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注:これは当方が勝手に考えたオリジナルストーリー。
その為、当然一護に姉貴は居ない。
無論、矢胴丸も一護とは血など繋がっていない。
それでも構わないと言う方は遠慮せずお読み下さい。


矢胴丸リサは一護の姉
作:Daisy Katsura


 ホロウの棲む世界、虚園ウェコムンド
 辺りは暗く、砂漠が永遠と続いている。
 そんな世界に、居てはいけない者が一人。
 オレンジ色の長い髪にブラウンの瞳。
 一護の様に眉間に皺を寄せているそいつは、黒い死覇装を身に纏い、背中に身の丈ほどある大刀を背負っている。
 性別は女。
 名は黒崎 美環くろさき みかん
 隊には所属していない。
 そんな彼女の下に、破面アランカルのウルキオラ・シヒァーが現れる。
「こんな所で何をしている?」
「ウルキオラ様、どうして此処に?」
「私は藍染様の命令でお前を連れ戻しに来た」
「藍染?申し訳ないですが、そいつの命令ならお引き取り下さい」
「藍染様に逆らうつもりか?」
「藍染のやり方は気に食わない。だから私は聴かない。どうしても連れ戻すと言うのなら、今此処で貴方をねじ伏せますけど?」
「死神風情がこの私に勝てるとでも思っているのか?」
「試してみますか?」
 そう言って刀を抜く美環。
「否、やめておこう。それに、私も最近、あの人のやり方にはウンザリしている」
「潰しますか?」
「裏切ろうと言うのか?」
虚側こちらがわとしては好都合な話しだと思いますが?」
「確かにあの方たちは居てはならぬ存在。だが従っていれば何もされまい」
「怯えてるんですね。私は一人でもやりますよ。虚園を代表して奴を消します」
「どうしてそう憎む?」
「この間、虚園に居る全ての虚からアンケート調査を行った結果、全員が藍染を憎んでいると答えました!」
 そう言いながらババーンッと音が鳴る勢いでウルキオラにアンケート調査の結果表を見せる美環。
「虚の皆は藍染を消したがっています!」
「えっ!?」
 ウルキオラはその事実に少し引いた。
「だから私は皆の代表として藍染に歯向かうのです!そこで、ウルキオラ様には一つ仕事を頼まれて貰います!今からヤミーと共に現世に降りて少しでも戦力になる者が虚園こちらに乗り込んで来る様に仕込んで貰いたいのです!」
「えっ!?」
「やってくれますか!?」
「それは私でなくてはいけないのか?」
「貴方にしか頼めません!」
「解った、引き受けよう。近々現世に降りるつもりだったからな。しかし、バレたらどうするつもりだ?」
「その時はその時です!処刑でも何でも潔く受けます!それか尸魂界ソウル・ソサエティに亡命!」
「そうか。じゃあ私はヤミーを連れて現世に降りる。くれぐれも変な真似はするな」
 ウルキオラはそう言って去って行った。
 一人残された美環は、通信機を取り出した。
「どうもぉ!毎度お馴染、浦原商店です!」
 スピーカーからはそう聞こえてきた。
「浦原か。至急、現世への穿界門せんかいもんを開けてくれ」
「了解ッス!」
 浦原がそう言うと、美環の前に穿界門が出現した。
 美環は通信を切ると、穿界門を潜って現世に降りた。
「今日はどの様なご用件で?」
「頼んでおいた擬骸、在るでしょ?」
「勿論ですとも」
 浦原はそう言うと、倉庫に行って擬骸を持ってきた。
「これが頼まれていた矢胴丸 リサです。入ったままでも仮面の軍勢ヴァイザードの力使える様にしてありますヨン♪」
「幾らだ?」
「100,000環でどうでしょう?」
 美環はクレジットカードを取り出した。
「円で頼む」
「毎度アリー!」
 浦原はそう言ってカードを店のレジへ持って行った。
 その間に美環は擬骸に入る。
 手を動かして「ぴったしだ」と内心呟く。
「お待たせしました」
 戻ってきた浦原が矢胴丸 リサの擬骸に入った美環にカードを渡す。
「黒崎サン、一つ訊ねますが、どうして矢胴丸サンの擬骸なんです?」
「お前には関係無い。じゃあな」
 リサin美環はそう言うと、平子の霊圧を探って彼の下へ向かった。


おしまい














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