我が軍は
窮地に立たされていた。
もう時期パラテアの軍勢がやってくる。
情報によるとパラテアの
軍勢は5000だという。
我が軍の軍勢は2000…。
半分以下の軍勢でどう戦えば良いのか…。
その時だった…
軍師のウィルナレオスが
口を開いた。
『我が軍の軍勢では
パラテアの軍勢とは
まともに戦っても
勝ち目は無いでしょう
少数なら少数なりの戦い方があるのです。』
『軍勢の半数を私に貸していただきたい。』
『それでどうやるのだ?』
『まず総大将殿には
籠城して頂くのですが
我が軍の被害が拡大する
前に城を明け渡して頂きます。』
『なんだと!?
城を明け渡すだと!?』
『そうです…
必ずパラテア軍は勝利を確信し我が城に入城するでしょう…
それから私と総大将殿の
軍勢で我が城に夜襲を
仕掛けます。』
『パラテアの軍勢は
大半が勝利に酔い痴れ
酒を煽っているはずです
戦える兵など
一握りでしょう…
成功すれば必ず勝てます。逆に言えば…
我が軍が生き残るには
この方法しかありません』
『うむ…承知した…
そなたを信じよう』
その後…
作戦会議を開き
準備は整った。
半月後…
ついにパラテアの軍勢と
我が軍は対峙した。
ウィルナレオスの率いる
軍勢は既に城を離れ
息を潜めている
そして
パラテアの軍勢が
動きだした。
だがパラテアの軍勢は
半数の軍勢しか
戦闘に参加していない。
総大将としての指揮能力がものを言う。
有りったけの矢や火矢を放ち投石機もフル稼働させた
それでもパラテアの軍勢は怯む事無く突撃してくる。
パラテアの軍勢は既に
城門に到達していた。
だが城門には大量の油を
塗っており火矢を
放ち燃え広がった炎に
パラテア軍は少数の被害を被むり後退していった。
パラテアの軍勢は今度は
総軍勢で突撃してきた。
しかし我が軍は
この時を待っていたのだ。
パラテアの軍勢は
傾れ込むように
突撃して来る。
そこで用意していた
大量の火薬を次々と
巨大な鉄球に込めると
投石機で
パラテアの軍勢へと
次々に投下した。
鉄球は地面に激突すると
激しい衝撃により
爆発を起こした。
固まって進軍していた
パラテアの軍勢は
次々と爆発に巻き込まれ
軍勢の半数を失うという
壊滅的な被害を被った。
それでも怯む事無く
パラテアの軍勢は
我が城に突撃してくる。
これ以上の被害を
被る訳けにはいかず
我が軍はシナリオ通りに
城を明け渡した。
パラテアの軍勢は
予想どおりに
勝利に酔い痴れ
城に入城した。
その夜…
ウィルナレオスの軍勢と
我が軍は合流し
闇に紛れ
静かに我が城に
近づいていた。
そしてついに
我が城に
夜襲を仕掛ける時がきた。
2000の軍勢で
北門と南門を
同時に攻めた
パラテアの軍勢は
我が軍が戻って来る事など想定していなかったらしく城門は用意に開いた。
パラテアの軍勢は
夜襲により
兵は混乱し
戦える兵は極僅かだった。
こうして半日も経たず
パラテアの軍勢は壊滅した
『ようやった…
ウィルナレオス』
『油断は最大の敵
だということです…
総大将殿のお手並み
見事なものでした…』
『そなたがいれば我が軍は安泰だこれからも私に力を貸してくれ!!』
100年後…
ウィルナレオスと言う名は世界中に知れ渡る事になる天下を統一した男を
生涯支えた名軍師として。
END |