第7話 光の呪文と魔女の血
不思議なあの出来事から、一日が経った。
今日は土曜日。学校もないし、おまけに家には私しかいない。
やったー!とか言ってパジャマ姿ではしゃいでいたら、黒猫姿のレーグが出てきた。
でも、今回は普通の猫サイズだった。
「おい、何はしゃいでんだよ。」
半信半疑のような顔でこちらをにらんでくる。私も同じような顔でにらみ返したら、レーグはふいっと逆を向いた。
「早く着替えろ。」
ちゅっどーん。
私の頭に雷が落下した。
「○×△!☆?◇ーーーーーーー!!」
混乱している私を見て、レーグはクスクス笑った。
私は顔を真っ赤にして、レーグに怒りの炎を撒き散らす。
「何!?何か悪い!?」
「いや、何も悪くはねぇよ。こんなヤツが光の呪文を発揮したなんて考えられねえなって。」
「光の呪文?」
「ああ、昨日お前が唱えた呪文だ。」
「・・・・・それで。」
レーグはかくっと首を曲げ、ため息をついてもう一度話し始めた。
「光の呪文ってのは本当に正しい心を持つ者だけが唱えれる呪文だ。しかも、ハローウィンズのリーダーの血が流れる者しか唱えられねえんだ。光の呪文の魔法は本当に強力な力でどんなヤツも一発で倒せれるが、力を使い果たしてしまい、普通のヤツだったら死んじまうほど恐ろしい呪文なんだ。」
「へえ。」
私は全く真面目に聞いてない。
「お前は本当にすごいやっちゃだな。」
その時、レーグが少し笑ったような気がした。
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