命あげます ~少年たちは死を選択する~
自殺が完全合法化した近未来の日本。生命譲渡装置と呼ばれる生命エネルギーを他者に譲渡(命をささげる)し、譲渡対象者の肉体を完全復元する装置の開発に成功した日本国政府は自殺願望者の命を利用するため、生命譲渡センターを設立し、自殺願望者や死刑囚の命を瀕死の重傷患者や死亡している人々を『復活』させる制作をとった。その結果、日本での自殺願望者は増加したが、同時に人口増加にも貢献し、人間倫理を完全無視した超合理社会へと発展していった。
そんな世界で、学校にも家庭にも居場所がない主人公は生命譲渡センターに命の提供を志願し、予約したのである。そして、限られた時間の中で自分と同様に命を捨てることを決めた同級生たちと出会い、死をいう共通の宿命で結ばれた友情をはぐくんでいくが、仲間は次第に一人、そして一人といなくなっていく・・・
私にとっての『SF』とは『Sin Factory』です。私が描いた作品は死という罪を製造するような負の小説です。
そんな世界で、学校にも家庭にも居場所がない主人公は生命譲渡センターに命の提供を志願し、予約したのである。そして、限られた時間の中で自分と同様に命を捨てることを決めた同級生たちと出会い、死をいう共通の宿命で結ばれた友情をはぐくんでいくが、仲間は次第に一人、そして一人といなくなっていく・・・
私にとっての『SF』とは『Sin Factory』です。私が描いた作品は死という罪を製造するような負の小説です。
死という名の偽りの希望に向かって・・・
2014/08/29 00:21
偽善者たちのエゴ・・・・
2014/08/29 00:24
死して希望は生まれないのだろうか・・・・
2014/08/29 00:26
それでも、少年たちは死後の世界に希望を持つ・・・
2014/08/29 00:28
学校に味方はいない。それが現実・・・
2014/08/29 00:32
一線は超えるためにある・・・
2014/08/29 00:34
偽りの希望は誰にも止められない・・・
2014/08/29 00:37
禁断の少年は搾取される世界・・・
2014/08/29 00:38
生は強制、死は希望制より・・・
2014/08/29 00:41
真実は気づかれるためにある・・・
2014/08/29 00:43
約束は時に延期されることがある・・・
2014/08/29 00:46
死こそ究極的魅力を持ち、絶対的なものは存在しない・・・
2014/08/29 00:48