戦艦『大和』、戦艦『武蔵』――二隻は日本海軍の象徴として生まれ、その壮絶な歴史を戦い抜いた。だが、大和型戦艦はこの二隻だけでなく、四隻いた。四番艦は計画中止で完成はしなかった。三番艦も建造途中で中止されたが、ミッドウェー海戦の敗北で失った空母補充の為に急遽空母として建造される事になった。様々な苦難を乗り越えて完成した大和型戦艦三番艦――空母『信濃』・・・だが、その命はあまりに儚く、短いものだった。今ここに、世界最大最強を目指して建造されたが、不幸にも完成直後に海に散る事になってしまった空母『信濃』の艦魂と、一人の少年士官の繰り広げる、短くも温かい物語・・・
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N6474C
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7596文字(約16分)
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通常小説[短編作品]
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戦記
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艦魂 空母信濃 航海士 桜花 ボクっ子
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一九四四年十一月二八日、神奈川県横須賀湾から駆逐艦三隻を率いた一隻の超巨大空母が出撃した。全長二六六・一m、全幅三六・三m、機関出力十五万三〇〇〇馬力、基準排水量六万二〇〇〇トン、最高速力二七ノットという前代未聞の世界最大最強の超弩級航空母艦――空母『信濃』だった。大和型戦艦三番艦として建 |