち抜けだ!」

 服部が勝者席にやってきた。
 まずは新一とハイタッチを交わすと、勝者席に着き、
「なあ工藤」
「何だ?」
「お前、オレが当てたヤツ、最初からわかってたやろ」
「ああ。さばらさんが6番を選んだとき意外に思ったんだけどな」
「しゃあないわ。結構似てるとこあったからな」
   *
 そしてクイズは進み、さばらさん→快斗→蘭→とーやさん→白馬→佐山理人さん→ジェーンさんの順で勝ち抜け、山崎佳実さん、小粒納豆さん、明子さん、稼頭矢さんの4人が残った。
 今のところは明子さんと稼頭矢さんがそれぞれ1ポイントずつ取っており、一歩リードしていた。
「問題。漫画の台詞の部分を何という?」
 明子さんの早押しハットが上がった。
「明子さん!」
フキダシ
「正解! …さあ、何番を選びますか?」
「4番」
「4,please」
 似顔絵を持った男の子が出てきた。
「何番を選びますか?」
「5番」
「5,please」
 そして母親がやってきた。
「それでは聞いてみようか」
「Are you my mammy?」
「,I’m not your mammy」
 思わず顔をしかめる明子さん。
「さあ、これで稼頭矢さんが1ポイント、後の3人が0となりました。問題。将棋、チェス、オセロ。次のうち、升目の数が奇数なのは?」
 稼頭矢さんの早押しハットが立ち上がった。
「稼頭矢さん!」
「将棋」
「正解! さあ、今度こそ当てたいね。何番を選びますか?」
「4番」
「4,please」
稼頭矢さんも明子さんと同じ男の子を選んだ。
「何番を選びますか?」
「8番」
「8,please」
 そして母親が来た。
「それでは聞いてみようか」
「Are you my mammy?」
「Yes,I’m your mammy」
「やったー!」
「おめでとう、稼頭矢さん、勝ち抜け〜!」
 そして稼頭矢さんが10人目の勝者となり、勝者席へと向かった。
 その瞬間、敗者となってしまった3人は呆然としていた。

と、その時だった。
「いや〜、君たち残念じゃったな」
 突然阿笠博士が現れた。
「…阿笠博士、何でこんなところにいるんですか?」
 こつぶさんが聞く。
「いや、caviarさんにここにきてくれ、と呼ばれたんじゃが…」
「よく来ていただきました、阿笠博士。実はですね。彼女たち3人の中から1人を復活させようかと思うんですが」
「それはいい考えじゃな」
「決まりました。それでは敗者復活戦を行ないます!」
 3人の顔がほころぶ。
「問題は『二重音声クイズ』です。私と阿笠博士が同時に問題を読みます。わかった方は早押しボタンを押してください。両方の答えが正解だったら1ポイント。2ポイント取った1名が敗者復活となります。それでは行きましょう。問題」
(以下の問題は二人が同時に読んでます)
c「上野―札幌間を結ぶ夜行寝台特急の愛称は?」
阿「北極星を探す目印となる大熊座の7つの星は?」
 ピンポーン。
「山崎さん!」
「北斗星と北斗七星」
「正解! 問題」
(以下の問題は二人が同時に読んでます)
c「ゴジラが口から吐くのは何の炎?」
阿「ゴジラこと松井秀喜の所属チームは?」
ピンポーン。
「こつぶさん!」
「ヤンキースと放射能」
「正解! 問題」
(くどいようですが実際は二人が同時に読んでます)
c「♪ゴメンね〜 素直じゃなくて♪ この曲のタイトルは?」
阿「体操競技で使う『月面宙返り』を英語で言うと?」
 ピンポーン。
「山崎さん!」
「『ムーンライト伝説』とムーンサルト」
「正解、勝ち抜け〜!」
 それを聞いた瞬間、山崎さんが何ともいえない笑顔を見せた。
「よかった〜」
「おめでとう!」
 先に勝ち上がった蘭とジェーンさんの二人が山崎さんを迎えた。

「さあ、それでは11名が決定いたしました。次のチェックポイント、モハーベ砂漠に向かってバンザーイ!」

モハーベ砂漠行き11名決定!
    *
 明子さんと小粒納豆さんの二人にcaviarさんが近付いた。
「…こつぶさん、今回の旅はどうでした?」
「正直グアムあたりで落ちるかな…、と思ってたんですけど、ここまで来られるなんて思いませんでした」
「…明子さんは?」
「短い間だったんですけど、皆とますます友達になることが出来てよかったと思います」
「そうだね。ここで知り合った友達はとっても大事な友達なんだから、これからも大切にしてくださいね」

〈罰ゲーム〉

 小粒納豆さんと明子さんが連れてこられたのは何やら美容院のような所だった。
 そこには二人の男性が立っていた。
「…こちらの方はハリウッドで製作される数々の映画で特殊メイクを担当されている方です」
「え? それじゃ…」
「そう、あなた方の罰ゲームは、ここでこの二人に特殊メイクをしてもらってそのまま空港へと帰ってもらいます!」

 そして二人が椅子に座ると、二人の男は小粒納豆さんと明子さんの顔に特殊メイクを始めた。
 果たして二人がどんな特殊メイクをされたのか…。本人からのクレームが怖いので(おい!)ご想像にお任せします。

9月◎日 第5チェックポイント失格 小粒納豆、明子 帰国

(第6チェックポイント・モハーベ砂漠へ続く)


日売テレビスタジオ。
工藤優作「うーん、お二人にはもう少し頑張って欲しかったんですけどねー」
工藤有希子「お二人の姿が見えなくなった所で…」
優「今日はここまでのようですね。さあ、いよいよ次はモハーベ砂漠」
有「見渡す限りの大砂漠で繰り広げられるのは勿論あのクイズ!」
優「果たして勝ち残るのは誰か?」
有「そして栄えあるクイズ王の栄冠は誰の頭上に?」
優「勝てば天国!」
有「負ければ地獄!」
優「知力体力」
有「時の運」
優「早く来い来い」
有「次の回」
優「史上最大! CNRアメリカ横断ウルトラクイズで」
有「またお会いしましょう!」





お暇な方がいらっしゃいましたら、友達でも兄弟でもいいですから「二重音声クイズ」を同時に読んでみてください。…どうですか? 難しいでしょう。

この作品に対する感想等は「名探偵コナンノベルズ」の掲示板の方にお願いいたします。





ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう