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フリーザ様と灰原さん
作:おっとり



29.探偵団VSバカガキ三銃士(決起編)


1868年・・・
日本では様々な思惑と主張が入り乱れる中
明治新政府が江戸徳川幕府を倒した
戊辰戦争である・・・
幕府はこの戦で驚愕したと言う
新政府が天皇の旗の下に戦っていることに
自分達が朝敵になっていることに・・・
江戸幕府は「天皇のため」と言う大義名分を失ったのである
このように大義名分は大事である


第29話 探偵団VSバカガキ三銃士(決起編)


「・・・とこのように大義名分をゲットした新政府は
見事に徳川幕府を倒したのです・・・どうです?大義名分の力は?」

フリーザ様はいつの間にやら歴史の授業を始めている
哀と博士はホワイトボードの前に座らされている

「それで・・・それとこれと何の関係があるのよ・・・」

「ふむ・・・グッドクエスチョンですよハイバラさん
ずばり子供の大義名分・・・それはすなわち正義!
そして正義と言えば戦隊ヒーローしかないでしょう」

と言うわけで灰原特戦隊・・・と言うわけである

「言いたいことは分かったけど・・・そんなの効果あるの?」

「いいからさっさとメンバーを集めるんですよ!」

物凄いやる気のフリーザ様に圧倒され
哀は仕方なく灰原特戦隊を集めることになってしまった・・・


翌日・・・
歩美を合流させとりあえず特戦隊員を探すことにした哀
図書室でめぼしい男子をリストアップし放課後勧誘することにした
まあ結局は少年探偵団なんだが・・・
そうして哀と歩美は教室に戻ってきた
・・・杏が泣いている
どうやらまた三銃士が現れたらしい
杏は前々からやつらのターゲットにされていて
ここ最近は更にいじめられるようになったようだ

「またいじめられたの?少しはやり返したら?」

「灰原さん・・・でも・・・男の子だって敵わないんだよ?恐いよ・・・」

とりあえず肩を抱いて慰めてやる
そのとき哀にある考えが浮かんだ・・・

「ねぇ・・・あなた灰原特戦隊に入らない?」

「えぇ!哀ちゃん・・・コナン君達を入れるんじゃ・・・」

突然の哀の言葉に歩美と杏は困惑している

「灰原特戦隊は女だけにするわ・・・
前々から思ってたけどあの3人は女性に対する接し方がなってないわ
私たちで躾けてやるのよ!貴方だって仕返しぐらいしたいでしょ?」

杏は考え込んでしまった
しかししばらくすると凛とした表情で言った

「わかった・・・私戦う!」

このとき歴史は動いた
女性の味方「灰原特戦隊」が形を成し始めた瞬間である

「でもさすがにこの3人じゃ勝てないよね・・・」

「そうね・・・フリーザ様の出した条件は5人だから・・・
後2人は戦闘要員が必要ね・・・もちろん女の子の」

そこで3人は強い女子をリストアップし
そのうち最も強い2人をスカウトすることにした・・・


放課後・・・
3人は三銃士がいないことを確認してA組に侵入した・・・
ここに問題の1人目がいる・・・
教室を見渡すとクマのような体が目に入った・・・
彼女である
太田まさみ・・・
生まれたときの体重が3800g・・・その後誰よりも食べる女の子に・・・
そのせいか小学1年にしてあだ名は「横綱」
腕相撲なら男子にも勝つ豪腕の持ち主である

「貴方が太田さん?」

「あら・・・あなた達はB組の子達よね・・・ごめんね
最近うちのクラスの馬鹿3人がうざいでしょ?」

まさみは明るく笑いながら言う
性格的にはかなり明るいようだ・・・
3人で話し合った結果スカウトすることにした

「貴方の力を貸してくれないかしら?」

哀は灰原特戦隊の趣旨を説明した
まさみは興味深そうに聞いている

「面白そうね!是非参加させて貰うわ!」

まさみは腕を振り回しながらやる気をアピールしている
すでにアドレナリンMAXといった感じだ・・・


次に哀たちが向ったのはキックボクシングジム
ここにもう一人の強者女子がいるらしい・・・
しばらく待つとポニーテールの女の子が出てきた
グローブを肩に下げ拳にバンデージを巻いている・・・
目は切れ長で美形・・・だが常に殺気を放っている・・・
彼女は黒坂咲
3歳の時からキックボクシングをやっている
すでに小学1年とは思えない打撃を繰り出すことができる
得意技はハイキックで全盛期のピーターアーツを思い起こさせる

「咲ちゃん!」

「まさみ?・・・それにB組の子達・・・」

どうやらまさみと友達の様なので哀はスカウトを始めた
咲は腕を組んで聞いている・・・

「なるほど・・・それでぼくの力が必要なんだね・・・
わかったよ!ぼくのハイキックが役に立つなら参加する」

こうして豪腕まさみとぼくっ娘咲を加えて
灰原特戦隊が誕生した・・・


一方その頃元太たちは毛利探偵事務所にいた

「よし・・・こんなもんだろ!」

「いいですね・・・これなら米軍が相手でも勝てますよ!」

勝てねぇよ・・・
コナンは一人呆れている
どうやらバカガキ三銃士を倒す作戦を立てているようだ

「あとは果たし状だな!よし・・・なんて書く?」

はたして作戦はうまく行くのだろうか?
小五郎が邪魔そうに見守る中果たし状作りは日暮れまで続いた・・・


「そうですか・・・この5人が特戦隊ですか・・・ふっふっふ」

哀達は結成された灰原特戦隊のお披露目の真っ最中だった

「ちなみに決戦は今度の日曜に決めさせていただきましたよ
あと5日です・・・その間に貴方たちには戦隊ヒーローとしての全てを授けます
覚悟はよろしいですか?」

力強くうなずく5人
フリーザ様は軽く微笑むと特訓の準備に入った・・・

「おっと・・・その前に・・・ハイバラさん!はい、これ果たし状
ダイガクセイに書いて貰いました・・・後で連中に渡すなりしてください」

どこでもやることは同じようである・・・


こうして・・・それぞれの思惑を胸に5日間は過ぎて行った
それはそれは静かに・・・
嵐の前の静けさとはこのことだろう・・・
そして遂に運命の日曜日がやって来た
後にそこにいた者はその日のことをこう呼んだ・・・
「ジャッジメント・サンデー」


続く


おまけ:今日のスカウター

ピピピ・・・灰原特戦隊 木下杏 戦闘力2
              太田まさみ 戦闘力5
              黒坂咲 戦闘力8

フリーザ様から一言
遂にそろいましたね特戦隊・・・クロサカさんの戦闘力が高いですね・・・
手元のメモによると変質者の足をキックでへし折ったことがあるそうです
これはこれは・・・次回は彼女たちの活躍が見られますよ!





探偵団VS・・・なのに
なんだかコナン達の影が薄いです・・・
まぁ次回は特戦隊と共に活躍する予定です
ってことで次回遂に決戦です!











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