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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

無脳者の檻

作者:hidden
 脳。あるいは胸。心は、躰のどこにあるのか。

 脳を体外で管理し、頭痛や肩こりから脳梗塞、脳死などに至るまで『有脳者』が抱える多くのリスクを解消するという『無脳者』となるための、保脳手術を勧める、政府管轄の保脳機関。
 政府から『保脳の安全性』が提唱され、すでに手術費の出せる富裕層をはじめとし、国民の半数近くが保脳手術を受けていた。
 浸透しつつある新たな概念。『有能な無脳者』と『無能な有脳者』。
 葉巻を愛する売れない画家、涅辺有人は疑問を抱え、過去に手術を受けていた元恋人、華門茉莉のために行動を起こす。
 元刑事の探偵、鐘元孝蔵を通じて情報を入手、その知人の江又陽人の知識を借り、保脳研究者の弓張那央のもとを目指す。囚われたものを解き放つため。
 心は、躰のどこにあるのか。行動を起こす者に、見える景色はどんなものなのか。
 有人の疑問は衝動となり『無能者(リーベルタード)』(libertad:スペイン語で自由)を囲った檻のなかに、答えを求めて足を踏み入れていく。

※この短篇は、2016年に開催された『第4回 日経 星新一賞』に応募したものです。
 最終審査員に小島秀夫監督がおられたので、はじめて『SF小説』を書きました。
 入選はしませんでしたが、よい経験になったと思います。
 応募より一年が経過しましたので、こちらに投稿することにしました。

 応募:一般部門
 応募課題:あなたの理系的発想力を存分に発揮して読む人の心を刺激する物語を書いてください。
 規定字数:10,000文字以内。

>投稿先
『小説家になろう』http://ncode.syosetu.com/n6475eg/
『カクヨム』https://kakuyomu.jp/works/1177354054884079865
『pixiv』https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8687197
一 霧雨
2017/09/19 07:33
二 手段
2017/09/19 07:45
三 記憶
2017/09/19 07:59
四 青空
2017/09/19 08:10
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