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初心者講習終了

「昨日の事から考えても、最初の方に敵に遭う可能性が高いから注意しよう」


「「了解」」


 ジンの呼びかけに皆が答え、皆で警戒しつつ移動する。 ジンは念のため一度だけ〔MAP〕で自分より強い魔獣で広域検索したが、少なくともここから街までの範囲には反応が無かった。 自分達で対応できる魔獣しか出てこない事を確信したジンは、〔MAP〕表示を止めて以降は訓練に徹する事にした。 


 今日も森の中は何処か厳かで、澄み渡った空気が綺麗だ。 そんな森の中を、ジン達は警戒しながら歩みを進める。 集中して気配を探るジンは、周囲の気配だけでなく無意識に仲間の呼吸や位置なども感じとる。 さらには昨日は感じなかった森の呼吸のようなものまでもが感じられるような気がした。 


「!?」


 その呼吸が一瞬乱れ、何か違和感を覚えるジン。 一拍の後に〔気配察知〕で此方に近づく複数の気配を感じた。


「何かおかしい気がする。 注意してくれ」


 ジンはわざと具体的に言わずに注意喚起し、皆により集中して気配を探らせる。 そして少し索敵を待った後に、さらに指示を出した。


「前方やや左側から何か近づいているぞ! 前衛は応対を! 木々の死角に注意して。 ダンも詠唱を開始して発見次第魔法で敵の数を減らしてくれ。 レイチェルとメグはフォローを!」


 早口で次々と指示を飛ばすジン。 そしてすぐに発見の報告がシェリーからあった。


「マッドウルフだ。 4匹以上いるよ!」


「了解。 前衛は敵を通すなよ!」


「「応!」」


 威勢の良い掛け声と共にアルバートとカインが前に出て迎え撃つ。 もう少しで接敵というタイミングにダンの炎の矢ファイアアローが飛び、先頭の1匹を倒す。

 残りのマッドウルフが襲い掛かるがアルバート達がまず2匹を足止めし、漏れた敵はシェリーとジンが対応する。 そしてそのまま後衛に通す事無く、あっさりと敵を倒す事が出来た。


「ふん。 楽勝だな」


 戦闘終了直後にアルバートがそう自慢げに言った。


「アルバートとシェリーはそのまま周囲の警戒をしてくれ! 悪いけど他の皆は剥ぎ取りをお願い」


 何かが成ったと思う瞬間こそが隙になる事が多い。 ジンは油断しているアルバートをいさめる為にもそう指示し、自分も周囲を警戒する事で油断していない事をアピールした。 そして剥ぎ取りを終えるのを待ち、ジンは集合をかけた。


「皆聞いてくれ。 さっきの戦いは此方が先手を打てたから危なげなく戦えたが、もし直前まで敵が近づいてくるのが分からなかったらどうなったと思う? もしくは不意打ちを受けたらどうなったか? 良く考えてみてくれ」


 ジンはこの機会をちゃんと活かそうと、皆に問いかける。


「皆も分かっていると思うけど、さっき怪我を負う事無く勝利する事が出来たのは索敵が上手くいったからだ。 昨日の戦闘でもそうだったからわかると思うけど、それだけ敵を見つけるという事は戦闘で重要なんだ。 だからしばらくの間は全員集中して警戒してみないか? 目で、耳で、鼻で、肌で、もし可能なら魔力で、ありとあらゆる感覚を総動員して敵を探るんだ。 すぐには敵に気付けなかったとしても、集中していればその直前でも何かしらの変化は感じるはずだからね。 皆いいかな?」


「うん」「了解」「分かった」「いいだろう」「「はい」」


 各々も索敵の重要性がわかっているのだろう、ジンの提案には全員が承諾した。 そしてジン達は再び出発すると、皆黙って真剣に気配を探り始めた。

 ジンには皆がさっきまでとは比べ物にならないほど集中している事が感じられる。 そしてもうすぐで森を出ようとするところで、ジンは再び気配を感じた。 これまでとは違い、今度の敵は森の外で待機しているようだ。 


「何かおかしい。 特に森の外に警戒を強めて」


 ジンは具体的には言わず、より皆に集中するように促す。 そして森を出て広い視界を確保したところで歩みを止めるよう指示し、そこで索敵を続けさせた。

 するとジン達が止まった事から気付かれたと判断したのか、反応が動き出す。 そして近づいてくるギリギリのタイミングを見計らってジンは叫んだ。


「右前方だ! 対応は前回と同じ!」


「あっ!?」「了解!」


 ジンの指示に少し遅れて各自がポジションにつく。 シェリーは何か掴んだのか、向いた方向は正確だ。


「マッドウルフだ。 数は8! 多いぞ!」


「…敵を撃て『ファイアアロー!』」


 ジンの叫びに答え、詠唱を済ませていたダンの魔法から今回の戦いもスタートした。 だが今回はダンの魔法でも敵は一撃では沈まなかった。 数は8匹のまま接敵し、うち3匹が前衛をすり抜けてきた。


「はっ!」


 ジンは大きく槍を横薙ぎにふるって3匹の足を止める。 


「レイチェルはもれた敵を頼む」


 そしてレイチェルに声をかけると隙を突いて槍でマッドウルフを突き刺し、まず一体を仕留めた。 しかし今度はジンの攻撃の隙をついて一体がジンに攻撃を加えるが〔足捌き〕でそれを避け、もう一体がジンの横を抜けてダン達を狙うが、それはレイチェルが阻止した。 前衛も既に一体を倒し、戦いは優位に進んでいる。

 危なげなくジンは2匹目を仕留め、前衛のフォローに向かおうとした瞬間、直近に迫る危険を感じて振り向いた。 そして〔急加速〕を使ってメグの横へと飛び込む。


 ガキン!


 そう大きな音を立ててジンの槍と敵の牙が衝突する。 かろうじて割り込んだジンが見たのは、一回り以上大きな黒いマッドウルフだった。


「くっ!」


 ジンは槍で抑えているが、黒いマッドウルフの圧力に槍がきしむ。


「かあっ!」


 そうジンは気合を入れて槍を振りぬくが、黒いマッドウルフは素早く距離をとって回避した。 ジンはそのタイミングを利用して右手で木剣を抜き、槍をその場に落として木剣を両手に持ち替える。 難敵を前にして、鋼鉄の槍では力不足を感じたのだ。

 そしてジンは敵に向かって距離を詰める。 万一後ろへ通せば危ないという考えだ。


「はっ!」


 ジンは軽くフェイントを織り交ぜながら牽制し、攻撃を流し、回避し、そして後ろに通しそうな時にはあえてブロックする。 そしてそうしながらも黒いマッドウルフに木剣で着実に攻撃を当て、見た目の何倍も重い一撃一撃でダメージを積み重ねる。 そうした短くも長い濃密な時間が過ぎ、そしてとうとう骨でも折れたのか動きが鈍ったマッドウルフの頭蓋目掛け、ジンは最後の一撃を振り下ろした。


「ふう」


 ジンは難敵を仕留めて息をついたが、周囲の状況確認がおろそかになっていた事に今更気付き、慌てて周囲を見渡す。 ジンの後ろには、グレッグ達も含めた全員がそろっていた。


「ごめん、皆。 全然余裕なくて指示できなかった」


 まずジンはリーダーとしての役割をまっとう出来なかった事を謝る。


「「いや、充分だろ(でしょ)」」


 だがそんなジンに対して、あきれたように皆が異口同音に言う。


「規格外とは思っていたが、まさか変異種まで倒すとはな」


 そう言うグレッグだったが、変異種とはその名の通り通常の魔獣がなんらかの理由で変異してその強さを劇的に上げた個体の事だ。 滅多に存在するものではなく、この場合はマッドウルフリーダーという集団の長が変異したものと考えられた。 当然の事だがグレッグ達にも予想外の事で、ジンが動いた直後に気付いたグレッグ達も急いで距離を詰めて加勢に向かった。 しかしEランクの新人が対応できるはずもないその変異種に対してジンが互角以上の戦いを見せるのがわかると、グレッグ達は万一に備えての警戒に専念していたのだった。


「まあいい、怪我はないか?」


「大丈夫です。 怪我はありません」 


 そうグレッグに答えるジンだった。 実際この体は傷つかないので怪我はない。


「あ、メグ。 怪我はないけど、良かったら体力回復だけお願いできるかな?」


 ただ衝撃や打撃でダメージは少し食らっていたので、ジンはメグにそう頼んだ。 さっきの戦闘で前衛達に回復魔法を使ったかもしれないが、もしまだならパーティの役割として一人だけ達成感がないのは寂しいだろうとも思ったからだ。


「そうだな、ジンは治療してもらえ。 その間に他の者は剥ぎ取りだ」


 グレッグの指示に新人が散る。 変異種のマッドウルフにはゲインとムースが向かった。 ジンも槍を拾ってメグの側に移動する。


「それじゃあジンさん、いきますね。 マナよここに集いて彼の者の傷を癒したまえ『ヒール』」


 メグがそう言って回復魔法を唱え、魔法の発動と共にジンの体が温かいもので満たされる。 何気にこれが初めての回復魔法であり、ジンのテンションも密かに上がった。


「ありがとうメグ。 おかげで楽になったよ」


「お役に立てて良かったです。 それに私もさっきは助けてもらったし、ありがとう」

 

 ジンはお礼を言ったが、言われたメグも嬉しそうにお礼を返してきた。


「あはは。 それじゃあ、お互い様って事で」


 ジンもそう言って笑い返す。 そして、そうこうしているうちに剥ぎ取りを終えた新人が全員集まってきた。


「お疲れ、皆」


 ジンは労いの言葉をかける。


「ジン凄かったね、あんな強そうなやつ一人で倒しちゃうしさ」


「いや、逆にかかりっきりになってしまって申し訳なかったよ。 それより皆どうだった? 最初の接敵の時に何か気付く事がなかった?」


 シェリーの言葉も、役割を果たせなかったジンにとっては素直に喜べない。 気付いたのもギリギリだったし、もしあいつとの戦闘中に他の奴がパーティを襲ったとしたらと考えるとゾッとしてしまう。 だからジンは話題を気になっていた皆の索敵の話に変えた。


「何となく感じたような気もするけど」


「ああ、俺も」


「私もなんかいるなってわかったと思う」


 多かれ少なかれ全員何らかの切っ掛けは感じたみたいだ。 中でもシェリーは一番手ごたえを感じているようで、もしかしたらスキルに目覚めているのかもしれないとジンは思った。


「シェリーはもしかして昔から狩りとかしてたのかな?」


「よくわかったね。 お父さんの狩りによくついていったりしてたよ」


 なるほど、やはり経験に勝るものは無いようだ。


「よし、みんな何かの切っ掛けを感じてくれたようで何よりだ。 今後も同じように鍛えていけばいつか〔気配察知〕のスキルが習得できるんじゃないかと思う。 そしてもう言っちゃうけど、皆も気付いている通り俺は〔気配察知〕スキルを持っている」


 皆が言っちゃって良いの?といった顔でジンを見てくる。 なかには若干2名気付いていなかった者もいた。 ちなみにシェリーとアルバートだ。


「だから〔気配察知〕に頼りすぎていたのかもしれない。 さっき変異種にいきなり襲われたよね? あれ実は直前まで気付かなかったんだ。 たぶん俺の〔気配察知〕のレベルが低いか、もしくはあの変異種が気配を消す事が上手かったのかもしれない。 これは今後俺達がスキルを身に付けても、それに頼りきりでは駄目だという教訓だと思う。 今回は幸い無事に切り抜けられた事だし、皆もスキルを身に付けても頼りきりにならないように気をつけてくれ」


「「わかった」」


 ジンの失敗と反省を聞いて全員が頷く。 と、そこでジン達を見ていたグレッグから声が掛かった。


「さっきのジンの話の補足だ。 確かに魔獣は上位になればなるほどスキルを持っている奴が多い。 たぶんさっきの奴は〔気配遮断〕とか〔潜伏〕といったスキル持ちの可能性が高い。 ジンが言ってた〔気配察知〕のスキルと相反するものだが、そうした場合はどちらがよりその行為に習熟しているかや、実際にそのスキルを使用するものの状態等の条件で決まるようだ。 スキルは習得しただけでなく、さらに鍛え上げてこそ有効ということだな。 良い経験をしたな、お前ら」


 そう言ってグレッグがニヤッと笑う。 そして続けて今後の方針を伝える。


「本来は再度新人だけのパーティで進むべきなのだが、さすがに変異種が出てきたら警戒せざるを得ないからな。 俺達はあまり距離を開けずに後ろにつくが、我慢しろよ。 とりあえず口は出さないから思うようにやってみろ。 いいな」


「「はい」」


 そうして再びジン達は移動を始める。 森を出た後は真っ直ぐ街に向かうのではなく、大きく蛇行して索敵しながらの移動だ。 そうして途中一回の休憩を挟みつつ街へと向かった。 まさか再び変異種が現れる事はないだろうが、それでも変異種を警戒しての移動だ。 しかしその後は警戒していた変異種にはもちろん遭う事はなく、8匹のマッドウルフの小集団に一度遭遇しただけで無事街まで帰り着く事が出来た。 もちろん警戒をしていたジン達には、マッドウルフの小集団は問題のない相手だった。 そしてジン達一行はそのままギルドの運動場へと向かい、教官たちを前に整列する。 夕方終了予定だったが、早めの到着だった。


「よし、まずはお疲れさん」


 そうグレッグが労いの言葉をかける。


「途中変異種の襲撃を受けるというアクシデントもあったが、無事全員戻ってくる事が出来て何よりだ。 お前らはそれぞれこの2日でいろんなことを学んだと思う。 それをあえてここで一つ一つ言う事はしない。 だが各自でそれはきちんと心に留めておけ。 もちろんちゃんと書き留めるならそれに越した事はない。 そして何よりここに居る俺達教官も含めた全員がお前らの仲間である事を忘れるな。 いいな?」


「「はい!」」


「よし、では以上で初心者講習を終了する!」


「「ありがとうございました!」」


 グレッグの終了宣言に新人全員で頭を下げる。 本当に多くを学ぶ事が出来た2日間だったとジンはしみじみ思った。


「よし、では講習も終わったんで報酬の話をするぞ」


 ジンは少し砕けた調子に戻ったグレッグの言葉に、何のことかなと首をひねる。


「お前達が倒したマッドウルフの素材の事だよ。 ちゃんと頭割りして渡すからな」


 素材関係は一括してグレッグ達が回収していたし、ジンは講習を受ける身で自分達のものになるとは思ってもいなかった。


「ただマッドウルフの変異種については実質ジン一人で倒しているし、物が物だけにジンに渡すつもりだ。 それは皆もいいな?」


「「はい、もちろんです」」 「何もしてないしね」 「まあいいでしょう」


 グレッグの問いかけにも皆一応同意しているようだ。


「ええと、物が物とはどういう意味でしょうか?」


「高いって事だよ。 希少価値があるし、毛皮は良い防具の材料にもなるしな。 たぶん大金貨1枚くらいにはなるんじゃないか?」


 そうグレッグが言うが、防具ならガンツに依頼済みだ。 裏打ちに使う革ならともかく、毛皮では使い道がないだろうとジンは思う。 それに根本的に違うと感じた。


「防具なら今作ってもらっているものがありますし、それに何よりあの変異種はパーティで倒したものです。 私一人の力で倒したものではありませんので、全部売ってそれも全員で分配しましょう」


 だからジンはそう言った。


「いいんだな?」


 驚きで目をむく新人やゲイン達を尻目に、予想していたのかグレッグが穏やかに確認する。


「はい、もちろんです」


 ジンに問題はない。 道理としてそうすべきだからだ。


「よしわかった。 それではお前の言うとおりにしよう」


「っとちょっと良いですか? その毛皮は俺がギルドの買取額と同額でジンから直接購入する事はできませんかね?」


 そういうのはゲインだ。 丁度防具を新調しようかと思っていたそうで、変異種の毛皮など滅多に無い品物なので是非買い取りたいらしい。 確かに買い取られた素材が防具になって小売に並べられる頃には、その価格は数倍になっていてもおかしくはない。 素材として卸すだけでも結構な掛け率だろう。

 ゲインにはお世話になったし、有効活用してくれるのなら否はない。 ジンがそう思っていると、ニヤニヤ笑うグレッグと目が合った。 そして程なくして何かに気付いたジンも、同じくニヤッと笑うとゲインに言った。


「ギルド価格の1.2倍でどうでしょう?」


「う!? …1.1倍では駄目か?」


 ゲインは言葉に詰まりながらも交渉する。


「ふふふ。 はい問題ないですよ。 ただギルドで鑑定料が必要なら、それはゲインさん持ちでお願いしますね」


 ジンにゲインをいじめるつもりはないので、ゲインの言い値ですぐに承諾した。


「ああ、もちろんだ。 ありがとう!」


 ゲインは喜色満面の笑みを浮かべている。 今度はジンはグレッグに向き直って言った。


「ところでグレッグ教官。 この後は特に予定はないのですよね? 打ち上げなんていかがでしょう?」


「良い考えだな、ジン。 確かにいつも初心者講習の後は打ち上げだが、残念ながら俺のポケットマネーだから大したことは無い」


 わざとらしく残念そうに言うグレッグの答えを聞いて、ジンは今度は新人を振り返る。


「ねえみんな。 相談なんだけど、ゲインさんから余分に貰う1割を打ち上げに寄付するのはどうだろうか?」


 ジンは悪戯っぽい笑顔で新人達の顔を見渡して問いかける。 1割で小金貨1枚だから、約10万あったら13人でもそこそこの打ち上げになるだろう。


「「賛成」」


 皆も笑顔で承諾した。


「というわけですので、ご馳走様ですゲインさん」


 再度ゲインに向き直ったジンは、そう悪戯っぽく笑って言う。 あっけにとられた表情だったゲインも、ようやく状況を理解して笑い出す。


「くくくっ。 わかった、俺も男だ。 買取はギルドと同額で、打ち上げは全額俺持ちで良いかな? 小金貨1枚じゃ足りない可能性が高いからな」


「はははっ、足りなければ俺が貸してやるよ」


「ああ、だなっ。 くくくしかし傑作だな」


「うふふふ」


「あははは」


「「ははははっ」」


 ジンの言葉にそういう事かと納得したゲインは、笑って自らが不利な条件に変更する。 そしてそれに合わせてパーティメンバーのエイブやムースからも愉快そうな声が飛び、そして昨日の夜の様にそこに居る全員で大いに笑った。


 ジンも仲間達に囲まれてとても幸せな気分で笑うと、ゲインと固い握手をした。

次回は8日か9日になるかと思います。


昨日はたくさんの方に評価や感想をいただきました。 気軽な気持ちで書いたことに思いがけずたくさんの反応をいただけた事に驚いております。 多くの方々に応援いただいている事を実感しました。 ありがとうございます。

また、昨日は催促したみたいな形になって申し訳ありませんでした。 お気持ちがとても嬉しかったですし評価いただければ喜びますが、今後は皆さんのタイミングで大丈夫です^^ 本当にありがとうございます。

もしよろしければまた感想などをお聞かせください。


あと、今後はああいうつぶやきは活動報告の方でする事にしますね。 ここでは次回予告程度にする事にします。


それでは今後ともお付き合いをどうぞ宜しくお願いします。

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