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名探偵アスカ 3殺目
作:Daisy Katsura



被害者の死の謎


私は、階段のうすら笑いの女性が映る鏡の前に来ていた。
隠しカメラを探す為だ・・・。
アスカ:「(あれ、何かさっきと違う・・・。
気のせいかな?)」
何が違うかって?
それは、鏡本体がである。
アスカ:「(もしかして、この鏡・・・。)」
私は鏡を叩いてみた。
すると、空洞の壁を叩いている様な音が聞こえた・・・。
空洞の壁!?
私は、鏡の裏に何かがあるのだろうと思い、鏡を念入りに調べた。
すると、鏡がスライドする事に気が付いた。
私は、鏡をスライドさせてみようとした・・・。
しかし、鏡はびくともしない。
何かで固定されているのでは?
そう思った時、新田が声を掛けて来た。
愛:「あの、鏡の前で何をなさっているんですか?」
アスカ:「あ、新田さん・・・。
その、新田さんに聞きたい事があるんですけど・・・。」
愛:「何、何でも教えてあげるわ。」
アスカ:「この鏡・・・スライドしますよね?」
愛:「えぇ、するわよ。
でもどうしてそんな事?」
アスカ:「え、ちょっと気になったから・・・。
それより、この鏡がスライドするとなると、内側はどうなってるんですか?」
新田は、鏡の裏側に制御装置があると言う事を話した。
そして、鏡のスライドはその制御装置で行うと言う事も話した。
成る程・・・。
でも、肝心なカメラが・・・。
私はその事を新田に聞いた。
すると、新田は鏡をスライドさせればブラウン官が出て来て、その真ん中に小さい穴があり、そこにカメラがあると言う事を話した。
アスカ:「新田さん、そのカメラって録画はしてないんですか?」
愛:「してないわ。
この仕掛けはね、あそこにあるセンサーで動いてるの。」
と、指差して言った。
私は、新田が指差した所を見た。
そこは、鏡から3メートル程離れていた・・・
成る程、そこを通るとセンサーに掛かって自動的に鏡がスライドしてブラウン管が出てくるって仕組みね・・・。
待てよ、もし犯人がそこを通ったら制御装置の前にいる人に見られるんじゃ・・・。
アスカ:「新田さん、センサーに引っ掛からずに廃病院を出入りする事は出来ますか?」
愛:「廃病院の出入りは、センサーに引っ掛からない様にするのは無理ね・・・。
でも、制御室なら鏡の横にある非常口から行けるわよ。」
非常口か・・・。
あれ、さっきから何であるのか気になっていたんだよな・・・。
待てよ、犯人が非常口から出入りしたとなると、あの人しか・・・。
いや、考えすぎか。
犯人が非常口を使ったんなら外部犯の可能性もあるからなぁ・・・。
取り敢えず、私は4人のアリバイを聞く為、狩屋刑事の所へ戻った。
狩屋刑事:「アスカ君、何やってたんだね?
事件、もう解決してしまったぞ。」
事件が解決した。
どう言う事だ?
狩屋刑事は、犯人が自分から名乗り出たと言った。
アスカ:「それ、本当ですか?」
狩屋刑事:「あぁ、何でも、新田 にった まなが自分がやったと言ってるんだ。」
え、新田が?
何故彼女が被害者を?
私は、新田に聞いてみた。
愛:「はい、私がやりました。」
アスカ:「動機は?」
愛:「私、本田さんに侵されてたんです。
最初は、嬉しかった。
本田さん、私に気があるんだって思ってた。
だけど、後で遊びだって事が解ったの。
だから、殺しちゃった。」
と、新田は軽々しく言った。
アスカ:「新田さん・・・人の命を何だと思っているんですか!?」
愛:「あんな人の命なんてどうでも良いわ。」
何て奴だ・・・。
私は呆れてものも言えなかった。
狩屋刑事:「それじゃあアスカ君、新田 愛を連れて行くからな。
何かあったら携帯に連絡をくれ。」
そう言って、狩屋刑事は新田に手錠を掛けて連れて行った。
これで事件は終わりなのか?












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