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この物語の主人公は冒険者でも傭兵でもありませんが最強な設定になっています
第1話 爆死して異世界へ
僕の名前は塙山かくやま ダイ 
17歳の現在は高校2年生
部活として剣道部に所属していながら掛持ちで魔術研究会(オカルト部)の会長でもある
まあ・・・研究会会長といっても部員は僕一人だけなので事実上部員イコール会員イコール会長であるが
剣道のほうは全国大会で準優勝をした経験上、副部長になっている
成績は中の下 好きな授業は物理と化学だ
ちなみに好きな漫画は鋼の錬金術士


いつもの様に学校の研究室で実験をしていたところ・・・・・・爆発してしまった
気が付くと空中に浮いていた

「何故僕はこんなところにいるんだ?研究室で実験していたはずなのに・・・」

ふと考えていると自分の頭上から声が聞こえてきた

「あなたね・・・・・・学校を爆破する実験ってどうなの!?」
「学校を爆破?」

下を見てみると学校の研究室だった場所から黒い煙と火柱が上がっていた
そして目の前には黒いローブを着た20歳くらいの女性が浮かんでいた

「ホントだ・・・・・・ところで・・・あなたは誰ですか?」
「私?私は冥界案内人・・・所謂いわゆる、君達の言うところの死神ってところかな」
「死神? 是非研究させてください!!」
「あのね・・・・・・あなた此処にいるということは、あの爆発で死んだのよ・・・」
「死んだ?僕が?」
「そう・・・あの爆発で木っ端微塵になって死んだの・・・多分、燃え尽きて遺体も残らないでしょうね」
「そんな・・・まだ研究や実験したい事が山ほどあったのに・・・」
「あなた何回学校を爆発させる気だったの!?幸い死傷者は君一人だけだったけど・・・」
「で?僕はこれから行くのは天国?それとも地獄?」
「あなたはどうしたいの?」

死神にそう聞かれてファンタジー小説で読んだ様に異世界へ行きたいと思った

「そう・・・異世界に行きたいの・・・」
「え!?口に出してないのに・・・」
「君の今の存在は霊体だから考えただけで相手に伝わるのよ」

なるほど・・・変な事を考えないようにしないと・・・でも、この人綺麗だよな~

「褒めてくれてアリガト
それで異世界に行きたいのね分かったわ・・・ちょっと待っててね相談してみるから」

そう言って彼女(死神)は天空に顔を向けて口元を動かしている
会話をしているようにも見えるが言葉が一切聞き取れない

「話はついたわ。 異世界に送ってあげる」
「あの・・・できれば異世界に行けるなら特殊能力をもらえませんか?」
「できる事とできない事があるけど試しに言ってみて?」

よくよく考えぬいた結果・・・鋼の錬金術師に登場する両手を叩いての錬金術と小説でありがちな最強剣士の特殊能力を貰う事にした

「それぐらいなら大丈夫ね・・・不老不死の不死身の存在って言うかと思ってドキドキしちゃった」
「良いんですか!?」
「錬金術と最強剣士ね・・・その、錬金術がどういうものか知りたいんだけど良いかしら?」
「ちょっと着いてきてもらえますか?」

死神の女性を誘い学校の直ぐ近くにある自宅の自室に向かいコミックを見せる

「なるほど・・・こんなのが錬金術なんだ・・・面白そうね」
「大丈夫ですか?」
「うん、この漫画本の方法で錬金術が使えるようになれば良いのね」
「はい!よろしくお願いします」
「じゃ行くわよ、目を瞑って!」

彼女がその言葉を発した途端、僕の身体が白い光に包まれて行く・・・

「終わったわよ」
「これで錬金術が使えるようになったんですか?」
「そう最強剣士と錬金術師・・・ついでに異世界の言語機能もつけておいたわ」
「言語?」
「そうよ、言葉が通じなかったら何も出来ないでしょ?」

見た目は何も変わらないし力が強いようにも感じない・・・

「さっきも言ったけど君は今、霊体なの・・・肉体はないのよ?」
「そうでした・・・・・・・・・」
「さて、それじゃあゲートを開くわね・・・」

彼女が何も無い空間に掌を向けると黒っぽい穴のようなものが空中に現れた

「ここが入口よ・・・死なないように頑張ってね」
「はい!行って来ます!!」
「いってらっしゃ~~い」

朝の通学時のような会話をしながら僕は空中にある黒い穴の中へと飛び込んだ

「しっかりね~~死んだらまた逢いましょうね~~」

彼女は物騒な事を言いながら僕の姿が見えなくなるまで手を振ってくれていた
僕はというと此れから行きつく世界が面白い事を祈りつつ、流れに身を任せ黒き穴の中を自由落下していく・・・
一風変わった小説を書いてみました

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