3.強襲!少年探偵団(前編)
部屋を綺麗に掃除して
ちょっと高めのお茶とお菓子を用意して待っている時は誰も来ないのに
部屋が汚れていて
あまり見られたくないような物が散乱している時に限って人が訪ねて来る
嫌がらせだろうか・・・?
第3話 強襲!少年探偵団(前編)
「いや〜良い物ですね・・・ こののんびりとした朝食の一時・・・」
フリーザ様が現れた日の翌朝・・・
フリーザ様は優雅な朝食タイムを過ごしていた
トースト・・・サラダ・・・目玉焼き・・・
フリーザ様はそれらをいたくお気に召した
そんなフリーザ様の横で 哀はあくびをしながらランドセルや教科書を持ち出し
バタバタと学校へ行く準備を整え始めた
「何ですか騒々しい・・・ 私のエレガントな朝食を邪魔しないでください」
フリーザ様は眉間にしわを寄せながら言った
「それで? 一体何をしているのですか?」
「学校に行く準備よ・・・」
「ガッコー?」
聞きなれない単語だったので聞き返すと 哀はその詳細を教えてくれた
どうも地球の子供達が勉学に励む場所らしい・・・
「それで・・・ ハイバラさんはこのフリーザ様よりガッコーの方が大切だと・・・?」
「まあね・・・ 勉強は簡単すぎて退屈だけど・・・ 仲間もいるし・・・」
哀は探偵団やコナンの顔を思い浮かべながら言った
しかし フリーザ様はその「仲間」と言う言葉に鋭く反応した
「ほぅ! それではそのガッコーにはあなたの仲間がいるのですね?
調度良い・・・ 私もそのガッコーへ行ってそいつらを部下にしてやりましょう」
「ダメよ」
まさかの即却下・・・
フリーザ様の表情は一瞬硬直すると 次の瞬間みるみる険しいものへと変わっていった
「このフリーザ様に対して『NO』と言うことがどう言うことか・・・
分かっていないようですねハイバラさ・・・ってちょっと!?」
哀はフリーザ様を無視してさっさと行ってしまった
フリーザ様の顔が怒りのあまり真っ赤になる
「おのれぇ! 消し去られたいようですね!」
「まぁまぁ・・・ 子供は学校にいかねばならんのじゃ」
そこに博士がやって来た
博士は怒り狂うフリーザ様を何とかなだめる
「そうじゃ! その格好で外出すると目立ってしまうじゃろう?
フリーザ様が外出できるように わしが何か変装用アイテムを発明してやろう」
「ほぅ! それは素晴しい! さっそく取りかかるんですよ博士さん!」
フリーザ様の機嫌はすっかり直った・・・
・・・数時間後
「ねぇ哀ちゃん! 今日博士の家に行っても良いでしょ?」
「ぬえっ!?」
それは突然だった
哀は思わず変な声を上げながら質問の主・・・吉田歩美の顔を見た
歩美の後にはいつものように元太や光彦もいる
「な・・・なんで?」
「探偵バッジの充電もしてもらいてぇしよ」
「それに博士が『そろそろゲームの新作ができる』って言ってましたしね」
普段の哀なら「えぇ良いわよ」の一言で片付けるところだが
今日に限っては全身から変な汗を流していた
無理も無い・・・
家に帰ればフリーザ様がいるのだ
「今から・・・?」
「うん!」
フリーザ様を隠している暇は無い・・・
とりあえず 哀は適当なことを言って誤魔化すことにした
「ごめんなさい・・・ 今日博士いないのよ」
「えぇ〜・・・ そうなんだ」
「また今度ね」
何とか誤魔化せたようだ・・・
と思ったのも束の間
哀の背後にメガネをかけた少年が現れた
「博士どっか出かけたのか?」
コナンである
いつものように頼んでもいないのに余計な詮索をしてくる・・・
哀はイラッとしながらコナンの方を見た
「知り合いのパーティにお呼ばれしてるのよ・・・」
実際パーティは昨日だったが・・・
哀は手っ取り早い理由としてそれを持ち出した
しかし それがいけなかった
「それはおかしいな・・・ そのパーティは昨日終わったはずだぜ?」
どうやら博士に聞いていたらしい
推理オタクのクソチビが!
心の中でそう思いながら哀は舌打ちをした
「今日もなのよ」
「目が泳いでるぞ・・・」
コナンの目は完全に犯人を追い詰めている時のそれに変わっている
本当に余計なことをしてくれる・・・
今度解毒剤と偽って下剤でも飲ませてやろう
哀は固く心に誓った
「何か怪しいな・・・ とりあえず博士がいなくても家に寄らせてもらうぜ?」
コナンには後々下剤を飲ませるとしても・・・
困ったことになってしまった
このままではフリーザ様が見つかってしまう
哀は何とかやり過ごす方法を必死で考えた・・・
続く
おまけ:今日のスカウター
ピピピ・・・阿笠博士 戦闘力5
フリーザ様から一言
地球の成人男性の平均的な戦闘力値ですね・・・ ラディッツに殺された農夫も5でした
やれやれ・・・ 地球人は戦闘要員としては失格ですね・・・
せめてあの地球人ぐらいの者がいればいいんですが(クリリンのことだ)
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