男の子達をだっこした+男の子に忠告される
>男の子達をだっこした
「あっお姉さん!」
声をかけて来たのは小学生の男の子達だった。
「あれっ皆どうしたの〜?」
「なぁだっこしてよ。」
「いいよ、暇だし。」
ほ〜れほ〜れと言いながら、皆を順番に、適度に揺らしながらだっこした。
皆笑って、もう一回、もう一回とせがんでくる。
そのうちに、最初にだっこしてと言った浩一君が言った。
「なぁ、本当は俺らの事担当したかっただろ?」
他の子も次々と聞いてくる。
「あのお兄さん達とうまくいってんの?」
「俺らといる方が楽しくね?」
「俺らの所に担当変えてってお願いしたら?」
自分が担当している寮生達は中・高生である。
「あはは、皆と遊ぶのと同じぐらい、あのお兄さん達といるのも楽しいんだよ。」
適度にフォローを入れる。
「ふ〜ん。」
「そうなんだー。」
「あっ私そろそろお兄さん達の所行かないと。またね!」
「うん。」
「じゃーな。」
何故かこの子達と会う度に同じ会話をした。
>男の子に忠告される
樹君と二人で話していた。
話が終わって別れた後、男の子が一人近づいて来た。
その子の名前は享君。
「お姉さん」
享君は気難しい顔をしていた。
「あら、享君。どうしたの?」
「あいつに好かれないように気をつけなよ」
そう言ってどこかへ歩いて行く樹君の後姿を指差す。
「え?」
「まーとにかく気をつけな」
「それはないと思うよ、だって享君以外の子達は女として見てないとか
ストーカーとか言いたい放題だもの。それに樹君は彼女いるみたいだし」
これは本当の事で、樹君から1つ年下の彼女の話をよく聞かされていた。
「そんなの分からないじゃん」
せっかく心配してくれているのだから、ありがたく受ける事にした。
「あはは、気にしてくれてありがとね。気をつけるわ」
そう答えると、彼は頷いて笑んだ。
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