高橋 実の殺害トリック
私は、事件現場に戻って来た。
狩屋刑事:「何か解ったか?」
アスカ:「えぇ、解りました。」
私は、狩屋刑事に須和の彼女が被害者のせいで植物人間になってしまった事を話した。
当然の事だが、狩屋刑事はそんな事初耳だと言って来た。
そりゃそうだろう。
本人は大事にしたく無かったみたいだからな。
それより、被害者が着ていたスーツだ。
私は、狩屋刑事にスーツの事を聞いた。
すると、狩屋刑事は局の連中に返したと言った。
やばいな、もしまだあれが残っているんなら、早くしないと犯人に証拠を隠滅されてしまう。
そう思った私は、無意識の内に被害者が着用していたスーツがしまってある車まで行った・・・。
私は、スーツがしまってある車の中に入った。
中は、狭くも広くも無く普通のキャンピングカーの様な広さで色んなスーツがハンガーに掛かって並んでいた・・・。
私は、スアクの高橋が事件当時に着ていたスーツを探した。
高橋の着ていたスーツは、目の前にあった為、直ぐに見つかった。
私は、そのスーツをハンガーから外し、良く調べた。
スーツの外側、内側の隅々まで丹念に調べた。
すると、一つだけ気になるのを発見した。
それは、針と同じ太さの穴だった。
しかもその位置は、被害者の胸の傷と一致したのだ。
私はその穴を良く調べた。
すると、その穴の奥に光る物を見つけた。
私は、それを外側から軽く叩いた。
叩くと、その光る物が顔を出した。
その光る物は、針だった・・・。
私は、その針を慎重に抜いた。
やはり、この針にマストパランが塗られていたのか?
いや、そうとしか考え様が無い。
私は、その針を透明な袋に包んでポケットにしまった。
すると、誰かの足音が聞こえた・・・。
恐らく、証拠を隠滅しに来た犯人だろう・・・。
まずいな、何処かへスーツと一緒に隠れなくては・・・。
だが、生憎・・・車の中に隠れるスペースは無い。
そこで、私が思いついたのは、スーツの中に入って車を飛び出す事だった。
私は、スーツの中に入って車を飛び出した。
すると、何者かは驚いて隠れてしまった。
顔は見えなかった・・・。
私は、スーツを着たまま狩屋刑事の所へ向かった。
狩屋刑事:「どうした、そんな格好で?」
アスカ:「色々あってね。
そんな事より、高橋さんを殺害したトリックが解りましたよ。」
狩屋刑事:「どうか、だったら早く教えてくれないか?」
それは、この後の推理ショーの時にでもお話しましょう。
私は、狩屋刑事に事件関係者を集める様にお願いした。
これから木之本 アスカ様の推理劇の幕開けだぜ。
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