なんとか、2/14が終わるまでに更新できました。ギリギリだった…
それでは、後編をお楽しみ下さい☆
第三話:間宮くんと涙のバレンタイン(後編)
(今日は、美紀ちゃんとデート(´▽`)待ちに待ったデート!!あと、1時間で学校も終わるし、そしたら速攻で宝杏に行かなきゃ☆
ん…今日って?
「あぁー!!」
「誰だ!!授業中に大声出してるヤツは?!うるせぇぞ?!」
(や、ヤバイ!!)
「先生…足利くんです」
「足利?…あ、あぁ…足利だったのか!悪かったな!大声出して!!先生の方がうるさいよな!!」
「そっすよ!先生の方がうるさいっすよ!!」
『アハハハ!!』
クラスメイトと先生の空笑いが胸に刺さった。
みんな、間宮くんが怖いから、誰も俺を怒ったりしない。
(別に、言ったりしなのに…っていうか、言ったところで俺の為に動くようなヤツじゃないっての;)
逆に、『そんなのぶっ飛ばしてこい!!』って、こっちが殴られるっての!!
まぁ、どうでもいいけど。
そんなことより、今日は、2月14日バレンタインの日じゃん!!
(今まで、そんなイベント無意味だった俺だったからすっかり忘れてたよ;…こんな日に、美紀ちゃんとデート(´▽`)もしかして、これは、運命かもしれない!!)
『助けてもらった時から、気になってました。私と付き合って下さい!!』
(なんて、言われたらどうしようO(≧∇≦)O嬉し過ぎて死んじゃうよ〜!!)
なんて…
世の中そんなに上手く行くわけないよね…
だって…
一番の心配が今日は姿をあらわしてないんだから!!
停学になったとしても、学校に来そうな間宮くんが、来てないっておかし過ぎる
…まさか!来る途中に事故にあって重傷とか?!
…ないない。殺しても死なないよ!ヤツは!!逆に、運転主相手にコブラツイストかけてるよ。
(最強への道の旅にでも出たかな?なんか、この前そんなこと言ってたし。だとしたら、二度と帰ってきてほしくないね〜大歓迎だよ。俺は!)
とにかく、ヤツの事は忘れよう…今日の事はバレてないんだから大丈夫!!
「すっかり遅くなっちゃった!!ったく、HR長いんだよ!!美紀ちゃん怒って帰ったんじゃ…」
「あ、足利さん!!」
(いた〜(´▽`)俺のマイすうぃーと☆エンジェル!!)
「おまたせ!ごめんね遅れちゃって!!」
「いいえ、全然平気です!」
「HRが長くてさ〜待ちくたびれたでしょ?」
「そんなことないですよ。足利さんのお友達とお話してたし。」
「そっか!よかっ…」(ん?友達…?)
「あ、あの人です!」
俺は、嫌な予感がした。
「足利さん来ましたよ!!」
恐る恐るふりかえってみた…
そこには、凶悪の笑みを浮かべた悪魔が立っていた。
「ななな、なんで間宮くんがここに?!」
(バレるはずないのに!!)
「気にするな、たまたまだ!!」
絶対、嘘だ!!あんな顔して『たまたま』なわけねぇーだろうが!!
ヤツは、最初から知ってたんだ…いったい何時だ?何時ヤツに知れた?!だって、あそこには俺と美紀ちゃんしか………まさか?!
「あの、間宮くん…」
「あ?」
「つかぬ事をお聞きしますけど、昨日の合コ
「え?死にたいって?」
「すいませんでした!!」
(やっぱりだ…
ヤツが、昨日合コンで、問題を起こして、そのままお開きになったんだ!!それで、どこかで俺を見掛け、後をつけて会話を盗み聞きしてたんだ!!)
(このままじゃいけない!!ヤツは、邪魔する気満々だ!!
アイツがいたんじゃ、楽しむどころじゃねぇー!!
地獄が待ってるぜ!!…なんとか手を打たなければ…)
「間宮くん、ちょっと…」
「あんだよ?」
「この前、家に来た時最新のゲームが欲しいって言ってたよね?」
「それが、なんだよ?」
「僕、買ってあげるよ!」
「マジか?そいつはラッキーだな!!」
「だからさ…」
「あ?」
「お願い!!この事は見逃して!!」
「おいおい…そんなことかよ!俺は、ここに来たのは、たまたまだって言ってんだろ?それに、恋路を邪魔をするほどヤボじゃねぇよ!!」
(ま、間宮様〜!!)
「ほら、行ってやれよ?彼女待たしてんぞ?」
「うん!ありがと!!」
やっぱり、アイツも人間なんだ!!悪いところだらけじゃないんだ!!
「じゃあ、行こうか?」
「はい。」
ありがとう…間宮くん!今まで、散々悪く言ってごめんね!!
「フッ…甘いな。」
「じゃあ、どっか店にでも…」
「実は、足利さんに一緒に来て欲しいところがあるんですν」
「俺に?」
「はい。ダメですか?」
「ダメじゃないよ!全然OK!!さぁ、行こう!!」
「はい…」
可愛いなぁν
「ねぇ、美紀ちゃんてどんな人がタイプ?」
「そうですね…背が高くて・強くて・優しくて・かっこいい人かなν」
(|||__ __)/全然ダメだ…何一つ当てはまらないよ…
やっぱり、俺ってショボくてダサイ地味野郎だ…
「あ、着いたよ?」
「ん?ここって…」
『○×建設工事中ビル』…なんでこんなところに??
「さ、ついて来て!!」
「え!ちょっ、美紀ちゃん??」
「誰もいないところで、お話したいの…ダメ?」
う、上目遣いで見る美紀ちゃんも可愛いO(≧∇≦)O
(誰もいないところって…まさか!!いや、ちょっと待てよ時宗!そんなことあるわけないじゃん!!時宗!!まぁ、でも、せっかくだし…行かないってわけにもいかないよね♪って事で、
「行きましょう!!」
グッバイ!昨日までの俺!!そして、ようこそ!!新しい俺☆
この先には、楽園が待ってるぜ!!
「よく、来たな?『戦国武将』よォ?」
そこには、楽園なんてなかった…
(なんで、お前がいんだよ!!『鬼瓦』!!カムバック!!昨日までの俺!!)
「ホントは、間宮の野郎に話があんだけどよ?アイツには、借りがあるからな…まぁ、でもサシで勝負しても勝ち目がないから、お前に人質になってもらうってわけよ?」
(いや、『わけよ?』って言われたって…意味わかんねぇよ!!)
「ってか、美紀ちゃん!どういう事だよ?!どうして、美紀ちゃんが河原先輩と?!」
「ごめんね〜?足利くん〜美紀ィ三郎と付き合ってんの!」
(そんな!!(゜ロ゜;)ってか、)
「だからァ〜あんたに近付いて、上手く騙したみたいな?」
「じゃあ、今までのって…」
「そうだよ?みんな嘘ν昨日、絡まれたのもお芝居だったの!
あ〜でも、マジキモかった凸(-_-メ)あんたみたいな地味野郎に、色目なんか使わなきゃいけないんだから」
「…っ」
「でも、まぁ…あんたも一時でもいい思いできたんだからよかったわね?」
「最低だな…あんたら」
「なんとでも言えば?あんたは、ここで三郎がヤるんだから!」
(ちくしょー!!)
「パシりをヤる?そいつは、困るぜ?」
「なっ…」
ま、間宮くん!!
「なんでここに?」
「あ?俺は最初からおめぇがあやしいと踏んでたからな…後をつけて来たんだよ?」
「さすがね…」
(絶対嘘だ…邪魔するために後からつけて来たんだ…)
「俺にリベンジしたいんだろ?だったら、そいつは関係ねぇ!!放しやがれ!!ヤるんなら俺だけにしろ!」
(間宮くん…そんなに俺の事…ありが
「そいつがヤられたら、誰がペ○ちゃんキャンディー買いに行くんだ?誰がサンドバックになるんだ?てめぇら、よく考えてから行動しろ!!」
…………
「あんた…最低ね」
まったくだ(`Δ´)!!
俺の心配じゃなくて、自分のお菓子の心配かよ!!
挙句の果てには、サンドバックって!!
豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ!!
「第一、こいつが人質に取られたって、俺は痛くも痒くもないしな!」
「ふん!強がりいいやがって!!」
「わっ!」
「こいつが、俺のところにいたら手も足もだせないだろ?」
「クックッ…甘ぇな。」
「なんだと?!!」
「ティラミスに蜂蜜とあんこをかけるぐらい甘いんだよ。」
「じゃあ、どうするんだよ?!あぁ?」
「パシリごと殴るだけだ!!」
「「はっ?」」
「つーわけで、死ね!!」
ドゴッ!!
(な…んで、俺ま…で)
「弱いくせに俺に喧嘩売りやがって!…さて、」
「な、なによ」
「次は、てめぇだ。」
「は?あたしは、女よ?女に手を
「女だからって何やっても、許してくれると思うなよ?」
「っ…」
「俺は、気に入らねぇ事をする奴は、男も女も容赦なく制裁を加える。特に、俺のモノに手を出す奴はな!」
「なによ…あんただって、そいつの事パシリにしか思ってないじゃない!!」
「それがどうした?」
「だったらー
「俺はな、俺のモノをバカにされると、俺自身がバカにされたみたいで、無性に腹が立つんだよ?分かるか?…それが、今だってこと」
「た…たす、助けて!お願い!謝るから!!」
「謝るんだったら、俺にじゃなくて、アイツにだろ?…それに、時間切れだ!」
「えっ…」
「お前も死ね!!」
「きゃあ!!」
シュッ!!
「………」
「…寸止めでありがたいと思えよ…つっても、気絶してりゃわかんねぇか。」
「さてと…おい!起きろ!帰るぞ!!」
ポコッ!
「痛っ!!…あれ、どうなったの?」
「ケリはついた。」
「ケリはついたって…あ!美紀ちゃん!!」
「ほっとけ…そんな女」
「気絶してる…まさか!殴ったの?!」
「あぁ"殴ってねぇよ?なんだよ?おめぇを騙そうとした女だぜ?ほっとけよ!」
「それでも、ダメだよ!!…女の娘なんだから…」
「はん!お人好しにも程があるな。てめぇは!」
「俺もそう思うよ…」
(でも、楽しかったから…ちょっとの間でも夢を見れたから…)
「ありがとう…美紀ちゃん。」
「おい、なに泣いてやがる…」
「うっ…泣い…てなんか…」
「行くぞ…」
「う"ん…」
帰り道、間宮くんは、何も言わずに、俺の隣りを歩いてくれた。
いつもだったら、『ウザイ』とか『キモい』とか言って殴ってくるのに…
俺は、少し嬉しかった。
散々なバレンタインだったけど、ま、いっか…
「今日は、ありがとう。じゃあ、また明日学校でね…」
「パシリ!!」
「なに?」
「最新のゲーム、明日までに持って来いよ。」
「…は?」
「だから、最新のゲ
「ちょっと待ってよ!!人が落ち込んでるのにゲームって!!」
「んなこたぁ、知らねぇよ?てめぇが勝手に落ち込んでるだけだろうが!それよか、明日持ってこなかったら、殺すからな!」
(さらっと、殺すとか言うなよ…)
「無理だよ!もうすぐ、店が閉まっちゃうし!!」
「まだ、開いてるだろ?走れば間に合う。」
「そんな!俺、いろいろ疲れたから、家に帰って寝たいのに!!」
「ゲームを買ってくるか、永遠の眠りにつくか、今、ここで選ばせてやる。」
「買ってきます。」
「よし、それでこそ忠実な俺のパシリだ!じゃあ、頼んだぞ?」
「俺は、見たいテレビがあるから、帰るぞ。また、明日な!」
(くっそ〜!!なんでこんな目に!!)
俺は、走った。寒空の下の元。
街は、バレンタインでカップルだらけで溢れていた。
俺は、思った。バレンタインなんて、消えてなくなれと…
そして、今回の事件の発端、間宮健児も消えてなくなれと…
「ちくしょー!!世の中みんな消えてなくなれ!!」
そう、街中で叫んだ俺は、通り掛かったお巡りさんに、交番へと連れて行かれ、延々と『人生とはなんたるか』を語られた。
もちろん、ゲーム屋には間に合わず、次の日、間宮くんにボコボコにされた。
本当に、いろんな意味で涙のバレンタインデーだった。
「これも、みんなアイツのせいだー!!バカ宮のバカ野郎!!」
この後、彼は、さらに間宮くんに殴られたとさ。
(もう、やだ…)
終わり☆
後編読んで頂いてありがとうございます。
次は、なんの話を書こうか考え中です。
番外編の花木涼の復讐編も書きたいなと思ってるんですけど、構想が;
まぁ、ゆっくり考えるとします。後書きまで読んで下さって、ありがとうございました。
それでは、また☆
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