クレイジー5(1/6)縦書き表示RDF


この物語はちょっとすごくフィクションです。
登場する人物・団体はあんまり関係ありません。
クレイジー5
作:碧宙



第1話:結成!!


この荒れ果てた戦地―テミニャン王国には“ギトメン学院”という中高一貫高があった。
そんなギトメン学院いる勇敢な戦士たち――これはそんな彼女たちについて語られた物語である。

「みっきょい★」
「・・・」
「BL最高!!」
「このアニメまぢ感動・・・」
「・・・」

はじめまして。
アオイと申します。
どこにでもいる、極々フツーの女子中学生です。――否、だったんです。
今や私はひとつの国をも守る戦士になりました。
それはおよそ、数ヶ月前の出来ごとでした。


――――数ヶ前――――

「させるかぁぁぁ!!」
「ふっ、甘いな」
ちゅどー−ン!!

ク、クラウドー!!

「う、うちの最強モンスターが・・・」
「このリオ様の最弱モンスターにやられるとはね♪」

ここはギトメン学園の一室。
放課後に友達のリオちゃんとゲームです♪

「これでウチの153勝目だね♪」

まじで意味わかんねぇ・・・
なんで伝説の最強モンスターが野原でゲットできるヘボいモンスターに負ける訳!?

「なぜって?それはウチが普通じゃないからさ〜」

普通じゃない・・・ね。
なんとなく分かる気がするよ。
だってさ・・・
だって・・・

リオは腐女子ふじょしだから・・・
腐女子が分からない子は、パパかママに聞こう★

「もうゲーム飽きたし!!パソコンでBL小説でも読んでくる!!」

BLとは・・・ボーイズラブ。要するにホモ。
リオちゃんは同性愛思考者主義なのさ〜

と、リオを始めとした変態集団がうちの周りにはいるんだな。

・二次元ヲタ(アニメ、漫画、ゲーム、etc・・・)のハナ
・レズのキノピー基アヤカ
・ドMのミキ
・ゲラのエミ

そしてリオちゃんね。


「ね〜誰かゲームの相手してよ〜」
ウチが立ち上がったその時だった。

パリ−ン!!

「「!?」」

突然窓ガラスが割れた。

「リオ!!」
窓の近くにいたリオが、ガラスの破片で怪我をした。

「何事!?」
キノピーが立ち上がる。

「キャー−−−!!」
誰かが叫んだ。

「ハナ!!」
叫んだのはハナだった。
「どうしたの!?」
「パソコンでアニメ見てたら・・・」
ハナが私物のパソコンの画面を指差した。

「!!」
パソコンの画面が割れていた。

気づくと、部屋の有りとあらゆるガラスが割れていた。
時計も窓もパソコンもゲーム機も・・・


??
「んぬむぐあぁぁぁぁぁぁあ!!」

「アオイ!?」
「なしたの!?」

「うちのP●Pが・・・
一昨日買ったばっかのPS●が・・・割れた・・・!!」

その時何かが切れました★

「ゴルぁぁぁぁぁぁぁぁ!!だれだ割ったやつ!!出てこいやぁぁぁぁぁぁ!!
顔面バキバキにしてやらー!バッキバキのバッキンガム宮殿だぜぇぇぇぇぇえ!」

「落ち着け。」
スパーん。

・・・。
・・・。

「落ち着いた。ありがとう。頭をひっぱたいてくれたあなた」
「後遺症でちまったが仕方ねぇ。裏アオイよりかマシだ。」

この異常に冷静なのはキノピー。
いつもはふざけててレズで意味わかんねーのに、こういう時は頼りになる。

「エミさんは」


どっからか声が・・・

「アオイさん」
誰だ?

「下」
下?

「下だよ」
ゆっくり俯く・・・

「みっきー!」
みっきーは小さい。
かなり小さい。うちとの身長差は16cm。そら見えんわな。

「どうしたの?」
うちは屈んで目線を合わせる。
「エミさんがいない。」
「あっ・・・」
そうだ。
エミがいない。さっき別室にいったきりだ。

バン!!
別室からエミが出てきた。

「エミ!大丈夫だった!?」
「・・・」
エミは黙り込んでいる。

「みんな・・・」
『?』
「助けて・・・」
!?
「どういう意味?」

キノピーが深刻な顔をする。

「あのね・・・」

――――――

つい最近、隣国のテミクチャ共和国がなんらかの組織によって支配された。
その組織は、自らを“悪の組織X”と呼んでいた。
そんな奴らの目的は――
変態石クレイジーストーン”。
その実態は謎なのだが、とりあえずその石には力がある。

―――――
「それが、コレ」
エミは木箱を差し出した。

パカッ・・・

「おぉ・・・」
奇麗。
眩い光を放っている。それは宝石のついたアクセサリーだった。

「これを、みんなに託す。」
えっ!?
「そして、あなた達は“クレイジー5”としてXと闘ってもらいたいの」
えぇ!?

「狂った5人組・・・?」
直訳したらな・・・すげーダサ・・・

「かっこいい」
はっ?
「いいかも」
へ?
「ナイス」
ほ?
「素敵」
ほは?
かっこいいのか!?
素敵なのか!?

「じゃあ、好きなの選んで」
エミが促すと、みんなが思い思いの品を選んだ。
うちは最後まで残った透明感のある緑のブレスレット。

ハナは黒のピアス。
リオは紫のブローチ。
ミキは淡いオレンジのネックレス。
アヤカは不思議な色の髪飾り。

「それじゃあ着けて」

・・・
緊張すんな。

「せーので着けようぜ」
「うん」

ふーー・・・

『せーの!!』

ぱぁぁ・・・

眩しっ!!
突然、体全身から光が・・・

「?」

ゆっくりと目を開けた。
「!!」

変身しとるー―!!


初投稿です。
よろしくお願いします。











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