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  がんとNY  作者:りずむK
弟一話 中野区 新井 セブンイレブン
私は30歳。働く30歳。
職業 タップダンサー。
食生活 セブンイレブン OR オリジン弁当、ときどき居酒屋。

私は6年間のアメリカ(ニューヨーク)での生活を終え、帰国したばかり。
帰国したてのダンサーなので、やや「ちやほやされる毎日」を過している。
日本のダンサーに向けてクラスや、ワークショップを多数行い、調子に乗っていた。

調子に乗ってる割には、一人暮らしの食生活は質素で、
週に二回〜三回はコンビニなどで弁当を買っていた。

今日は セブンの日。
お弁当を探す私の目にとまった、痩せて背が高い少年。
なんだかやたらに目が合う。 
気のせい?って思って目をそらす。
また目が合う。

え〜と、知ってるなあ。
向こうも知ってる人だと思って見てるなあ。

え〜と、だめだ 思い出せない。
知ってる人なんだけどなあ。 

レジでお金払うときも 後ろから視線を感じる。
「いや、たんに自意識過剰かも。」と 
ちょっと心配になり、できるだけ知らん顔をした。

だけど見てる。すっごい見てるな〜。
でもだめだ、わかんないや!

あきらめて自転車に乗ろうとしたとき、彼がセブンから走りでて来た。
「りずむ先生ですよね?僕あなたのクラス受けたことあります!
1ヶ月くらい前です!」

ああ!生徒だ。と一瞬でもやもやが晴れた気分。 
そして
ああ!生徒か。とちょっと(かなり)がっかりした気分。 

まだ「先生」って呼ばれることに なれてないし、先生って言われると 
一気に老けたような気分になる。しかも、先生って言われちゃうと 
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、手を出しづらい。

かれは「ケイです。」と名乗り「またクラスに行きますね。」と笑顔でその場を去った。




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