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名探偵アスカ 3殺目
作:Daisy Katsura



アスカの怖い怖い遊園地


私は今、偵探公園にいる。
理由は、アスカに会う為である。
お、噂をすれば見た目が宮部 拓也のアスカがやって来た。
拓也:「アスカ、遅くなってごめん。」
良いさ、私も今来た所だから。
って、アスカの奴、今私の事アスカって言ったな。
私は拓也なのに何で?
アスカ:「アスカは君でしょ。」
拓也:「いっけねえ!
自分が拓也のつもりでいた。
俺、最近、心が拓也になってて、意識しないと忘れちゃうんだ。」
何だ、そっちもか。
て言うか、もう既に心が染まってるよ!
拓也:「そんな事より、この間、近くにトライアルランドってのが出来たんだけど、一緒に行かないか?
いつもアスカはアイドルの仕事で大変だろ?
たまには休息も必要かなって思ったんだけど・・・。」
コイツ、またアスカって言ったよ!?
あぁ面倒臭ぇ。
私は、「行く」とだけ言って行く事にした。
トライアルランドに来ると、私たちは最初に入園券を購入した。
そして、その入園券で園内に入園する・・・。
拓也:「噂には聞いてたけど、こんなにも広いとはな。」
と、拓・・・じゃなくて、アスカが言った。
私もそろそろ危ないな。
アスカ:「拓也君、どれから乗ろうか?」
私はそう言った。
ってちょと待て!
今、拓也言うたよ!
拓也は俺なのになぁ・・・。
拓也:「あれなんかどうかな?」
そう言って、拓也は入り口から斜め右前にあるジェットコースターを指差した。
dragon fly・・・。
看板にはそう書いてあった。
アスカ:「良いわね、乗りましょうか。」
私はそう言って、拓也君と列に並んだ。
列に並んだのは良いが、dragon flyは待ち時間が1時間だと言われた。
アスカ:「しょうがないね・・・他の行こうか?」
拓也:「そうだな。」
私たちは、その場を後にした。
次に、私達が行った所は、廃墟病院だった。
廃墟病院はおばやけ屋敷の事で、世間ではかなり怖いとの事で評判だ。
私達は、廃墟病院に入る事にした・・・。
廃墟病院に入ると、如何にも何かが出そうな雰囲気だった。
アスカ:「拓也君、怖い・・・。」
拓也:「大丈夫、俺が付いてるから安心しろ。」
何やってんだ俺?
私はそう思った・・・。
拓也:「何か書いてある。」
と、拓也君が指を差して言った。
私は拓也君の指差した方を見た。
すると、そこには「最上階まで行ってスタッフからある物を受け取れ」とあった。
拓也君は、先へ進もうとした。
アスカ:「拓也君、ちょっと待って。
まだ続きがあるよ。」
メッセージには続きがあり、「途中には君たちの行く手を阻む幽霊たちがいる、そんな彼らから無事に逃げ切れるか?」とあった。
成る程、私達を脅かして脱落させるつもりだな・・・。
面白い、やってやろう。
私達は、先に進む事にした。
右に行ったり、左に行ったり、ナースステーションの前を通ったり、患者さんの部屋に入ったり色々な所を回った。
しかし、お化けらしいお化けは一匹も見当たらなかった。
そう思っていると、階段に辿り着いた。
そして、壁には鏡が設置してあった。
病院の鏡と言えば、病院の鏡に映るうすら笑いの女が有名だ。
そんなまさかな。
私はそう思っていた。
だが、その思いは一瞬にしてかき消されてしまった。
何故なら、その鏡にうすら笑いの女の姿が映ったからだ・・・。
アスカ:「キャアアアアア!」
私は、無意識の内に悲鳴をあげてしまった。
それに続いて、拓也君も悲鳴をあげた。
・・・ったく、男が聞いて呆れるぜ・・・。
ん、この鏡・・・よく見ると表面に小さな点の粒が何千個見える・・・。
これって、テレビ等に使われてるブラウン管か?
だとすると、近くにカメラが仕掛けてあり、それに映った物を反転させ、そこにうすら笑いの女性をコンピュータ合成しているんだな。
私はそう確信した・・・。
アスカ:「何だ、タネが解れば怖く無いや。」
私はそう言いながら笑った。
拓也:「なに、幽霊の正体が解ったの?」
アスカ:「うん・・・これは、ブラウン管を使ってるんだ。
それで、どこかにカメラが仕掛けてあって、それに映った物を反転させて、うすら笑いの女性をコンピュータで合成してるんだよ。」
すると、拓也君は「成る程ね」と言った。
拓也:「アスカって物知りなんだな。」
アスカ:「伊達に人生はやってないよ。」
私達は、話しながら階段を上った。
階段を上り切ると、一人の男が頭から血を流し、壁に寄りかかって座っていた・・・。
どうせ特殊メイクだろう・・・。
私はそう思って男を置き去りにしようとした。
すると、男はいきなり・・・。
男:「此処から先には行くな。
この先には、悪い妖怪が住み着いている・・・。
先ほど、俺の友人が妖怪にとり憑かれて俺を襲って来た・・・。
お前たちもこうなりたくなかったら先には行くな。」
と、男は私たちを止めた。
だが、私達は気にせずに先に行った。
すると、目の前に人間サイズの黒い影が現れた・・・。
どうせホログラムだろう・・・。
私はそう思って気にしなかった・・・。
ホログラムらしき物は、私達の方へ向かって来た。
そして、拓也君の体と重なった。
その瞬間、拓也君は私を襲って来た・・・。
マジ、どうなってるの!?
私は疑問に思い、色々な視点から見つめてみた。
すると、ひとつの理論に達した・・・。
それは、暗示である。
先の男が暗示を掛けたのである・・・。
と言う事は、先の男もスタッフ?
って、そんな事してる場合じゃない!
拓也君に掛かった暗示を早く解かないと。
私は、暗示を解く方法を知らなかったので、無理矢理解くしか無かった。
私は、拓也君をぶっ叩いた・・・。
すると、拓也君は我に返った。
拓也:「あれ、俺は今まで何してたんだ?」
アスカ:「暗示に掛かってたのよ。
多分、あのオッサンが掛けたんじゃなかな・・・。」
拓也:「いくらお化け屋敷だからと言っても、今のはちょっとやりすぎだな。」
アスカ:「そうだ、こっちから仕返しに何かやってみない?」
拓也:「それ良い!」
私たちはどんな仕返しをするか考えた。
その時、先ほどのオッサンの「ウワーッ」と言う悲鳴が聞こえた。
私たちは先ほどの階段の前まで行った。
すると、そこには胸にナイフを突き刺され亡くなっているオッサンの姿が見えた。
一体、オッサンの身に何が?


次話からメインのミステリーとなります。











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