23.逮捕されちゃうぞ!
婦警・・・
女性の警察官のことである
正義のために日々働くおまわりさん
しかし
世の中の男は婦警と聞くと・・・
ミニスカポリス・・・手錠・・・
と良からぬ想像ばかりしてしまう
そんな凛々しくも悲しい婦警さんの話
第23話 逮捕されちゃうぞ!
フリーザ様は今日は一人でブランチ
哀は探偵団と出かけ・・・博士も近所の集まりに行ってしまった
非常に退屈そうなフリーザ様は何度目かの欠伸をかいた
「退屈ですね・・・一人じゃんけんも一人ババヌキも飽きてしまいました」
退屈すぎて死にそうなフリーザ様
仕様が無いのでテレビをつける・・・
いいとも増刊号がやっている
しばらく見入るフリーザ様・・・
しばらくしてCMに切り替わる・・・今話題の人たちがちらほら・・・
次は自動車のCMが流れ出したようだ・・・
ハイウェイを走るメタリックなボディが目に入る・・・
「ドライブですか・・・良いですね・・・
そうだ!ドライブに行きましょう・・・ちょうど博士さんが車を置いて行ったことですし」
さっそく車のキーを持ち出し博士の黄色いビートルに乗り込む
「さて・・・運転方法ですが・・・確かこんなことをやっていたような?」
見よう見まねでいろいろ試すフリーザ様
そしてアクセルを踏んだ・・・
「おぉ!走り出しました!ではドライブに行きましょうか!」
門をぶち壊しながらフリーザ様はドライブに出かけた・・・
フリーザ様はファミレスの駐車場に車を停めた
もちろん隣の高級車にぶつけて・・・
中から強面のお兄さん達が出てくる
が・・・次の瞬間泣きっ面のお兄さん達に変わっていた・・・
ファミレスで食事を済ませて次に行く場所を考えるフリーザ様
非常に楽しそうだったが・・・
「あなたがこの車の持ち主?」
ミニパトの婦警が声をかけてくる
「えぇ・・・まあ博士さんの物ですが・・・イコール私の物でしょう」
「あそう・・・まったくこんなに事故を起こすなんて・・・
反則切符切るわよ!・・・じゃあ免許証だして・・・」
免許証?
フリーザ様の初めて聞く言葉・・・
もちろん持っているわけが無い
「じゃあフリーザ様の顔パスってことで・・・」
「なるわけ無いでしょ!仕方ない・・・署まで来てもらうわよ!」
フリーザ様は連行されてしまった
まあミニパトで警視庁までドライブ出来たが・・・
その頃家に帰ってきた哀・・・
「まったく・・・子供は元気で良いわね・・・この暑い中良く動き回れるわ」
汗を拭きながら冷蔵庫からウーロン茶をだして飲む
コップが空になったところで電話が鳴った・・・
「はいもしもし阿笠です・・・
はい?・・・えぇ・・・そうです・・・
えぇ!?はい・・・分りました・・・すぐ向います」
受話器を乱暴に置くと汗をかいた服を着替え
物凄い剣幕で家を出る哀
彼女が向った先は・・・
警視庁交通課・・・
「あのね・・・私ビジュアル系のバンドに興味はないの・・・
わかった?もう一度聞くわよ?お名前は?」
「フリーザだと言っているでしょう・・・もちろん呼ぶときは様をつけなさ〜い!」
「だから!芸名なんか聞いて無いわよ!本名言えっつってんのよ!」
ぶち切れる婦警さん・・・否ブチギレポリス
さっきからずっとこの調子でまだ名前も聞けていない
調書は全く埋まっておらず真っ白・・・
しかしフリーザ様は名前を名乗っているだけなので仕方ない
「フリーザさん?いい加減にしないと留置所に放り込むわよ?
入りたく無いでしょ?・・・それじゃあ本名は?」
「様をつけなさい!フリーザ様ですよ!・・・それよりカツ丼まだですか?」
頭から湯気を上げながら怒鳴り散らすブチギレポリス
その声は警視庁の建物の隅々まで響き渡る・・・
そんな騒ぎを聞きつけたのか一人刑事がやって来た
「ちょっと由美!なに騒いでるのよ!」
「あ!美和子・・・どうもこうもないわよ!このビジュアル系の違反野郎が・・・」
ブチギレポリスは由美と言う名前らしい
由美はかなりヒートアップしている・・・
「そっちの貴方刑事さんですか?この制服警官じゃ話しになりませんよ・・・変わってもらえます?」
由美の大火に更にガソリンを注ぐフリーザ様・・・
今にもその辺りの物をぶち壊しそうな由美を何とかなだめ
美和子が変わりに調書をとることに・・・
「まだ名前も書いて無いじゃない・・・何やってんのよ・・・
で・・・お名前は・・・」
「フリーザです・・・ちょっと!カツ丼まだですか!?」
・・・だめだこりゃ
美和子は一瞬で諦めた
「こりゃ留置所で絞るしかなさそうね・・・」
二人でフリーザ様を留置所に入れる算段を始めた時だった
「すみません!遅くなりました!」
博士と哀がやって来た・・・
美和子や由美と目が合う・・・
「あれ?阿笠さん・・・この人阿笠さんの知り合いだったんですか?」
「すみません・・・実はかれ南米の奥地に住む『ンポタヌヘ族』の青年で
今わしの家に居るんじゃが・・・
日本語は結構喋れるんじゃが日本のことが良く分らなくてのぉ・・・」
必死にうそをついて謝る博士
横では哀が「なにやってるのよ!」とフリーザ様を小突いている
その後30分ほど謝り続けた末に
何とか反則金だけで勘弁してもらえることに・・・
「ふぅ・・・良かったわねフリーザ様・・・もうするんじゃ無いわよ」
「そんなことよりカツ丼出せよ!」
この一言で博士は更に20分謝ることになった・・・
博士にしてみれば寿命が縮まるような思いだった
しかしその後
莫大な反則金と公共物破壊に対する町からの賠償請求・・・
そしてぼこぼこにされたビートルを目の前にして
博士は泡を吹いて失神したと言う・・・
そのことで1ヶ月の入院を余儀なくされたことは言うまでも無い・・・
続く
おまけ:今日のスカウター
ピピピ・・・宮本由美 戦闘力10
フリーザ様から一言
女性にしては戦闘力は高めですし、男の憧れのひとつ婦警であることも
非常にポイントが高いのですが・・・如何せんやかましいです
それとカツ丼を出さないところもマイナスです
|