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税込み2,980円

作者:ゴン
相も変わらずメビウスリングで書いたものです。
「パパおねむ」

「……うん、そうね。お休みしようね」

「パパ、おきてくださーい。ごはんですよー」

「……」

「パパおきない」

「うん。かなちゃん。パパはね、もう疲れちゃったの」

「どうして?」

「色々、本当に、色々……だからね、パパ、ながーいお昼寝が必要なの」

「いやだよう、カナね、パパとおかいものにいくんだもん。あとね、ゆうえんちいくんだよ。カナね、まだジェットコースターのれないんだって。メリーゴーランドならのせてくれるって。やくそくしたもん」

「うん……ママというこうねぇ」

「いやだよう。パパといくのー。ママはおるすばん。だってママずるい。いつもパパといっしょにいてずるい。だからママおるすばん。カナとパパだけ。ふたりだけ」

「……。でもね、パパはもう疲れちゃったの」

「つかれたってなーに? ねえママ、パパおこして。ゆさゆさしておこして。パパにいつもみたいにチューしておこしてよ。ママ、どうしてないてるの?」

「……。ごめんね……」

「ママなにもわるいことしてないよ。どうしたの? おなかいたいの?」

「……うん」

「パパ、ママおなかいたいって。たいへんですよー。ママないてますよー。ねえパパ、ママないてるよ。パパがおきないからないてるよ。おきてよパパ。おきてママのことなぜなぜしてあげて。ねえパパ」

「……」

「……パパつめたい。どうして? ママ、パパこおりみたい。パパおかぜひいてるの? だからおきないの? だからつかれちゃったの?」

「……そうね。パパはね、ちょっとお昼寝が必要な病気なの」

「やだ」

「だからね、カナ。パパとしばらくお別れしなくちゃいけないの」

「しばらくってどれくらい? あした? そのつぎのひ?」

「……、ずっとよ」

「ずっとってどれくらい?」

「ずぅっと、ずうっとよ。パパはね、もう起きれないの」

「やだ」

「カナ」

「やだ。やだやだ。やだやだやだやだ! パパやくそくしたもん。カナとおでかけするってやくそくしたもん。やくそくやぶっちゃいけないんだよ」

「カナ、だからね。お別れしましょね。ほら、パパにバイバイって」

「やだ! やだ! おわかれなんてしないもん! パパきこえるでしょ。ママがへんなこといってる! ウソついてる! パパおこって! ママにいけないっていって! ママがカナのことウソついていじめる! ねえパパ!」

「カナ……う、……っく」

「パパぁ、おきてよパパぁ……。おしごとのじかんですよ。パパおしごとあるんだよ? いかなくちゃいけないんだよ! おきてよパパ! パパぁあああ!」


「という新しい目覚まし時計はいかがでしょう?」

「帰れ」

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