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小説の基本
小説の基本3
 小説の基本1,2を読んでいただいた前提です。

・改行をしてみよう!
 単純に読みやすくするためのものです。

例:○
 僕の名前はタロウ。とある高校に通っている一年生だ。
 普通の高校で普通の生活を送っていた僕が、ある事件をきっかけに、次々に事件に巻き込まれてしまう。
 これから僕はどうなっていくんだろう……
例:×
 僕の名前はタロウ。とある高校に通っている一年生だ。普通の高校で普通の生活を送っていた僕が、ある事件をきっかけに、次々に事件に巻き込まれてしまう。これから僕はどうなっていくんだろう……

 作者の文章力はさて置き、上と下どちらが見やすいでしょうか? 内容は同じでも見た目的に上の方が読みやすい気がしませんか?
 でも、

 僕の名前はタロウ。
 とある高校に通っている一年生だ。
 普通の高校で普通の生活を送っていた僕が、ある事件をきっかけに、次々に事件に巻き込まれてしまう。
 これから僕はどうなっていくんだろう……

 このようにはしてはいけませんよ? あまり区切り過ぎても読みずらくなります。

・比喩をたくさん使おう!
 これは小説においてもっとも大切な部類に入ると思います。小説というのはどんなに頑張っても「文字」ですから、それだけで小説をイメージさせるのは難しいことです。
 最近では自分も大好きな「ライトノベル」という物があって、それには「挿絵」が入っています。それでも全ページに入っているワケではなく、多くて10ページ程度しか「挿絵」がありません。
 つまりは、「文字」で表現せざるを得ない訳です。ですから、比喩――例えというのが大切になってきます。

例:○
少女の頬は熟れたリンゴのように赤い。
例:×
少女の頬は赤い。

 こうやって比べるだけで、イメージのしやすさの違いが分かります。赤は赤でも、ピンク、紅、赤茶色、ワインレッド様々な「赤」があります。
 これを上手く伝えるのが「比喩」です。こうして、例えを用いると分かりやすいですよね?
 この例に限らず、他の時にも「比喩」を使うと分かりやすい文になりやすくなります。

・ややこしい表現はやめろ!
 タイトル通りです。ややこしい表現というのは、読む気をなくさせる大きな要因の一つです。なるべく避けましょう。

例:○
 警察官である僕の兄の好きな食べ物はカレーだ。
例:×
 僕の兄の職業は警察官で、その兄の好きな食べ物はカレーだ。

 文の長さや理解のしやすさ、どちらを取っても上の方が分かりやすいですね。
 下の文では「職業」という部分が要りませんでした。こういった無駄な部分はどんどん省いて行きましょう。

・「、」をきちんと使おう!
 「。」を使わない人はあまりいませんが、「、」を使わない人は意外といます。これは小説に限らず、どんな文章にも当てはまるので気をつけましょう。

例:○
 僕は必死で敵から逃げていると、道の横合に細い路地を見つけ、そこへ駆け込む。
例:×
 僕は必死で敵から逃げていると道の横合に細い路地を見つけそこへ駆け込む。

 見た目的にはさほど違いはありませんが、実際読んでみると違いが分かると思います。下の方がどこで区切っていいかわからず、読みずらいですよね? 特にひらがなが続くと読みずらくなります。
 目安は「て」「で」「が」「は」「と」など助詞に使うことが多いです。
 それ以外にも使いますがそこは自分で見抜けるようになってもらうしかないです。
 大体「。」までを二等分または三等分になるように打つと読みやすくなります。大体ですので、無理に二等分または三等分する必要はありません。
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