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どうも´▽`
深夜の更新申し訳ないです

前回言っていた、バレンタイン大作戦のアナザーストリーが纏まったので、忘れない内に書きました´▽`


くだらない話ですが、読んでやって下さい。


主役は、もちろんあのお方!!

それでは、スタートです
第六十八話:間宮くんともう一つのバレンタイン大作戦!!
明日は、バレンタイン。
しかし、2月14日は、生憎土曜日で学校が休みになってしまう。だから、2月13日の今日、朝から学校に着くと同時に女の子達は、意中の男子には本命を、そこらのテキトーな男子にはお返し目当ての義理チョコを配る。全国の学校で、そんなやり取りが繰り返される中、ここ、龍神高校もその中の一つで…





















『岬先輩!!これ…チョコレート、受け取って下さい!!』

『岬くん!!あたしのチョコを受け取って!!』

『はぁ?岬は、あたしのチョコを受け取るのよ!!ね?』


「悪いけど、俺チョコレート嫌いだから。」






と、まぁ…彼のように一度はこういう台詞を言ってみたいものですが…実際は、











『『『カッコイイ〜!!やっぱり岬(くん・先輩)は最高!!』』』




























「ケッ…何が最高や!!あんなん只のムッツリやっちゅーねん!!」



と、彼のように僻む男子ばかりなのでした。



「って、ちょっと待てナレーター!!今のどういう意味や!!べ、別に僻んでなんかあれへんで!?う、羨ましいなぁ〜なんて、思ってへんからな!!」



「おい、夏輝…何一人でブツブツ言ってんだ?気持ち悪い」

「はっ、どうせ俺はホワイトデーのお返し目当てのチョコさえも、貰われへん、しゃばい男ですよ〜だ!モテモテの季春くんとは違いますよ〜だ!」



そう吐き捨てて、机に突っ伏すこの男、龍神高校2年、自称、愛の戦士こと、青葉夏輝。



「おいおい…謙遜は、やめろよ、夏輝。お前のロッカー、チョコでいっぱいじゃねぇの」


と、鼻で笑い、どこか小馬鹿にしたようなこの男は、同じく龍神高校2年、通称、ドS様こと、岬季春。



「羨ましいぜ〜俺もあんなにチョコレート貰ってみたいぜ、今回ばかりは夏輝に負けちまったな」
(棒読み)

「嘘つけー!?心にもないことぬかすな!!めちゃくちゃ棒読みやないか!!全然、羨ましいとか思ってへんやろ!?あぁ、そうやな!!だって、あのロッカーに入ってるチョコレートは、みんな男からのやもんな!!」



そう、夏輝くんのロッカーに入っている溢れんばかりのチョコレートの山。…あれは、夏輝くんをボスとして慕う、龍神高校の男子生徒からのプレゼントでした。



「バレンタインにチョコ貰って何が不満なんだ?よかったじゃないか、」

「全然、不満だらけなんですけど!?全然、よくないんですけど!?男から貰って何が嬉しいねん!!気ぃ使われてんのが丸分かりー!!俺、めっちゃダサイやんけー!!」



夏輝くんが、バレンタインに女の子から、一切チョコレートを貰えないのは想定内なので、舎弟の皆さんが、気を利かせてチョコをくれたのでした。


「はっ、俺なんか女にしか貰ったことないから、逆に羨ましいぜ〜?」

「お前って、本間にイヤミなやっちゃな。イヤミ大将軍やで?」



夏輝くんは、男前な性格から同性に慕われ、異性には引かれます(笑)。逆に季春くんは、甘いマスクで異性には最大級にモテて、同性には最大限に嫌われていました。



「あぁ、クソ!!俺も女の子からチョコ欲しい〜!可愛くラッピングされた、手作りチョコが欲しい〜!!…でも、一番欲しいんは、大勢のチョコよりも、大好きなあの子の一個…」



と、頬を赤く染める夏輝くんを見て、



「キモッ、シネ」



と、暴言を吐く季春くんでした。



「死ねってなんやねん!?死ねって!?」

「そのままの意味だよ」

「んやと、コラァ!?表に出ぇ!!相手したるわ!!」


怒り爆発の夏輝が、季春くんにそう言いましたが、



『『岬先輩!!』』



季春くんは夏輝くんを無視して、本日、23回目の女の子の呼び出しに、応える為に、教室を後にするのでした。





















「…あんな奴、ジェイソンに襲われたらええんや…」


















夏輝くんは、『だいたい何で13日の金曜日にはっぴぃバレンタインとかすんねや!!これから、怖がらさなアカン、ジェイソンの気持ちとか考えたれよ!!』と、訳分からない事を言いながら、深い悲しみが込み上げてくるのを我慢し、目から零れ落ちる雫を隠すように、そっと机に伏せるのでした。



(あぁ〜優ちゃんのチョコ欲しかったなぁ…)



夏輝くんの脳裏に浮かんだのは、愛してやまない大好きな優ちゃんでした。


(優ちゃん、やっぱり間宮にチョコあげんねやろな…)



夏輝くんは、愛しの優ちゃんが、憎き間宮くんに恋してる事を知っています。



(はぁ…こんな不毛な恋して、俺、何が楽しんやろ…夏ちゃん、諦めた方がええんやろか…どうせチョコレートも貰われへんし…)



夏輝くんは、そう考えると、とても落ち込んでしまいました。優ちゃんは、少々(?)凶暴で、たまに男っぽい口調になるけど、それは元気があってえぇことやん…って、彼氏でもないのに何言うてんねーん!!と、一人で、心の中で突っ込みました。



(あぁ〜、ウジウジ考えるな、夏ちゃん!!考えても、始まれへんやんけ!!それより行動あるのみや!)


そして、ある決意をしました。



(今日、優ちゃんの学校に行ってチョコレート貰われへんかったら、綺麗サッパリ諦めよう!!うん、ナイスアイデアやで夏ちゃん!!)



と、優ちゃんがチョコレートを持っているかも分からないのに、一人勝手に決める夏輝くんでした。



時刻を同じくして、浦沢高校、家庭科室では、何やら甘い〜匂いが…



























「ん〜、チョコレートを造るのって、難しいですわね?なかなか思うモノが出来ませんわ…」



いそいそとチョコレート造りに励む優ちゃんの姿がありました。



「よし、何とか一通りは終わったと…最後の仕上げに、優ちゃん特製愛情たっぷりエキスを…ドバ〜っと、いれちゃえ☆」

なぜ、学校の家庭科室でチョコレートを造っているかと言うと、彼女曰わく『お家で造っては、お兄様にバレてしまいますから』だ、そうだ。それにしても、最後に入れたあの謎の液体…本当に大丈夫なのだろうか?



「フフッ…後は冷やして固めるだけ♪間宮様と足利さんと…あら?私とした事が、一つ余分に造ってしまいましたわ…どうしましょう…お兄様は甘いモノ苦手だし、私もダイエット中だし…あ、そうだわ!!あの人に差し上げましょ☆」



果たして、優ちゃんが言うあの人とは?



『あれ?あの制服って龍神じゃない?』

『ホント…うちに何の用かしら?』


(あぁ〜めっちゃ見られてる…てか、めっちゃ緊張すんな…優ちゃんまだかな?)



隣街に住む夏輝くんは、一足先に学校を早退し、優ちゃんの通う浦沢高校に来ていました。



(もし、今日、優ちゃんからチョコを貰われへんかったら…俺は、)



目を閉じ、はやる心を落ち着かせようと、深く深呼吸する夏輝くんの耳に、聞き覚えのある声が入ってきました。



「ご機嫌よう、また月曜日に…」

(ゆ、優ちゃん!!)



夏輝くん曰わく、愛しい愛しい『マイ☆すうぃーとエンジェル』の、優ちゃんがこちらに向かって歩いてきました。



「…ん?」

「あ、あの!!ゆ、優ちゃん!!」

「あら…」



夏輝くんは、緊張のあまり声が裏返ってしまいました。

(か、カッコ悪〜何してんねん!!俺、…落ちつけ!!)「優ちゃん、ひ、久しぶり。相変わらず綺麗やな…」

「ありがとうございます。」

「じ、じつは、俺…優ちゃんに用があって…」
(大丈夫…頑張れ夏ちゃん…)



「あ、あのバレ
「ちょうど良かったですわ〜私も、あなたに用がありましたの」…えっ?」

「これ、ただ単に余った何の意味も持さない『義理』チョコですけど、よろしかったらどうぞ。」


端から聞けば、『お前には全然興味ねぇけど、チョコ無駄にすんのも勿体ねぇし、仕方ねぇからやるよ。』とも、聞こえる言い方で優ちゃんは夏輝くんにチョコを差し出しました。



「ゆ、優ちゃんが、俺にチョコを…」


しかし、そんな言葉は一切耳に入ってこず、ただ単に優ちゃんがチョコをくれた事にあ然としている夏輝くんでした。



「優ちゃん…チョコ…」

「あの?大丈夫…じゃないですわね、それよりもチョコいりますの?いりませんの?」

「い、いる!!いります!!貰います!!愛してます!!」



なかなかチョコを受け取らない夏輝くんに、痺れを切らした優ちゃんがそう言うと、慌てて夏輝くんがチョコを受け取りました。そして、さり気なく告白しました。



「よかった、じゃあ私はこれで。それと、私は愛してませんから。死ね」



そう言うと、優ちゃんはさっさと帰っていきました。そして、さり気なく夏輝くんは降られました。



こうして、夏輝くんのバレンタイン大作戦は見事に有終の美を飾ったのでした。



「ゆ、優ちゃんのチョコレート…よっしゃー!!」
(これで、まだ優ちゃんを諦めんでいれる!!は、そうや!!アホ季春に自慢してやろ!!悔しがるやろな〜)



相棒の悔しがる顔を想像しながら、優ちゃんから貰ったチョコを写メに撮り、メールを送りました。


ピロー♪


「お、返ってきた!…ん何々〜」


速攻で返ってきたメールには、ただ一言『シネ』と書かれていただけでした。



(フッ…フ、季春、今の俺は寛大やねん、そんなんでキレたりせぇへんねや。大人やで〜夏ちゃんは)


彼の暴言も、今は笑って(引きつって)許せる、心が空より広い夏輝くんでした。



「…季春のアホはほっといて、そんな事よりや、」



と、貰ったチョコを見つめる夏輝くん。


「家へ帰るまでのお楽しみって思ったけど…いいよな?一個ぐらい…」



女の子、しかも好きな子からチョコレートを貰った事のない夏輝くんは、我慢が出来ずに、チョコレートを一粒口に入れました。



もぐもぐ…
「………うっ!!」



ピキー!!…例えるならそんな音、その音が全身をかけ抜けた瞬間、夏輝くんは、口から泡を吹いて倒れてしまいました。

『救急車ー!!誰か、救急車を!!』『えっ?これ死んだの?』『てか、何で倒れたの?』と、様々な声が飛び交う中、夏輝くんは、意識不明で駆けつけた救急車で病院に搬送されました。
























そして、医師の懸命な治療のおかげで、何とか一命を取り留め、今は、入院生活を送っています。


「…夕日が目に染みるぜ…」



そう言いながら目には光るものが…そして、病室の窓から一人夕日を眺めていると…



ピーポーピーポー



救急車のサイレンの音が聞こえてきました。
…どうやら急患が運ばれてきたようです。
急患隊員が、頻りに看護師さんへ患者の容態を伝えているのが分かります。チョコ…倒れた…意識不明…パシリ…殺す…と、途切れ途切れではありますが、どこか聞き覚えの、二度と聞きたくない単語が聞こえてきました。その様子を見ながら夏輝くんは、『あの患者さんが助かりますように』と、夜空に輝く一番星に、そっと願いを込めました。





















そして、その一時間後、同じ症状で、また一人の患者が運ばれてくるのでした。



彼らが病院で出会すまで、あと48時間。

おわり

ありがとうございました。いかがでしたか?

くだらない話だったでしょ?読んで笑ってくれたらそれで幸せです。


これで、バレンタインは終わりになります★次からは、RPGだ!!けど、全然決まってない…いつになるやら。
もしかしたら、しばらく更新途絶えるかもです。

いい案が浮かんだらいいなぁ…そしたら、速攻書いて載せますね´▽`


それじゃあ、皆さん
バレンタインは2日後ですが、はっぴぃな日を送って下さいねぇ


それでは、バイバーイ


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