山頂の事件(3/8)縦書き表示RDF


山頂の事件
作:よっつん



第三話 そして第一の事件


とうとう滝川荘に着いた。パラパラとしおりをめくる。たしか、最初は集合写真をとって掃除をするはずだ。
しおりを見てみるとそのとおりだった。それで、まずは集合写真を撮った。
そして、自分の部屋にいった。班で男と女に分かれる。つまり部屋は二十室ある訳です。
ちなみに僕は八号室です。ついでに言うと一号室から十号室が男子で十号室から二十号室が女子の部屋というわけだ。
同じ部屋の男子は次郎、真太、正太郎、角太君たちで、実は次郎君は一郎さんの子供だ。
僕の名前はお父さん(そういえばどうしているんだろう)が健也だから、
お父さんの次に健康になるようにと健次だけど、
次郎君も僕と同じように一郎さんの次に生まれたから次郎になったらしい。
じゃあ弟ができたらどういう名前にするつもりなんだろう。といつも考えているらしい。
ほかの子を紹介すると、真太は影の薄い男の子だ。
勉強はよくできるし行動的な男の子なんだけどなぜか影が薄い。
たぶん運動会のときでもあまり活躍しないし体育もあまりできないし無口なのでみんな気付かないんだろう。
しかし、僕が前お母さんに出題されたパズルを真太君に出題したら簡単に、
すらすらと解いてしまった。しかも全部正解だ。今日のバスの中でもパズルの答えを言われる前に全部僕に教えてくれた。
僕もパズルが好きで簡単なのはすぐ解けるけど僕も難しいと思った問題さえも楽に解いていた。
本人はあまり考えてないというのだが、パッとひらめくらしい。
それで、パズルがすごいということが分かって班に入れることを僕が強く希望したので今回は同じ班になれた。
最初から、真太君はみんなに嫌われてないというかすかれているので誰も反対しなかった
もちろん、なぞなぞやクイズを僕が考えてきてみんなに試しに出した時一番初めに答えたのは真太君だ。
次は正太郎君、テストの点が悪いけど運動に関してはすごすぎるらしい。
四年で陸上部に入ったとたんに部で一位になったらしい。
そして、六年になったらもう全国大会にいけるとうわさされている。
しかし、正太郎は“伝説の遅刻大王”と言う異名がつくほど遅刻が多い。
それのことは今では学校の七不思議にされるほどだ。ちなみに真太とは、
真太が頭がいいので勉強のコツを正太郎におしえてあげる代わりに運動のこつを教えていて、つまり教えあっているらしい。
それをやっているうちに仲良くなって真太君に紹介されて仲がよくなった。
それで、班を決めるとき最初に正太郎を見つけた。
最後に角太だ。角太は、あまり目立たない子で同じようなので真太に声をかけると気があって、
仲良くなったらしい。僕には正太郎君と同じように最近知り合って、
一緒になりたいといってきたのは真太だった。
だけど意外と角太は肝がすわっている、次郎も肝がすわった方だが、角太も同じくらい肝がすわっている。
ちなみに班になろうと声をかけた順は次郎・正太郎・角太・真太の順だ。
真太を一番初めに見つけようと思ったけど影が薄くてよく分からなかった。
けれど、角太と一緒にいたので最後にすぐ見つかった。
とにかく、みんなの荷物を部屋の隅に置いて各場所にみんなは行った。
いくところは組ごとに分かれていて、一組は各部屋、二組は食堂、三組は台所の掃除をする、
僕達は三組なので台所だ、でもまだあって三日にご飯をみんなで作るときご飯とカレーと肉じゃがに
分かれて作るのでご飯とカレーと肉じゃがの台所がある。なので僕達も三つのグループに分けた。
でも、これが面倒だった。グーパーはできないからグーチョキパーでやった。
でもにんずうがおおくて三人組でやることになった。
それで、やろうとしたけどぜんぜんできない。
人数は、三十人なのでちょうど十人ずつにしたいんだけど、まったくできない。
しょうがなく出席番号で一から十までがカレー、十一から二十までがご飯、
二十一から三十までが肉じゃがの台所をやることにした。僕は七番で、カレーだ。
他にいる僕の知りあいは、次郎君と真太君だ。
ぼくたちは、三人で仲良くカレーを作る台所をきれいにした。
そして、最後になべを整理しようとすると、いきなり誰かに肩がぶつかった。そしてその子に怒ろうとした。
「痛いじゃないか――――あっ!」                 
怒って、文句を言いながらぶつかってきた子を見て驚いた。なんと僕の好きな小島京子こじまきょうこちゃんだったのだ。
この子は、幼稚園のころからいつも一緒で、僕の初恋の人になった。
しかも京子ちゃんは、小島直哉こじまなおや 校長先生の娘だ。
それに、美人で、頭もよくて足も速くてみんなのアイドルだ。
だけど、小島京子ちゃんは背が低い。背の順では一番前にいつもいる。
それに、この前保健体育のとき二十歳になるまでの平均身長がのっていて、調べてみたら七歳だった。
ということは身長が小学一年生か二年生ぐらいの平均だ。
だから、みんなあまり集まったりはしない。けれど、僕はあまり気にしていない。
なぜなら、僕の平均身長は八歳ぐらいだからだ。それに、じつは京子ちゃんは僕と同じ班だ。
だから、僕は宿泊学習の内に京子ちゃんの気を引こうと思っている。
まぁそれは置いといて、多分今そのまま怒ったら京子ちゃんの気を引けないだろう、
それどころか、マイナスポイントが入ってしまう。僕は急いで京子ちゃんが
「あっ、すいません。ごめんなさい――――――。」
と誤っているのをさえぎって
「別にいいよ。それに、今のは横をよく見てなかった僕が悪いんだし、気にしなくていいよ!」
と軽く誤った。よし!今ので、僕のことをこっちのが悪いのにこっちのせいじゃなくて、
僕のせいだといってくれる男ということで、いいポイントが入っただろう。周りから
「ヒューヒュー」
と声がするけど気にせずにはじめようとしたけど、やっぱり気になって振り向いて怒ろうとした時
ちょうどいい具合に先生が来たのでみんな自分がやっていることに戻っていく。とりあえず京子ちゃんに
「じゃ、一緒に整理しようか。」
と言った。京子ちゃんもその気だったようで、すぐうなずいて、一緒になべの整理を始めた。掃
除は大変だったけど何とか京子ちゃんにポイントが入ったのでよしとするか。
今日の予定はこれで終わったので、続いてお風呂だ。一組→二組→三組の順に男から入るので、僕たちは三番目だ。
とりあえず、今日の予定はこれで終わりなので一時間ほど自由時間になる。
自由時間といっても布団を敷かないといけないので三十分ほど時間を使うけどとにかく自由時間だ。
急いで布団を敷き始める。僕はあまりトイレに行かないので一番窓に近い場所になることになった。
しかしひとつの班に二つの部屋があるので一つの部屋が七畳半ぐらいだ。
だから、布団とか枕とかリュックサックとか荷物を置く場所を入れると結構きつきつなので、
三つぐらいしか布団がしけない。だから布団と布団の間にまたがって寝る人が二人いることになる。
それで、そのことでもめた。間にいると寝相が悪い人は、隣にいる人をけったりするのであまり
被害が出ない一番はじにいくことになる。僕は、
「僕、いつも朝起きたら転がってベッドから落ちて十メートルほど動いているし、
いつも僕はあまりトイレに行かないからトイレに行こうとして人を踏まないから僕ははじの方のがいいよ。
だから、僕は窓のほうにいたほうのがいいよ。」
という言い分を変えないで何とかはじになった。
もう一つのはじはすごい争奪戦になった。
次郎や真太や正太郎がいつもトイレに行くのでドアのほうのはじだ!と言い合った。
結局じゃんけんになり最後は正太郎がはじになった。
後の人もじゃんけんで決め、窓際から、僕、真太、次郎、角太、正太郎の順になった。
僕が、一番窓際になりたかった理由はいつも僕は窓際のところで壁に沿って寝ているからだ。
いつもホテルに行ったとき真ん中に寝るといつの間にかベッドから落ちていることもあった。
しかも、落ちた場所はいつも壁がある場所だし、いつも寝ている場所とちょっとでも違うとなんか寝られない時もある。
それで、ぼくが真ん中とか間に行ったら、窓際の人にすごく迷惑がかかるし、よく寝られないと思ったからだ。
そして、夕食を食堂で食べることなった。うちから持ってきた弁当を食べることになっているので、
僕も家で作った弁当を食べた。簡単なもので作ったので、みんなのものにはかなわなかったけど、一応おいしかった。
そして、就寝の時間になった九時になって、とりあえず今日はなんとかぐっすりと寝られた。
そして僕たちは何の物音も聞かぬままどんどん深い眠りについていったのだった。












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう