ミルクキャンディー縦書き表示RDF


ミルクキャンディー
作:Maria


本当は分かってる。
でも今だけは。





ミルクキャンディーは甘くて冷たい。





溶けないように…





こぼれないように…





君といるとビクビクしてる私がいるの。





「そろそろ帰ろっか。」






いつそう言われてしまうのか。
君の口が開くたびビクついている私がいる。





私はいいんだよ。
今のままで充分幸せだから…





たまにしか会えなくても。



少ししか一緒に居られなくても。





たとえ君の一番じゃなくてもそれでもいいの。





それがいいの。





今の関係で全然良いから…






だからお願い。





私を嫌いにならないで…






私から離れていかないで…






好きじゃなくて良いから…






誰かのものにはならないで。






君が会いたいならどこへでもすぐに飛んで行くから。



本当のことは今は聞きたくない。





会えない夜は君からの連絡だけを待ってるの。





でも困らせたりなんてしないから。






だから終わりにしないで。






好きって言ってくれなくていいから…






嫌いにならないで…





彼女になんてしてくれなくていいから…






傍に居させて下さい。






ミルクキャンディーは甘くて冷たい…






その甘さで私をとりこにして離れられなくする。





ミルクキャンディーは甘くて冷たいの…






その冷たさで私は…














ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




◆BACK
小説家になろう