――咲けなかった私の恋の花……。
行き場がなくて一人泣いている……。
誰にも気付かれないように悲痛な悲鳴をあげながら……
胸が張り裂けそうな声で……
ただ一人で泣いている……
君の瞳に私が映ってないの分かってる……。
諦めなきゃいけないのも分かってる……。
なのにスクスク育ってしまう……
恋の花……
君を見る度、大きく大きく育って……
幸せな香りを放つ。
でも、それは私を惨めな物へと変えるから……
私は花に言い聞かせる。
――あなたは咲く事は許されない花だから……
そう何度も、何度も……。
――言い聞かせる。
そうすればきっと腐るから……。
私の恋は腐るのを待つしかないの……。
そうすれば、きっと忘れる事ができるはずたがら……。
なのに、私は弱いから今はまだ君を想い出に出来なくて……。
君の姿を養分につぼみが膨らむの……
可哀相な私の恋の花……。
私以外の花達は優しく可愛い色のつぼみをしてて……
今か今かと、花開く日を待っている……。
雨に紛れて泣きましょう……
咲けない花よ……。
雨に打たれて朽ちましょう……
咲くことが許されないから……
私の恋にはそれしか道がないから……。
――そして…また一から始めましょう……
君じゃない誰かを好きになって……いつか、綺麗な花を咲かせましょう……。
――それまで…その日が訪れるまで君を想ってても良いですか……?
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