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  西方派遣軍 作者:栗林
第一話,東方…
東方ロバ・アル・カリイエ


西にハルケギニア在れば東には東方あり。
この東方の人々は日々エルフとの戦いに悩まされている。
シェフィールドによればこの地の人々は非常に高い技術を持っているがエルフの技術の模倣にすぎないらしい。
しかしそれは誤りである。


確かに参考にはなっているかもしれない。
しかし彼らは努力した。それによって今やエルフ軍と互角に戦える戦力を持っている。
この物語は東方ロバ・アル・カリイエ方面での物語である。

























西で才人らが大活躍している頃、東の中でも極東にとある島国がある。
こちらの国は立憲君主主義を採用しているなどいくらかハルケギニアの国々より進んでいた。
技術も違った、鉄球を放つのが精一杯であるハルケギニアの火砲と違いこちらには近代的な火砲があった。
戦車はまだ登場してはいない、エルフの拠点に近い聖地周辺では場違いな工芸品がよく発見されエルフもそれを運用している。


ハルケギニアの人達がそれを見れないのもエルフ軍は極東戦線に兵力の大半を送っているからである。
この島国は戦車こそないが海上を走る近代的な軍艦があり敵航空兵力に対抗すべく航空機も持っている。
ただしどれも複葉固定脚機である。
しかしエルフ軍に勝った事はまだ一度もない、あと2年持つかどうか、そこでこの状況を打開すべく今宵の御前会議で重大な事が決まった。


西方ハルケギニアの国々と連帯しエルフを包囲すれば勝てるのではないか?」

「しかし陛下、陸上からのルートは大変危険な上陸軍には既に予備兵力はありません。海軍ももはや予備の艦隊しかないうえ補給拠点であるインド要塞も敵軍に攻略されそうという所、はたして西方にたどり着く事ができるのでありましょうか?」

「南郷、君ならできると信じている。インド要塞には乃木の第3軍を送る事になっているはずだ、軍も1年は持つといっている。これをやらなければいずれ帝国は滅びる。戦局打開の為にも是非とも君の海軍にやってほしい、早期終戦は私も国民も望む事。すこしでも希望を探さねばならないんだ」

「…陛下のご命令ならば……」

この国の名前は秋津州帝国。
かつてはハルケギニアの国々とも国交があった国だ。
ところがエルフが現れて以降は国交はなくなり長い戦争状態に突入した。
その過程で明治日本レベルまで近代化したがそれでもエルフ軍に対しては劣勢であった。

聖地で回収した兵器を投入してくる。
陸海軍109万人を動員したにもかかわらずこれまでに30万人が戦死、しかも負け続きであった。
同盟国はすべてエルフに屈服、最後に残った一国として最後の抵抗を見せていた。
っが天皇は国が滅びるのを許さなかった。


そこでハルケギニアの国々と協力しこの状況を打開しようとしたのだ。
その第1段階として、国の調査により場所が判明しており才人らの活躍により今活気を見せ始めてきたトリステインに向う事になった。
まだ本土に侵攻される心配はこの先2~3年はないという所を見て海軍は連合艦隊を編成し中には陸軍兵士が乗った船もある。これを『西方派遣軍』として送った。



御意見、御感想などお待ちしています。

ゼロの使い魔…とかいっときながらまだルイズとかは登場しません。
(後で登場します)

秋津州が関わるまでハルケギニアはなんら変化がない設定です。
ちなみに秋津州のモデルは見ての通り日露戦争頃の日本。
ただし航空機があったりなど違ったりはします。


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