幕間 南の島に着くまでに 前編
幕間 南の島に着くまでに
「南の島に行こうぜ!南の島に!」
イスト・ヴァーレがそんなことをいい出したのは、ちょうど大陸の極東でアルジャーク軍がテムサニス遠征を終えた頃であった。
アルテンシア統一王国王都ガルネシアでシーヴァ・オズワルドのために魔道具「風笛」を五百本作り上げた後も、イストは旅立つことなくそこにとどまり続けた。シーヴァとジルドの仕合で思いがけず発動した“四つの法”の解析と研究のためだ。
――――闇より深き深遠の
――――天より高き極光の
――――果てより遠き空漠の
――――環より廻りし悠久の
この古代文字でつづられた四つの呪文のことを、オーヴァとイストの師弟はとりあえず“四つの法”と呼んでいるのだが、解析を進めるにつれてこれらの呪文が一般的な術式とは一線を画すことに二人は気づきはじめた。
一つ一つが術式を構成していることは確かなのだが、それ以外にこれら四つが関係しあってなにか大きなものを表しているようなのだ。一般的な術式よりももっと根源的で、大きな何かを。
もっとも、今はその“大きなもの”とやらが何なのかは分らない。イストもオーヴァも、今は四つの呪文の関係性よりも個々の呪文の解析と応用を優先しているからだ。それはあの仕合で愛剣を失ってしまったジルドとシーヴァに、新たな魔剣を用意するために他ならない。
彼らが失ってしまった魔道具については詳細なレポートが保管してある。同じ魔剣を作ることはたやすいだろう。しかし“四つの法”という新たな可能性が目の前にあるのに以前と同じもので妥協することなど、イストとオーヴァにしてみれば魔道具職人のプライドが許さなかった。
「前のを圧倒的に上回る魔剣を作ってみせる」
二人とも言葉にしてそんなことを言いはしない。しかし一切の妥協を許さない二人の職人の姿勢は、なによりも雄弁にその決意を周りの人間に告げていた。
「精進しなくてはな」
ジルドは嬉しそうにそう言っていた。恐らくはシーヴァも同じようなことを思っているのだろう。
しかし、ニーナの感じていることは少し違う。彼女だって職人だ。使う側と作る側の感じ方が違うのは当然だろう。
ニーナが感じているのは憧憬と一抹の悔しさだ。
普段はイタズラ好きで本当に迷惑かけられっぱなしの困った師匠だが、こと魔道具製作に関してはニーナなど及びもつかない高みにいる。そんなイストが、ニーナと旅をするようになってから今までで最も高レベルな魔道具の作成を行っているのである。
その様子を側で眺めていると、どうしようもない憧れを感じるのだ。一つ一つの発想、着眼点、引き出しの多さ。どれをとってもニーナは及ばない。追いかける背中はどうしようなく遠いが、それゆえ早く追いついて肩を並べたいと思ってしまうのだ。
しかしその一方で悔しさも感じる。イストは相談するとき、ニーナではなくオーヴァにするのだ。頭では分っている。未熟者の自分よりも職人として同じかそれ以上の高みにいるオーヴァのほうがイストの相談相手としてふさわしい事ぐらい、誰に言われずとも分っている。分っているが、それでも悔しいのだ。二人の話に入っていけず、ただ憧れることしかできないことがとても悔しいのだ。
「今は少しずつ階段を上ることだ」
ニーナの様子に気づいたジルドは、そういって彼女を慰めた。その言葉に励まされてニーナは修行に邁進した。やれる事があるうちは、落ち込んでいる暇など無い。
そんな弟子の様子を見て師匠であるイストが満足そうに「無煙」を吹かしていたのかはわからないが、ともかく“四つの法”のうちの一つの解析と新たな魔剣の術式が、最近ある程度完成したのだ。
そこで、冒頭の台詞である。
「素体になる刀も取りに行かないとだし、そこから足を伸ばして南の島に行こうぜ」
どうやらまた旅の虫が騒ぎだしたらしい。ニーナはそう思った。もとよりニーナやジルドに目的地などない。イストが行くというのであれば、ついていくまでだ。
旅立つ三人の後姿をガルネシア城から見下ろす人影がある。シーヴァと、今は一軍を預かる身となったヴェート・エフニートだ。
「………行かせてしまってよろしいのですか」
イスト・ヴァーレは優れた魔道具職人だ。現在アルテンシア統一王国は有能な人材を幅広く求めており、その中でも彼は喉から手が出るほどに欲しい人材のはず。それを引き止めもせずに行かせてしまった良かったのだろうか。
「依頼した仕事は果たしてもらった」
魔道具「風笛」を五百本作ってもらったことだ。これだけで十分だとシーヴァは考えていた。ヴェートが不満げな顔を見せると、シーヴァは「それに………」と言って微笑した。
「それに彼がここに残るということは、ベルセリウス老がもう一人増えるようなものだぞ。扱いきれるのか?」
「………早急に立ち去ってもらうとしましょう」
ヴェートは苦い顔をして前言を撤回した。オーヴァ一人でさえ持て余しているのだ。そこに同格のトラブルメーカーがもう一人加わったら、冗談抜きでガルネシア城が大混乱に陥る。建国間もないこの時期に中枢が混乱したら、アルテンシア半島の惨状たるや悲惨なものになるだろう。たかだか一人の魔道具職人と国家の命運を天秤にかけるわけにはいかないのだ。
「それがよかろうな」
随分と小さくなった三人の人影を見送る。さて、次に会うときは敵か味方かそれとも傍観者か。読みきれないその未来に、しかしシーヴァの心は浮き立つのだった。
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ガルネシアを旅立っておよそ二ヶ月。イスト一行はルティスにたどり着いていた。ルティスはエルヴィヨン大陸の南西の端に位置する貿易港だ。その規模は恐らく大陸でも三指に入る。
本来「ルティス」という名称は、沖合およそ三百メートルにある「ルティス島」のことを指す。それがこの島と陸地側の街を合わせて“ルティス”と呼ばれるようになったのは、恐らく外から来た船舶のほとんどがルティス島のほうに停泊し、その島がいわば玄関口のような役割を果たしてきたからだろう。
ちなみにルティスの富裕層のほとんどがこの島に居を構えており、島全体として絢爛で華やかな雰囲気がある。ルティスという言葉に付随する絢爛豪華なイメージは、この島に由来するものだと考えていい。
実際、
「世界の富はルティスに集まる」
とまで言われており、その繁栄は輝かしいものである。
なぜルティスはこのように繁栄できたのか。その理由はおよそ百二十年前から続く教会との蜜月である。
およそ百二十年前、ルティスはオークトランドという国の端っこに存在する一貿易港でしかなかった。それが、商館の長たる総館長の娘が海であるモノを見つけたことで状況が大きく動くことになる。
そのあるモノとは、大粒の真珠である。
この時代、真珠の養殖技術などまだ無い。だから鉱脈が存在せず、まったくの偶然でしか手に入らない真珠は、あらゆる宝石の中で最も貴重なものだった。
そして時の総館長はその真珠を教会に差し出したのである。このほかにも様々な宝石や貴重な工芸品など数多くの品物を寄付したらしいが、その中で最も貴重だったのは、間違いなくこの真珠である。
そしてこの時から教会とルティスの蜜月が始まった。教会の後ろ盾を得たルティスはオークトランドから半ば独立した貿易港となり、教会と強く結びついて彼らが求める品物を揃え供給することで貿易港としての地位を不動のものにした。
そしてこの百二十年間、教会はずっとルティスの一番の上客である。その代わりルティスは毎年教会に多額の寄付を行い、またそれと同額かそれ以上の金を枢機卿たちに送っている。正しく金で結びついた関係といえるだろう。
ちなみに、ルティスから教会の総本山であるアナトテ山に物資を輸送するには、必ずオークトランドの領内を通るため、オークトランドも間接的にルティスの恩恵に与っているといえる。
それはともかくイストたちがやって来たのはルティス島のほうだ。ここで東に向かう船を捜すのである。
「見つかりませんでしたね………」
少し気落ちした様子で、ニーナがそういう。小一時間ばかり港で船を探してみたのだが、なかなか条件に合う船は見つからなかった。
いや、東に向かう船ならあるのだ。しかし彼らの目的地はオルレアンのナプレス、つまりレスカ・リーサルの工房「ヴィンテージ」だ。オルレアンといえば極東の一歩手前で、ここルティスから直接そこまで行く船はなかなか見つからなかった。
見つからないまま小腹が空いてきたので、とりあえず適当な食堂で昼食を食べようということになり、今三人は席ついていた。
「ま、急ぐことは無いさ。直接オルレアンまでいけるのが一番いいけど、別に途中まででもいいんだし」
気楽な様子でイストがそう言う。最悪歩いていけばいいのであり、それを考えれば途中までも船に乗れれば儲け物だ、とイストは考えていた。
「それよりおっさん、さっきから考え込んでいるみたいだけど、何ごと?」
深刻な様子ではないにしろ、ジルドは先ほど港を見てきてから何かを考えている様子だった。
「いや………、少し寂れたように思えてな」
「おっさんは前にもここに来たことがあんのか?」
「うむ、五,六年前になるか………」
その頃と比べると、港に停泊している船の数が減ったように思えるという。
「気のせいじゃないよ。実際、ここ最近船の数がめっきり減った」
注文しておいたお任せランチを三人分お盆に載せて、食堂の女将さんが会話に加わってくる。
「それでこんなに空いてるのか」
イストが見渡す食堂の中は空席が目立つ。彼らの他に客はどこかの制服を着た一人しかいない。
「いや、それは時間がずれているから」
苦笑してイストの冗談を軽く流しながら、女将さんはランチがのったプレートをそれぞれの前においていく。
「ま、船が減ってお客の数が減ったのは確かだけどね………」
「理由に心当たりは?」
ジルドが女将さんに尋ねる。
「さてねえ………。そういえばアルジャークがシラクサと交易を始めるって聞いたから、そっちに船が流れているのかもねえ………」
女将さんはそう呟きランチを手早く並べ終えると、「ごゆっくり」と言い残してカウンターの向こうに戻っていった。
「どう、思いますか?」
アルジャークとシラクサが交易を拡大させるという話は、すでにイストたちも聞いている。そしてつい最近、通商条約的なるものも発効したと聞く。
「影響が無いわけじゃないだろうが、多分外れだろうな」
仮にそのせいだとしたら、影響が大きすぎるし、また現れるのが早すぎる。ルティスが寂れ始めたのはもっと別の理由だろう。
「教会の弱体化、か………」
「だぶんそっち」
ジルドの言葉にイストも頷く。
聖銀の製法流出とその後の一連の不手際により、教会は年間の活動予算のおよそ三割を丸ごと失った。加えて最近では教会が旗振りを行い、神聖四国やその周辺諸国までも巻き込んで行ったアルテンシア半島への十字軍遠征も失敗した。
つまり今の教会はかつてないほどに弱体化しているのだ。発言力、そして経済力の面でも、だ。
ルティスの経済に直接的な影響を及ばしているのは金銭的な問題のほうだろう。聖銀の製法を失ったことで教会は“遊ぶ金”を失った。そしてその“遊ぶ金”の大部分がルティスに流れてこの貿易港を潤していたことは客観的な事実である。つまり極論を言えば、その金こそがルティスを一大貿易港たらしめていた源泉なのである。
「だけどどっかの誰かが聖銀の製法を暴露しちゃったからな~」
源泉が枯れた川は、干上がるしかない。加えて十字軍遠征の失敗も教会財政の悪化に拍車をかけている。
「もしかして聖銀の製法を暴露したのって師匠じゃないですよね?」
ランチを食べながら、ニーナが「嫌なことを思いつた」といわんばかりにイストに尋ねる。
「そうだ、と言ったらどうする?」
「………師匠ならやりかねないと納得します」
「信頼していただけてなによりだ」
してません諦めるだけです、と渋い顔をする弟子を笑い、イストはスープを啜った。コンソメ風味の優しい味だ。
「この先どうなると思う?」
パンに鶏肉のソテーを挟めて食べながら、ジルドが尋ねる。
「ルティス?それとも教会?」
「両方、だな」
そうだな、とスプーンを行儀悪く回しながらイストは呟き、少しの間考え込んだ。
「ルティスは………、少なくとも今のままなら教会次第だろうな」
教会が崩壊すればルティスもそれに巻き込まれて廃れていくだろう。逆に教会が息を吹き返せばルティスも繁栄を取り戻すだろう。
「で、肝心の教会だけど………、落ち目だな」
まあこれはオレの独断と偏見だけど、とイストは付け加えた。しかしその独断と偏見は今日の多くの人々が共有しているだろう。
聖銀の製法が流出したことで経済力が弱まり、自らが旗振りした十字軍遠征が失敗したことで今度は発言力も低下している。加えて十字軍遠征の失敗は神聖四国を始めとする教会勢力全体にダメージを与えており、それは教会の基盤そのものが揺らいでいることを示している。
「教会はでかくなり過ぎたんだ。しかも中身が伴っていない」
イストの言う中身とは、恐らく国土や国民、あるいは商売などのことを言うのだろう。教会は宗教組織であり、したがってその組織に生産性など無い。あるいはその“中身のなさ”が拡大を容易にしたのかもしれないが、しかし今は中身が無いゆえに自立することさえも難しくなってきている。
「泡みたいなもんさ。針を刺せばパンッと割れる」
イストは皮肉を利かせてそう言った。
彼の話を総括すれば、
「教会はこの先弱体化し、その教会を一番の上客にしていたルティスも一緒に寂れていく」
ということになる。
「ルティスは寂れていく、か………」
「このまま教会に依存し続ければそうなるだろうな」
もしかしたらジルドは、ここルティスになにか思い入れがあるのかもしれない。彼の言葉にはルティスがすたれていくことへの寂しさが窺える。
「………ルティスが寂れたままにならないためには、どうすれば良いのだろうな………?」
昼食を食べ終え女将さんが持ってきてくれた紅茶を飲んでいると、ジルドがそんなことを呟いた。
「そうだな………、アルジャークと手を組むっていうのはどうだ?」
今、クロノワは恐らく三つ目の海上拠点を探している。そしてルティスはカルフィスク・シラクサに次ぐアルジャークの三つ目の海上拠点として最適だ、とイストは言う。
「どういうことですか?」
「兵法の考え方に、『敵の拠点を落とす場合、三つ目にどこを落とすかが重要だ』というものがある」
一つ目と二つ目の拠点を結ぶ延長線上の拠点を落としてもそれは線にしかならず、どこか一点を切られてしまうとそこから先は補給線が途絶えることになる。だから三つ目の拠点は面を作るようにして選ぶのが良い、とされている。
イストは地図を取り出しカルフィスクとシラクサ、そしてルティスの位置に「光彩の杖」で光玉を置いた。そして三つの光玉を結び三角形を作る。その三角形の面積は、目算ではあるが大陸の三分の一以上あるだろう。
「つまり、ルティスを三つ目の海上拠点にすれば、この三角形の内側がアルジャークの海における勢力圏になるわけだ」
もっとも、陸上とは違い海上には土地とそれに付随する生産活動がない。陸上でいうような勢力圏が築けるかは不透明だ、とイストは分析して見せた。
「………いや、陸上と違い組織を簡略化できるからこそ、より強固な勢力圏となる可能性もある」
「なるほど。それは思い至らなかった」
ジルドの指摘にイストは素直に頷いた。
まあ勢力圏うんぬんはともかくとしても、海上交易を拡大させようと目論むクロノワにとって、そのための拠点は多いほうがいい。ならば貿易港として大陸でも三指に入るこのルティスに目をつけるのは当然のことだろう。
「しかしアルジャークが対等に相手をするかな」
「しないだろうな」
どれだけ規模が大きくともルティスは一貿易港にすぎない。そんなところと今や大陸の東に覇をとなえる大国となったアルジャークが対等な関係を結ぶわけがない。したがって手を結ぶためには、ほとんど身売りする覚悟が必要になる。
「商館は嫌がるであろうな」
教会の後ろ盾があったおかげとはいえ、ルティスはこれまで独立と自治を守ってきた。いずれの国にも属していないことが商売をやり易くしてきたという側面は確かにあり、それが崩れることを商館が嫌がるのは目に見えている。
一定の自治権を守った上でアルジャークと手を結べるような、そんな都合のよい策はないのだろうか。
「ないこともない」
イストがそう言うと、ジルドは「ほう」と面白そうに呟いた。
「今の総館長には令嬢がいただろう?たしか………」
名をマリアンヌという。今年で十五歳であったはずだ。なんでもルティスの至宝と謳われるほどの美貌だとか。
「そのマリアンヌ嬢をクロノワに嫁がせればいい。正室は無理でも側室ならいけるんじゃないのか」
そうすれば総館長は皇帝の外戚となり、ルティスはアルジャーク帝国内でも特殊な位置づけになる。完全な自治権を得ることは難しくとも、例えばヴェンツブルグと同じような立場を得ることは可能なはずだ。
と、イストがそこまで話すと、店の奥に座っていた客が紅茶を飲み干してあわただしく立ち上がった。
「女将、勘定を頼む」
急いだ様子で勘定を済ませると、彼は足早に食堂を出て行った。
「………今の男、制服着てたろ?」
「ああ。………ということは商館の職員か………」
ルティスにはさまざまな商家や商会が存在するが、そのなかでも職員に制服を支給しているのは商館だけだったはずだ。
「イスト、今の話、もしやわざと聞かせたな?」
「さあ?どうだか」
イストはすっ呆けたが、その口元には面白そうな笑みが浮かんでいる。それを見たジルドとニーナは疑惑を確信に変えた。
恐らく商館のほうでも、今の教会とルティスの状況が良くないということは認識しているのだろう。それを打開するために、商館の上のほうでは頭を捻っているはずである。あの男がどの辺りの役職なのかは分らないが、ここで聞いた話を自分の案として上司に話すぐらいはやりそうである。
「でも師匠が言ったみたいに上手くいきますか?」
「さあな。いかない公算のほうが大きいんじゃないのか」
ルティスがアルジャークに接近する、という線はあるにしても、マリアンヌ嬢をクロノワに嫁がせる、という案は現実味が薄いように思える。側室であっても「格が低い」と突っぱねられる可能性はあるし、それ以前にクロノワが側室を設けることを嫌がるかもしれない。
「そんな無責任な」
「金貰って献策してるわけじゃないんだから、無責任ぐらいでちょうどいいんだよ」
イストはそれこそ無責任に言い放った。
「さて、オレたちもそろそろ行くか。船探さないとな」
勘定を済ませて食堂を後にすると、イストたちはもう一度港へ向かった。
この先、確かにアルジャークとルティスは互いに接近することになる。だが、その話はまた別の時、機会があれば語ることにしよう。
次の舞台はポルトール。
懐かしいあの人が出てきます。お楽しみに。