どうも、作者です´▽`
短い話ですが、思いついたので書きやした。
つまらないかも知れませんが、どうぞ読んでやって下さい´▽`
第八十八話:間宮くんと西川先生のお悩み保健室
俺の名前は、西川三四郎。年齢は26歳、あだ名はにっしー。しょぼくれ共が通う青嵐高校で養護教諭をやっている。
ここ青嵐高校は、男子校なので、俺の大好きな女の子達は全くいない。しかも、不良校なので、俺の大好物の女性教諭も全くいない。
まさに、この世の地獄みたいな所で俺は働いている。一刻も早く辞めて、女子校で働きたいのだが、なんせこの大不況のおかげで、再就職先の女子校を見つけるのが、なかなか困難であるから、仕方なく保健室に女の子を連れ込む事で我慢している。
そんな寛大な心を持つ俺だが、最近、一つだけ、いや二つ…もう何個か分からないくらいの悩みの種に、頭を悩まされている。
今日は、この話を読んでくれている素敵なレディ方と、むさ苦しい野郎共に、その悩みの種の一部を簡潔に紹介しようと思うから聞いてくれ。
悩みの種その1
ブラコン野郎
悩みLv.☆☆
―ガラガラ―
「先生ー、体育でケガしたからバンソーコ下さいー。」
「冨樫…」
悩みの種その1は、タイミングを見計らったかのように、俺が愛しい愛しい彼女と愛を育もうする時に、いつもやってきやがる。
「擦り傷くらいで保健室くんじゃねー!!んなもん舐めとき「キャー!!ちょーイケメン!!」…リカちゃん!?」
「ねぇ!?君、名前は!?彼女は!?好きなタイプは!?てか、お姉さんと遊ばない!?」
俺の愛する25番目の彼女のリカちゃんは、悩みの種その1を見るなり目の色をかえて、俺との愛の育みをほっぽりだして、奴の所にかけていった。
(リカちゃん、上げ底ブラジャー丸出しだよ…)
「名前は、冨樫彰。彼女はいない。好きなタイプは兄貴。だから、あんたとは遊ばない。」
「え?」
(毎度毎度思うけど、冨樫は、常にブラコン丸出しだな。)
「や、やだあ~、好きなタイプがお兄ちゃんなんて冗談ちょー面白い「あ゛?冗談だと!?こちとら本気と書いてマジに決まってんだろ!!このブス!!」
「な、何よ!?ブスって失礼ね!?リカは可愛いんだから!!」
「は?可愛い?てめぇ頭湧いてんな?いいか…可愛いってのはな、うちの兄貴の事を言うんだよ!!」
「「………………。」」
((おめぇが頭湧いてんよ!!))
「も、もうあたし帰る(泣)!!」
「あ、リカちゃん!?」
「二度と来んなブス!!」
と、このように毎回俺の彼女を泣かせて追い出して行くのだ。
本当に止めてもらいたい。
注意したいのだが、話を聞いていく内に、悩みの種その1の兄貴が、あの『三中の冨樫』だった、という事に行き着いたので、しなくて正解だった。
俺もまだ、女の子とお別れしたくはないしな。
そんなこんなで、悩みの種その1の話はこれで終わりだ。
悩みの種その2と3
ナルシストと熊五郎
悩みLv.☆☆☆
―ガラガラ―
「西川!!例のアレ!!早く!!」
「へいへい…」
ここ青嵐高校には、二人のキング・オブ・ナルシストが存在する。一人は2年B組の悪魔の片割れ花木涼。そして、残る一人は花木の従兄弟で、冒頭の台詞を喋った青嵐高校音楽教諭の東端望こと悩みの種その2だ。
「また、花木にやられたのか?顔の右半分が真っ黒だぞ?」
「う、うるさい!!こ、これはやられたんじゃない…そう、たまたまだ!!」
(何がどうしたら、たまたま顔の右半分が真っ黒になるんだよ…)
どちらが美の頂点に立っているかどうかで、毎日のように花木に喧嘩を仕掛けるが、これまた毎日返り討ちにあって、保健室に『例のアレ』を求めてやってくる。
『例のアレ』とは、悩みの種その2に頼まれて、俺が作った秘薬で、油性マジック、ペンキ、墨汁が一瞬にして落とせる優れものなのだ。
「クソっ…涼のブスが!!ピアノに大量のイカを詰め込みやがって!!」
(…その顔のは、イカスミだったんだな…)
「俺の、この、美しい、顔の敵は、必ずとってやるからな!!」
(その台詞何百回目だよ…)
「おのれ~!!花木めッ!!毎度毎度東端先生の美しい顔にッ~!!東端先生、ここは二人の愛のち「毎度毎度付け回すんじゃねぇよ!!熊野郎!!」…ガハッ!!」
(うわぁ…ありゃ、顎逝ったな)
悩みの種その2が、保健室にやってくると、必ず一緒(勝手)についてくるのが、悩みの種その3。
コイツは、青嵐高校体育教諭という名目のストーカー(東端限定)兼熊五郎だ。
どうやら東端に惚れてるらしいが、女の子大好きな俺には考えられん。確かに綺麗な顔をしているが、所詮は野郎…考えただけで反吐がでる。てか、こんな性根の腐ったやつ、例え女の子でもごめんだ。
と、まぁ…悩みの種その3の登場で、その2は、さっさと殴って保健室から退散してくれるので、その点では感謝している。
これで、悩みの種その2と3の話は終わりだ。
悩みの種その4
ウザシスト
悩みLv.☆☆☆☆☆☆☆☆
―ガラガラ―
「地~味~男くん?」
3限目と4限目の休み時間に、必ずソイツはやってくる。
「足利なら、いねーぞ?」
「何だ…ここだと思ったのに。三四郎、地味男くんが来たらちゃんと引き止めとくんだよ?じゃあね」
―ピシャーン!!―
「三四郎って呼ぶんじゃねぇ!?」
悩みの種その4は、ナルシストにウザイが加わったウザシストで、俺に対する禁句ワード(三四郎と呼ぶこと)をワザと言う、世間一般でいう嫌がらせと言うものをする為だけに、何かと理由をつけては保健室にやってきて、帰っていく。本当にウザイ奴だ。
悩みの種その5
凶暴馬鹿
悩みLv.☆☆☆☆☆☆☆☆
―ガシャーン!!―
「…コラァ!!パシリ!!てめぇ、此処に隠れてんの分かってんだぞ!?」
悩みの種その5は、毎回毎回、来る度に保健室のドアを蹴破ってくる。
「………、」
「………。」
「パシリ!!どこだ~!?」
もう、コイツに関しては、何も言わない事にしている。馬鹿だから、直ぐに殴りかかってくるからな。こういう奴は無視に限る。無視だ、無「無視してねーで答えろ!!このタコ助が!!」
バチコーン!!
「痛っ!?てめぇ、先生に何しやがる!?」
「うるせぇ、てめぇが俺の質問を無視するからだろうが?カスが!!」
(耐えろ…俺、手出したら確実に負ける!!)
目覚めた時、病院の天井なんて事は二度とごめんだからな。俺はコイツと違って賢いから、過ちは二度と起こさないのだ。
「あ、足利なら…何か修行するって、アメリカの方に走ってたよ」
「何!?パシリの奴、俺様のジュースを買わずに、ナメた真似しやがって!?」
確実に嘘だと分かる事を言ったとしても、悩みの種その5は、果てしない馬鹿だから直ぐ信用する。
(確か…昨日は、ドミニカ共和国、そのまた昨日は、トンガ王国だったか…、本当に馬鹿だなコイツ。)
結構な悩みの種、その4とその5を遥かに凌駕する、キングオブ悩みの種…その6。ソイツは、昼休みにコッソリと、いつも流血しながら現れる。
悩みの種その6
何の取り柄もない平凡
悩みLv.☆☆☆☆☆☆☆…∞
―ガラガラ―
「せ、先生…ば、バファリンを…く、下さい…」
「足利、流血はバファリンじゃ治んねーよ。」
恐らく(いや、絶対に)悩みの種その4とその5にやられたであろう悩みの種その6は、何故か、いつもバファリンを求めてやってくる。
「な、何を、言ってる…んですか、せ、んせ…ば、バファリン…は、半分が優しさで、出、来て…るんですよ…?」
「だから、どうした?てめぇの頭は、脳みそじゃなくて全部ゼリーで出来てんよ。」
いくら優しさに飢えてるからと言って、それをバファリンで補おうとするとは…何とも哀れな奴である。そんな哀れな何の取り柄もない平凡地味野郎の、悩みの種その6が、なぜ、悩みの種その4とその5を遥かに凌駕するかと言うと、その答えは、あと5分もしないうちに分かるだろう。
「おい!?俺の時だけボロカスに、言い過ぎだろ!!?」
「おら、アロエ塗ってやるからさっさと帰れ!!」
「なんて原始的な!?てか、もっと何かあるでしょ!?ちゃんと治療して下さい!!」
「うるせー、本来俺は男は診ねぇ主義なんだぞ?それを、わざわざお前みたいな何の取り柄もない平凡地味野郎に、アロエを施してやってるってのに…、本当に頭ん中ゼリーで出来てんじゃねぇの?こりゃ検査が必要だな…つー訳で、病院行け。俺は、今から32番目の彼女の朝美ちゃんとデートに行く。」
「頭ん中ゼリーはてめぇだよ!?何なの!?あんた保険医じゃないの!?生徒が血だらけなのに、治療もしないでデートってなんだよ!?しかも、彼女多いな!!」
「あぁ~っ、もう!!うぜーな!!お前が此処に来るとなァ~必ずお前に止め刺しに、悩みのた「ガシャーン!!」
「パシリ!!待てコラァ!!」
「大人しく俺たちの餌食になりなよ!!」
「…その4と5が来るんだよ…」
「ひ、ヒヒィ!?み、見つかった!?」
「いや、そりゃ見つかるだろうよ。てか、何でお前見つかるの分かってて此処に来るの?ねぇ?それワザとなのか?」
悩みの種その6の行動パターン(一通り逃げ回ったら、バファリンを求めて、最終的に保健室にやってくる事)を知り尽くしている悩みの種その4と5は、毎回、4分44秒後に、やっぱり入り口を壊しながらやってくる。
「よくも、この俺様をコケにしてくれたなァ?あぁ゛!?」
「ち、違っ…あれは、俺じゃなくて、花木く…」
「「問答無用!!」」
「ぎゃあぁぁあぁ!?」
こうして、(諸悪の根源、悩みの種その4のせいで)悩みの種その6は、その5にボコボコのギタギタにやられて保健室から引きずり出されて消えて行くのだった。
その悩みの種その6の姿を見ていると、何だかいたたまれない気分にはなるが、どうでもいいっちゃあどうでもいいので、やっぱり俺は、32番目の愛すべき彼女の朝美ちゃんとデートに行こうと思うのだった。
しかし、その前に、この戦場跡と化した保健室の掃除を、悩みの種その4~6の担任の、悩みの種その7に責任をもって片付けささなければ俺の気が済まないので、今から職員室に行ってこよう。
つー訳で、ここまで俺の悩みを読んでくれた、素敵なレディとむさ苦しい野郎共、本当に感謝する。次回、もし、また、作者の気まぐれでこの話の続きがあるなら、その時は、また、よろしく。
おわり
いつも、ありがとうございます´▽`
いかがでしたか?
この続編は、また思いついたら書きたいなァと、思ってます
ちなみに、悩みの種その7はこげぱんです´▽`
特に何もなかったので、7の話は書きませんでした(笑)
次こそは、花木くんのストーカー話を書きたいと思っているのですが、なかなかアイデアが思いつきません´▽`
長編になるか短編になるかも決まってないし、出来るまでに何ヶ月かかるか…
出来るだけ、早く書けるように頑張ります!!
また、出来たら読んでやって下さい´▽`
それでは
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。