はい、どうも´▽`
いつも、このどうしようもない駄文を読んで頂き、ありがとうございます。
これから、始まる話は、哀れな教育実習生の話です。長編になりそうな匂いがプンプンしますが、頑張って書きたいと思ってます。
それでは、どうぞ☆
第四十八話:間宮くんと地獄の教育実習(始まり)
俺の名前は、瀬戸翔太。
現在、大学4年生。
大学の中じゃちょっとした有名人で、あだ名はベッカム。
え?何でベッカムかって?それは、俺の髪型が未だにベッカムヘアーだから。
いや、俺だって変えたいよ?正直、もうベッカムヘアーはないわ〜って思ってるよ?
…けど、変えるチャンスと言うか…タイミングを失ったと言うか…
だって、あれじゃん!?
急にベッカムヘアーからロナウジーニョの髪型にしたら、『あれ?あいつミーハーじゃね?』って大学内で噂されるだろ〜?俺、嫌だし!俺、こう見えても極度のシャイだから嘘の的になんてなったら恥ずかしくて大学行けねーよ!!
…だから、こうして今も、一人ベッカムヘアーで頑張ってんだよ。
で、そんな俺なんだけど、めんどくさいことに、教育実習なんつーもんがやってきた。
まぁ、確かに俺も4年だし、そろそろ身の振り方について、真剣に考えるべきだと思うけどさ…別に教師になりたくて大学入ったわけじゃねぇしな…
たまたま入ったとこが、教大だった訳で…
ぶっちゃけ、どうでもいいんだよな。
けど、一応行かなきゃ話になんねーし…
あぁ〜こんな事なら、教大なんて入るんじゃなかったよ。
しかも、実習先の学校が男子校って…
ありえねーんですけど。
共学ならまだしも、男子校って…何でむさ苦しい野郎の顔みて、一週間も過ごさなきゃいけねーんだよ。何の罰ゲームだよ!!余計にやる気無くすわ!!
はぁ…ま、心の中で何やかんやと喋ってても始まんねーよな。
だって、もう校門の前に立ってるしな、俺。
「ん?あそこにいるの誰だろ?」
(チッ…このまま、バックレようかな〜って、そんな勇気俺にはないか(泣))
「おはよう、地味男くん。何してるのさ?」
「あ、おはよう。花木くん…いや、実はさ…」
「こらぁ!!間宮ァ!!」
「えっ何!」
「何の騒ぎだい?」
「あんだよ?」
「また、教頭先生の車のフロントガラスを割っただろ!!」
「あぁ!?しらねぇよ!?テキトー事言ってるとぶっ殺すぞ!!」
「な、教師に向かって"殺す"とは何だ!!」
「てめぇが、いきなり来て訳わかんねぇ事いいやがるからだろうが?」
「お前がやったって分かってるんだぞ!証拠だってある!!ボンネットにプロレスのリングシューズの跡がついてた!この学校でリングシューズを履いて登校するのはお前だけだからな!!言い逃れは出来んぞ!!」
「だ・か・ら、何回も言わすんじゃねぇよ?俺はやってねぇ!!確かに、リングシューズは履いてたが、なんで、俺が教頭のフロントガラス割らなきゃいけねーんだよ。」
「なら、聞くがお前はそのリングシューズを履いて昨日何をしていた!!」
「昨日…?」
「フン!!答えられるものなら答えてみろ!!」
「ちょっ、ま、間宮くん!!何やってんの朝から!!」
「黒井先生…ちょうどよかった。また、教頭先生のフロントガラスが割られてましてね〜今、間宮に吐かせてるとこですよ」
「えっ!?また、間宮くん割ったの!?今月に入ってもう4回だよ!?」
「あ゛!?俺はやってねぇ!!こげぱん、てめぇどっちの味方だコラァ?」
「ヒィィ!!ご、ごめんね!!やっていよね!!」
おいおい…実習初日から問題発生かよ。
どうなってんだ?この学校は。
しかも、あの担任、生徒ごときにペコペコして…
それでも先生かぁ?
それにしても、あの生徒…あんな髪の色とあんな格好して、疑われない方が無理だっての。
本当に、やってなかったとしても、あれじゃ信じてもらえないだろ。
「ほら早く昨日の行動を言え!!」
「み、南山先生落ち着いて!!」
「昨日は、朝に行きつけのプロレスショップから電話がかかってきて、注文してたリングシューズが出来たから取りに来いって、電話口で偉そうに喋りやがったから、教育してやろうと思って沈めるついでに、店に取りに行って…」
「それで、間宮くん昨日遅刻してきたの!?そんなの放課後行けばいいじゃん!?」
「黒井先生静かに!それで?」
「思った以上に、出来が良かったからテンションが上がって、リングシューズの試し履きを学校でやった。」
「どこで、やったんだ!!」
「あぁ?どこって…教室。」
「どういう風に?」
「チッ…何だよ、てめぇは?どういう風にって…」
「まず、ドロップキックの感触を確かめようと、あらかじめ用意していたサンドバッグにひたすらドロップキックしてたら、加減するの忘れてそのまま砂が飛び散って、あたり一面砂だらけになった。」
「あれ間宮くんの仕業!?先生、ビックリしちゃったよ!!教室入ったら砂だらけだったから!!」
「で、軽く走りも確かめねぇとって思って走ってたら、途中ですげぇエルボーがやりたくなって…で、パシリにかけようと思ったけど、あいつが避けやがったから、勢い余ってそこらに飾ってあった皿みたいなの割っちまった。」
「あれも間宮くん!?先生が、この前の遠足で一生懸命作った『目指せ!!熱いクラス』って書いたお皿割ったの間宮くんだったの!?先生、イジメかと思ったよ〜クラスのみんなに嫌われてるのかと思ったよ〜良かった。いや、良くないけど良かった〜犯人が間宮くんで。」
「悪かったな。それで、その後、コーナーポストから飛んだ感触も試さなきゃって思って、けど、流石の俺様でもコーナーポストは用意してなかったから、仕方なく窓から飛び降りる事にしたんだよ。」
「いやいや、仕方なくないから!!何でコーナーポストがなかったら窓から飛び降りるに繋がるの!?危ないでしょ!?怪我したらどうするの!!よい子も悪い子も普通の子も絶対に真似しないでね!!」
「窓の下見たら、車が止まってたし、これなら行けると思って飛んだ。」
「えっ!?先生の事無視!?」
「それで、着地した時にフロントとボンネットにちょうど良い感じに着地出来たから満足してそのまま帰った。」
「み、南山先生…昨日、教頭先生はどこに車を?」
「昨日は、駐車場を整備していたので、運動場に停めなければいけなかったんですが、昨日出張帰りだった教頭は知らずに、いつものクセでそのまま正面玄関の横に停めたそうです!つまり、ちょうど2Bの下になりますね。」
「ま、間宮くん!!やっぱり犯人は、間宮くんだよ!!悪気は無かったんだよね!?今なら教頭先生も許してくれるよ!!だから謝りに行こう?先生も着いてってあげるからさ!!」
「あぁ!?だから何で俺なんだよ?俺はやってねぇー!!」
「いやいや、『やってねぇー!!』とかじゃ済まされないから!!実際にやっちゃってるから!!分かるよ、間宮くんの気持ちは?先生すげぇ分かるよ?『知らない間にナンチャララ〜!!』って事、多々あるよね?それだよね?だから、謝りに行こうよ!!」
「まぁ…最早『知らない』では、通らないと思うがな。間宮ァ!!今度こそお前は退学だ!!」
「そんな!!南山先生…退学は重すぎるんでは!!」
「黒井先生…退学でもまだ軽いくらいですよ?どうするんですか?教頭先生は、今月に入ってもう4回もの被害に遭われてるんですよ!?今日入れたら5回ですよ!?それを退学と言わずしてなんと言うんですか!!」
「花木くん!!どうしよう間宮くん退学だって!!心配だよ!!」
「君、鏡見てみな?言ってることと全然違うから。ものっ凄い笑顔だから。」
おいおい!何だよ、あの生徒!!明らかにやってるのに何で気づかないんだよ!!
つーか、学校で何やってんだよ!!何でリングシューズの感触確かめてんだよ!!
「ほ、ほら、間宮くん行くよ!!」
「今日と云う今日は、逃がさんからな!!」
「俺に触んな!!」
「今ならまだ間に合うから〜」
「無理ですよ?諦めが悪いですね〜黒井先生も?」
「だから、俺に触んな!!服が伸びるだろうが!!」
「諦めませんよ!!うちのクラスには、腐ったミカンは誰一人としていないんです!!だから、俺は…
「触んなつってんだろうが!!」…ヘブシッ!!」
「く、黒井先生!?間宮ァ…先生に手をあげるとはっ!!」
「うるせぇよ。触んな!つってんのに離さねーこげぱんが悪い。悪い事をしたら罰を受ける。=殴られる。これは、当然の事だ。」
「お前が言うなよ!!」
「全くだね。」
「さぁて…次は…」
ボキボキッ
「な、何だその目は!?な、殴るのか!?俺はお前に触ってなんかいない
「てめぇは、ムカつく。だから殴らせろ」
ゴーン!!
「グハッ!!」
「あぁ〜スッキリした。さ、教室にでも行くか。つーか、マジうぜぇ…マジ朝から気分悪ぃ…死ね!って、もう死んでるか!!ギャハハハ!!」
キンコーン♪カンコーン
「あ、チャイム」
「俺たちも教室に行かなきゃ」
「そうだね」
な、何なんだよ!!あの生徒!!あれどうみたって校内暴力事件じゃねぇか!!何で皆、助けねーんだよ!!つーか、何で皆、普通に登校してんだよ!!
あれ?俺…もしかして、とんでもねぇとこに来ちまったんじゃ!?
俺…こんな学校で、一週間もやってけんのかよ!!
お、落ち着け…大丈夫だ。だって、アレだもん。アイツに関わらなきゃいいんだもんな!!
一週間って長そうに見えて実は短いから、そうそう関わらないよねー!!
よ、よし!!頑張れ俺!!大丈夫だ!!
あの生徒の名前は"間宮"ちゃんと覚えたぞ!!名前も顔も!!
だから、アイツが来ても大丈夫!!
ちゃんと対処できる!!
「あ、そう言えば今日うちのクラスに教育実習生がくるらしいよ。花木くん知ってた?」
「全くもって興味のない話だね。」
「俺は不安と心配で今から頭が痛いよ。」
こうして吸い寄せられるように、また一人ここに不運の持ち主がやって来た。
その名は、瀬戸翔太。
これから彼を待ち受けているのは、彼の予想を遥かに超えた教育実習生活。果たして、彼は耐えぬく事が出来るのだろうか!?
かくして彼の地獄の一週間が本鈴のチャイムと共に始まりの鐘を告げた。
つづく。
ここまで、読んで頂いてありがとうございました。
いやぁ…また一人不運なのが現れましたね。彼は一体この後どうなっていくんでしょうか!?
それは、作者も分かりません(笑)
とりあえず考えているのは、5編構成なんですが、もしかしたら減るかもしれないし増えるかも…また、途中で断念するかも…
とにかく頑張って書きたいので、皆様温かい目で見てやって下さい´▽`
それでは☆
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