闇守護業 2《紺糸》(1/21)PDFで表示縦書き表示RDF


闇守護業 2《紺糸》
作:祐太



《アラクネの唄》



絡みつく、光へ手を伸ばすほど、この肢体に絡んでゆく。


蒼き月光に照らし出されるは、残酷な紺の弦。

あぁ、同胞よ、気づかぬのか。我らの魂までもを束縛するこの糸に。

神の悪意が織り成すこの糸は、我らをこの世の奈落へ引き寄せる。


締めていく、闇へ取り込もうと、この身体を締めていく。



さぁ、愚者どもの宴が始まる。

――――覚悟は良いか? 《運命》に縛られし者たちよ。













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