ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
◆◆第二百十九話◆◆◆:あの子の気になる秘密
第二百十九話
「……はぁ、何で僕がこんなことを……やる気でないよ」
「ほら、手が止まってるよ?」
「へ~い」
 放課後、里香と一緒に一生懸命(さっきの発言は偶然である)グラウンドに転がっているちょっと大きめの石や雑草を引っこ抜いたりしている。
 今日は部活中止を一二三ちゃんに伝えたのだがしつこく理由を聞かれた。体育祭の純委員になったのだと話したところ手伝うといって聞かなかった。とりあえず、今日は帰るように諭して(十分ほど要した、あの子は意外と頑固なところがある)それから里香にせかされてグラウンドを清掃しているのである。もう殆ど終わっているために徐々に他の委員たちは解散し始めていた。
「よっし、それじゃ最後の見回り点検して帰ろうか?」
「……そ~ですね」
 もはや里香の命令に従うよく出来たロボットみたいな存在だ……オハヨウゴザイマス、リカサマ……ってね。
「あ、里香じゃん!」
「おおっ、どうしたの?部活の帰り?」
 里香を見つけて水泳部の部員と思われる人が駆け寄ってきた。しかし、考えてみれば里香も部活があるのにこっちをがんばるなんて……不思議なことだ。三年生だからもうちょっとで大会だってあるだろう。最後の大会のはずだから他の部活の連中だって教師たちがさっさと帰れといっているのにがんばっていたりする……ちなみに、勉学部は定刻どおりに帰宅する。まぁ、五分前行動を行っているため若干早いんだけどね。
「……で、あれが噂の彼ね?」
「へ?違う違う、男友達、いや、男親友の間山霧之助!霧之助はああ見えてすっごいんだよ?」
「へぇ~」
 まるで珍獣でも見ている視線を感じる。何?僕はよく出来た犬ですか?
「あ、あんまり近づくと噛み付くからね?特に女の子に」
「噛み付かないよっ!!」
「ほら!気をつけてね~?」
「あははっ、おもしろいコンビだなぁ」
 そんなやり取りを終えて部活生が帰っていく。僕は不思議に思っていたことを口にすることにした。
「……ねぇ、何で里香はこっちを手伝ってるの?」
「……」
 一瞬、そう、ほんの一瞬だけ変な間があいた。それが何故、生じてしまったのかはわからないが僕の心に聞いちゃまずかったぞと誰かがささやいていたりする。
「……さ、帰ろうか」
 そのまま流されてしまったようだ。だけど、まぁ、そっちのほうがよかったのかな?そう思えて仕方がなかったわけだけども、その後もなにやら里香が思案顔のままだったので話が弾むわけでもなく、ただ右足と左足を交互に前に出すだけで里香との残りの時間は終わりを迎えたのだった。
 ああ、最後にさよならぐらいは言ったけどね。


――――――――


「あ、もしもし雪ちゃん?」
『間山さん……電話してくるなんて珍しいですね』
「そっかな?」
『ええ、いつもわたしのほうから連絡してますからね……それでどうしたんですか?』
「あのさ、里香が変に元気がないっていうか、部活のことになると……」
『女の子のことを詮索するのはどうかと思いますよ?じゃ、きりますね』
「まっ……」
 チョ……と最後まで言えずに切れてしまった。待って!とみんなは想像しただろうが会えてマッチョといおうとしたのである、切られるのわかっていたから。
「……そうだよな、明日聞いたほうがいいに決まってる!」
 一人で叫んでさっさと夕飯の準備に取り掛かる。そうだな~たまにはみんなに電話でも……ま、今度でいいか。
P○Pの電池パックがもはや充電できなくなりました。そういうわけで、家電量販店へ……え?今回の後書きは完全な私事ですよ。本編の話はまったく触れません。そんなわけで電池パックの売られているゲーム売り場へ直行。4980円……高い。え?電池ってこんなにするの?とはまぁ、前々から知っていたので泣く泣く貯金を崩して買うことに。途中、ソフトもざっと確認しようと……嘘です、『と』から始まって『ル』で終わる四番目のあれを買ってしまいました。まだ、買うのに抵抗があるのでセーフでしょう(何がセーフかは不明)。そんでお会計に。あれなゲームなので同世代の人がいるレジは避けておばちゃんたちが雑談しているほうを選びました。その結果、『これ、つけておきますね?』そういわれて確認するとどうやらゲームの体験版。何かな~?とみたところファン○シースタポータブル2でした。『あ、製品版持ってるんでいいです』とかいえない……ついでに言うなら体験版もダウンロードしてやりまくったなんてニコニコしながら袋に入れてくれるおばちゃんには言えませんでした。笑ってください、いらないものをいらないっていえないんですよ、雨月は。と、まぁ、そんなことがありました。他は特になかったですよ?そんなわけで、今回はこのぐらいで……う~ん、最近悩むんですけど本編内容を詳しく注釈いれるのとこんなゆる~い、日記みたいなのってどっちが後書きにむいているんでしょうかねぇ?誰か教えてくれませんか?十二月十五日火曜、二十時十六分雨月。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。