「最強の剣士」と他国にも名を馳せる王太子アディンクルーズ。一方で、アディンは面倒臭がりやで傲岸不遜、そのうえ自分の実力にもどこか自己陶酔的。ところが、アディンは見知らぬ少女によって初めて武芸で敗北を覚える。もう二度と彼女とは会うことがないと思っていたアディンは、婚約者の侍女という立場の――サーシャと必然的な邂逅を果たす。ささいな出会いから、のちに「センドラ連合王国」樹立の英雄と聖女になるまでの異世界恋愛戦記。
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N6712E
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148350文字(約297分)
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通常小説[連載中作品(全37部分)]
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ファンタジー
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血飛沫が上がる。戦場はひどいものだった。紅蓮の獅子を掲げた兵達は、元同僚の屍を踏み潰しながらだんだんと追い詰められていく。ヤツらに逃げ場はない。「もう少しですね、殿下」「そうだな」アディンはその光景を高台から見下ろしていた。敵国エクセンドラの兵が、祖国のレキセンドラ軍にねずみのよう |