第2話
扉を開けてそこにいたのは裸の美少女だった
腰元までのびる艶やかな黒髪
少し幼いが整った顔立ち
バストは小さめだが整ったボディーライン
一糸まとわぬ美少女がリビングに立ちこちらをみてフリーズしていた
先にこちら側に戻ってきたのは耕太だった
「・・・・・・・・っ!」
顔を真っ赤にし、何も言わず回れ右をして入ってきたドアから外に出た
「ッキャーーーーーーーーーーーーー!」ガツッ!ゴン!パリン!グシャ!
と、やっとフリーズが解けた少女が悲鳴を上げ手当たり次第にものを投げる音が外まで聞こえていたが、幸いほかの部屋から出てくる人はいなかった
「部屋間違えたか?」
と扉の脇にある表札を確認する
303号室
とたしかに書いてあった。
「間違いじゃない・・・・よな」
何度か確認するが、そこにはたしかに先ほどあのおっかない管理人さんに言われた番号が書かれていた。
「じゃああの子は・・・」
耕太が首をひねったその時303号室の扉が勢いよく開いた、扉に寄り掛かっていた耕太は吹き飛ばされ地面を転がった。
「・・・ッ!何しやがんだ!!」
立ち上がり自分を吹き飛ばした扉から出てきた少女に怒鳴る、さすがに今は服を着ているが急いで着たのか所々よれている、怒鳴られた少女はそれに負けない大声で
「それはこっちのセリフよ!、ひとのはだか見ておいて!」
と怒鳴り返してきた、その迫力に一瞬たじろぎそうになるが耕太も負けじと怒鳴り返す。
「見たくて見たんじゃねぇよ、だいたい人の部屋に勝手に上がり込んで何やってんだ!」
「はぁ?何言ってるの、ここは私の部屋よ」
お互いの言葉に二人とも疑問符を浮かべ首を傾げる
「いや、だって管理人さんにこの部屋だって・・」
と耕太は表札に目を向ける、そこには何度も確認した303号室の文字があり、よく見るとその下、入居者の覧に岸崎耕太の文字がきざまれているのを見つけた。
「ほら!ここにも俺の名前が書いてあるし」
表札を指さし少女に言う、少女は驚きの表情を浮かべながら表札を見て言った
「何言ってんのよ、ちゃんと私の名前が、星村咲妃って書いてあるじゃない!」
今度は耕太が驚きの表情を浮かべ表札を見るが・・・
「・・・俺の名前もちゃんと書いてあるけど」
という耕太の言葉に星村咲妃と名乗った少女も表札をのぞき込む、そこには・・・
部屋番号 303号室
入居者 岸崎耕太&星村咲妃
とそう書いてあった。
「は?」
と二人はそろって本日二度目のフリーズにかかった。 |