僕とレイルの取っ替え騒動記(12/14)縦書き表示RDF


今回は、独白にお付き合いください。(?)
僕とレイルの取っ替え騒動記
作:夕原あかね



十二話目:傍観してない(!)僕からの独白(?)












―はぁ疲れた…… 

僕は家について早速ベットに横になった。ちなみに、レイルは下で食事をとっている。 
今日は結構疲れる一日だった。 
素隙野憂のこと、小春先輩のこと………それからもう一つ。僕がすっかり忘れてたことがあった。 
僕は部屋にかかっているカレンダーを見た。 
七月二十二日のところから終わりまで、約十日間ぐらいの日付全てに丸印が付いている。 
その丸印の始め、二十二日の欄には………『浩介と、別荘で』と書かれていた………  



まず先に言っておくと、この『別荘』には「僕たちの」という主語は付かない。  
付くと思っていた人、ありがとう。 
誤解でもなんか嬉しい。正直。 
付かないと思ってた人は……… 

……………………… 

………………別に何もないって。 

話がそれたけど、毎年夏休みに僕は浩介の親戚が持っている湖の近くの別荘に、浩介と一緒に十日ほど遊びに行っている。 
それがもう僕にとっては年中行事のようになっている。(だからカレンダーにも前もって印がつけてある)
でも、今年はレイルの事やら何やらがいろいろあって、すっかりそれを忘れてしまっていた。
今日の帰りに浩介が話しかけてくるまでは。 


…………………………… 



…………………考えてみると、今年別荘に行くのは実質レイルなんだよなぁ。 
そう考えると僕は悔しくなった。 
でもしばらく騒ぎ続きだったから、ここでゆっくり傍観者になるのも悪くないのかもしれない。 
…………『ゆっくり』出来るか、保証が限りなく低いのが辛いけど。 

おっと、もうレイルが戻ってきたみたい。風呂の着替えでも取りに来たんだろうな。 



では、僕は小春先輩との一戦まで、傍観してない『傍観者』を続けていくとしますか。







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