挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ほのか 作者:環 円

Smile Japan.

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

1/19

【Smile Japan.】だいじょうぶ

 大丈夫。
 届かない手の代わりに言葉を放つ。
 怖いよね、泣きたいよね。
 思い切り叫びたいよね。

 かつてわたしも
 非現実の中に友達が取り残されていたの。
 ずっとずっと泣けなくて。
 ご両親も一緒だったのに、泣けなくて。

 日常を運んできた私に 
 『ありがとう』
 そう言いながら泣いたんだ。

 もしその場に居たなら、全部受け止めてあげられるのに。
 この腕で抱きしめてあげられるのに。

 翼があれば今すぐにでも飛んで行けるのに。
 大地を走る事しか出来ない二本の足じゃ 
 いつまで経っても辿り着かないよ。


 大丈夫。
 だから届かない手の代わりに言葉を放つ。

 この言葉を目にしたあなたへ。
 必ずいつもの日々が戻ってくるから。
 それを信じていて。

 日常を守るから。
 帰って来られる場所を守るよ。

 夢だと眠って、目覚めと共に現実を知って。
 恐怖や絶望から誰かを罵倒し叫んだとしても。

 この言葉で抱きしめる。
 ねえ、ちょっとは落ちついたかな。
 そうであれば嬉しい。

 翼が無くてもこうして触れ合える。
 ここに留まっていても出来る事はあるから
 いつまでも何も出来ないって塞ぎこむんじゃなくて

 この手のひらで出来ることをしよう。
 あの時の気持ちそのままに。
 大丈夫、を伝えます。
14日に投稿した短編をひとつの冊子に綴じなおす事に致しました。
だいじょうぶ、と笑顔特売所は再投稿となっております。
どうぞよろしくお願い致します。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ