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(旧)異世界攻略のススメ   作者: 渡久地 耕助
第2章 “戦乙女” 伊藤 迦具夜
10/64

軍義その2

PV4000 ユニーク1000突破


まだまだ、ひよっこの身で忙しくなってきましたが頑張ります。 


意見、感想お待ちしてます。

 

 即席眷属アンデッド生成 


 


 アンデッドモンスターを短期間で作り出し、使役する黒魔術 (新術)


 アンデッド発生条件の大量の魔素、負の念を対象に打ち込んだ幻想剣の中に含まれた、魔力、負の念


を代用して即席のアンデッドを作り出す。


 ナミの眷属作成能力と、幻想剣の操作をヒントに考案。


 意のままに操れる幻想剣を、剣という器から死体へと変えて操作する。 


 複数体、同時操作する場合、単純かつ大まかな命令しか出来ない。






 転移魔法具 



 瞬時に拠点へと帰還できる道具。ヴァルキュリア帝国領内のみで採掘される転移魔法が込められた魔


石、砕くか魔力を込めると発動。帝国軍支


給品。すぐさま拠点へと瞬間移動で帰還できる優れ物。魔石の大きさによって移動できる距離が変わる


偵察部隊必須品。


 



-西の帝国連合 ゲルマニア州 ガリア国境前線基地 会議室ー


 先に転移魔法で帰還した部隊は現在、それぞれが魔力測定、透視、などのスキルで得た情報をまとめ


幹部達に報告していた。


 そして現在アリアの騎乗しているヒポグリフ(使い魔)と視覚共有している魔獣使いが自身に見える戦いの映像をリアルタイムで投影機に移し、会議室の壁に映し、アリアが通信魔石で戦いの音声を拾っている。 


 戦いの一部始終を女帝、かぐやも真剣な面持ちで映像をみていた。


 改造人間サイボーグの鈴木氏とヴァルキュリアの魔獣部隊で、構成された先遣隊は威力偵察の任


務は、情報収集という点では見事に任務を果たしていたのである。


 


 そして、最後まで戦場に留まり、情報収集にあたっていたゴータローとアリアも転移魔法具で無事生

還した。 


 ゴータローは待機していた医療班に治療室へと運びこまれ、アリアは帰還して直ぐに会議室内に向かった。

 

 「アリア・V・セイフィートただいま威力偵察任務より帰還しました。」


 「よく無事に帰ってくれました。アリア、任務ご苦労様です。」


 「ハッ!!!」

 

 かぐやが労いを掛け、アリアが席に着く。


 「改めて今回得たガリアの英雄、アキラの情報を報告してください。」


 今回入手した情報は以下のとおりである。


 



 アキラ=ワタナベ 


 男性 


 身長175cm


魔力ランク 測定不能カンスト 


 レベル250 カンスト


 修得スキル


 ステルス レベル5


 遺跡探索者 必須スキル 


 数秒から数分の間、使用者が周囲に溶け込む技法


 レベル5なら、完全な透明化なため、認識できないがゴータローの様な気配察知ではなく熱源探知

なら探知可能。



 幻想剣  推定レベル5 


 魔力で編まれた宝剣の劣化コピー 高速射出、透明化、爆破が可能 意のままに操れる。


 


 アンデット メーカー? 推定レベル4 


 アンデッドを作り出す死霊使い、高位魔族、精霊のスキル。

 しかし、短期間で死体を死霊化するといった技法は歴史上これがはじめて。

 黄泉の入口踏破者が手に入れられる古代魔法?


 


 炎の壁 レベル2


 炎の中級魔法


 基本防御魔法、アカデミーで魔術職が身につける障壁、結界魔法 攻撃にも使用可能。


 

 防御障壁 レベル5


 対物理、対魔法の障壁 

 レベル5は本来城壁と同等の防御力を誇るがゴータローの正拳突きを至近距離で受け破壊された。


 

 再生能力レアスキル レベル 3 


 再生能力、自動治癒

 高速自己治癒能力 レベル3は傷が瞬時に塞がり、病気にも掛からない 常時健康体で居られる。

 レベル4で不老 レベル5で欠損個所の復元(不死)


 副次的効果で5感と、身体能力の強化がある。 

 人でこのスキルを身につけていつのはカグヤとアキラの二人のみ

 かぐやはレベル4



 



 透視能力、鑑定スキルにより、あの大量の宝剣は全て、コピーであり物質化した魔力と判明。


 しかし真に迫った規格外レベルの宝剣である。


 その他、古代魔法と思われる短時間での死霊作成もかなりの脅威であるうえカグヤと同じ再生能力者


である。


 

 しかし、これらの情報を前にしても会議室の空気は重苦しいものではなかった。


「予想通り、武具を製作する後方支援型の術師でしたわね。そう高くない身体能力を高レベルのスキルと武器、戦術でカバーして戦うスタイル。」


 


「スズキの頑丈な体でもあの・・・ 気化爆撃だったかい? あれをまともに食らってたらくたばってたんだろうし、距離を開けての戦闘は愚策だね。容赦のなさでは例のあの子に匹敵するよ……接近戦に持ち込むのが吉さね。」



「オーソドックスな弓兵、魔術師のスタイルですね、姫様と同じ再生能力者故の身体能力も備えていますが、前に出て戦う戦士タイプの鈴木の敗因は皮肉にも一撃殺対策に用意した魔獣のアンデッド化による不意打ちが大きいですね。 単独での戦いならスズキの勝ちだったでしょう。」




「それで結局、リッチや巨像を一撃で倒すからくりは何だったんでしょう~?

目撃者によると何の変哲もない武器で仕留めたそうです。今回の様な宝剣によるものではなかったはずです。」



「トリックの線のことでしたら、彼は遺跡調査の権威ですのよ? 未だ解明されていないモンスターを 

一撃で仕留める急所か、弱点をついたのではなくて? それなら接近戦の脆さも納得できますわ。」


 


 エレン嬢の核心を突く意見に一同の視線が集まる。


 本人は「な 何ですの皆さん?」と戸惑う。


 

「エレンさんの見解で間違いないでしょう。彼は勇者や私のような他国の七英雄と違い2年前まで戦闘経験もなければ武術の心得もない一般人だったのです。 戦闘技術には雲泥の差があります。」



 常に一撃のもと葬ってきたのなら魔素を取り込みレベルは強大になるが戦闘技術は向上し難い。

 アキラは単独では、狙撃主、軍隊が居れば軍師となるタイプである。


 となれば、接近戦のエキスパートの近衛騎士隊長のアリア、アキラの幻想剣に対抗できる火力を誇る宮廷魔術師のエレンが第二陣として、名乗りをあげた、2人とも七英雄に匹敵する猛者である正体が露見し対抗策を見つければ、打倒出来ない生き物など居ない。


 すぐさま準備に取り掛かろうとした時、かぐやが再び、口を開いた。


「・・・・私も出陣します。」


激突の時は近い。


幹部クラスは全員レベル150を超えています。


カグヤ レベル250 カンスト 

アリア レベル200 

エレン レベル190


スズキ レベル250 カンスト 追加パーツにより増減


カグヤはかなりのチート性能です。


次回カグヤの実力が明らかに。


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