24.アルバイト
博士が入院した・・・
莫大な賠償金と罰金・・・
ボコボコにされた愛車・・・
悪びれる様子も無いフリーザ様・・・
博士は追い詰められ
そしてその重圧に勝つことが出来なかった
博士がいなくなた後の哀達には
負債だけが残されていた・・・
第24話 アルバイト
とりあえずローンを組んでもらった哀
しかし罰金の賠償金を払うには収入が必要である
博士が入院した今彼らの収入はゼロ
生活を切り詰めてもどこまで持つか・・・
「ってことで・・・貴方には働いてもらうわよ!」
今日の哀は一味違う
目は真剣そのもの
その視線は真っ直ぐにフリーザ様を射抜いている
「この私が?このフリーザ様に働けと?いい度胸です・・・消し去られたいようですね」
フリーザ様がいつもの如く威圧する
しかし哀は一歩も退かない・・・
フリーザ様は人差し指を哀に向けエネルギー波を放とうとしている
「撃つの?良いわ!それでこの状況が変わるなら撃ちなさい!」
この哀の気迫に押し切られる形となったフリーザ様
仕方なくワー○ンを手にする
そんなこんなでフリーザ様最初の面接がやって来た・・・
近所のコンビニである
「こんにちは・・・面接を受けに来ましたよ」
「あぁ・・・よく来てくれたね・・・」
口ではそう言っている店長だったが顔が引きつっている
いきなりビジュアル系が来たのだから仕方がない・・・
「それじゃあ・・・なんでここで働こうと?」
面接が始まった
はっきり言ってコンビニのバイト程度で大した理由などあるわけ無いのだが
建前上そう聞いてくる店長・・・
「お金が欲しいからです・・・」
「でも他にも働ける所いっぱいあるよね?なのになんで?」
「ふっふっふ・・・なんとなくですよ・・・」
・・・常識なしと
店長は完全に雇う気を無くしたようだ
「あのね・・・大体コンビニで働こうって言うのに何?その格好
そのカラフルな髪も・・・ポリシーなのか何なのか知らないけど
そんなんじゃ無理だよ!ってことでお引取りください」
その頃フリーザ様が心配でついてきていた哀
ファッション誌を立ち読みしている・・・
そこへフリーザ様がやって来た
「どうだったの?」
「腹立たしい!人を見た目で判断するとは!」
ま・・・フリーザ様だしね・・・
哀は一瞬挫けそうになった
が・・・博士が楽になるように早く仕事を見つけなくてはならない
哀とフリーザ様は次へ向った・・・
次はパチンコ店だった
「面接を受けに来ました」
フリーザ様が店長に話しかける
が・・・店長は黙ってフリーザ様を見る・・・
1分ほど凝視すると店長は口を開いた
「今忙しいんだよね・・・見てよこのお客さんの数・・・
ってことでさ・・・まともな格好が出来るようになってから出直してきて」
予想外の即不合格に頭に血が登ったフリーザ様・・・
エネルギー波を放ってパチンコ台を4台ほど吹き飛ばす
「いい加減になさい・・・見た目だけでこのフリーザ様を雇わないとは・・・
どうやら痛い目に会わないとわからないようですね・・・」
フリーザ様は店長の胸倉を掴んで持ち上げる
店長ビビって店員を呼び寄せるが
皆気合だけで吹き飛ばされてしまった
「ちょっと!?何やってるのよ!」
気付いた哀が止めに入った
「彼が悪いんですよ・・・このフリーザ様を雇わないから」
「その格好で雇う方がどうかしてるわ・・・大丈夫ですか?すみません」
店長は大丈夫とだけ言うと服をはたいて行った
「とにかくうちじゃ雇えないよ・・・他を当たってくれ・・・下さい」
フリーザ様はしぶしぶパチンコ店を後にした
店の客も困惑していたが・・・フリーザ様がいなくなると
それまで通りパチンコを再開した
ただ一人を除いては・・・
仕事が決まらず2人はとぼとぼ歩いていた
このままでは負債に潰されフリーザ様と心中だ・・・
哀は気分が暗くなる
一方のフリーザ様はまだ腹が立っているのか
顔には青筋が立っている
傍から見ればかなり近付きにくいオーラを出している2人
しかしそんな2人に近付く者がいた
「おいあんた!さっきパチンコ屋で暴れてたろ?」
2人は驚いて振り返る
哀は「また警察だ」とでも思ったのか冷や汗をかいている
しかしそこにいたのは
いかにもそっち系の男だった・・・
「さっき見てたよ・・・すごい腕前だな・・・」
フリーザ様も哀も突然現れた「そっち系」に唖然としている
しかし男はお構いなしに話を続ける
「聞いていたが仕事を探しているんだって?
ならピッタリの仕事を紹介してやれるんだが・・・俺と一緒に来ないか?」
「なに!仕事を!?すばらしい!地獄に仏とはこのこと!」
思わぬスカウトに手放しで喜ぶフリーザ様
しかし哀は喜べない・・・目の前にいる男は「そっち系」なのだ
「帰るわよ!」
哀はフリーザ様の手を引いて言った
「何を言っているんです?せっかく仕事が見つかったと言うのに」
「仕事って・・・彼を見なさいよ・・・どう見ても裏の仕事に決まってるじゃない」
そう言うと哀はフリーザ様の手をぐいぐい引っ張る
しかしフリーザ様はとても納得できない・・・せっかく仕事が見つかったのだ
表も裏も知ったことか
「いいじゃないですか・・・裏の仕事ってことは貰いもそれ相当と言うこと
そうでしょう?おにいさん」
「あぁ・・・あんたなら即高給取りだ
それと俺の名前は桜塚だ・・・これから同僚だから覚えといてくれ」
「だそうですよ?それでは行きましょう!ハイバラさん!サクラヅカさん!」
こうしてフリーザ様は桜塚について行くことにことに・・・
はたしてフリーザ様の仕事はなんなのか?
そして哀は無事に帰って来られるのだろうか?
続く
おまけ:今日のスカウター
ピピピ・・・清里バンジー王 戦闘力7
フリーザ様から一言
100回コードレスバンジーに挑戦してくれたすばらしい青年です
あれからどうしているのかは知りませんが
あれだけの根性があれば出来無いことはないでしょう
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