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フリーザ様と灰原さん
作:おっとり



2.老人とフリーザ様


家に帰って来て
部屋の明かりをつけたら・・・
フリーザ様がくつろいでいた
そんな状況になったら あなたはどうしますか?


第2話 老人とフリーザ様


「フン・・・ まあまずくはないですね・・・」

いまフリーザ様はお食事中である
テーブルに置かれた料理を作ったのは哀・・・ フリーザ様の命令で・・・

「仕方ないでしょ・・・ 私はシェフじゃないのよ?
あなたがシェフを連れていれば問題なかったのに・・・」

哀の口からため息がこぼれた
これで今日何度目だろうか?
哀は思わず笑ってしまいそうになった

「まぁいいでしょう・・・ それにしてもあのサル野郎・・・」

フリーザ様は相当サル野郎がお気に召さないようだ
哀はそんなフリーザ様を見ながらまたため息をついた
そう言えば昨日から寝て居ない・・・ いい加減疲れてきた

「ところでハイバラさん・・・ この家は貴方の物ですか?
その年の割には広い家に住んでいるんですね」

「私の家に見える?」

実際哀は18歳だがAPTXの効果で現在は6歳程度にしか見えない
たしかに家を持っているようには見えない

「ここは阿笠博士の家よ・・・ 私はただの居候」

「なるほど・・・ その『博士』とか言うのがこの家の持ち主ですね
あいさつをしておかなくては・・・ ふっふっふ・・・」

どんな意味だろうか?
とりあえず ここに居座ることつもりであることは確からしい・・・
哀は気が遠くなった
それに頭が重い・・・ いや これは眠気のせいだ

「ねぇ・・・寝ていいかしら? 私昨日から寝てないの・・・」

思い出したかのように哀は言った
今の哀の頭を支配するのはフリーザ様への興味ではなく強烈な眠気だ

「部下のくせにこのフリーザ様に睡眠を要求するんですか?
まぁいいでしょう・・・ 貴方にはこれから何かと働いてもらうことになります
体を壊されては使い物になりませんからね・・・」

許可が下りたようだ
やっと眠れる・・・
哀は安心も重なり一気にまぶたが重くなるのを感じた

「そうだ・・・ 博士が帰ってきたら脅かさない程度に自己紹介でもして
それから事情説明して頂戴・・・ 泊めてくれると思うわ」

「また要求ですか? まぁ良いでしょう・・・ 眠りなさ〜い」

「眠るわよ」

哀は一気にベッドになだれ込むとそのまま寝息を立て始めた
しかし 彼女はあまりの眠気のため気づかなかったようだ
フリーザ様がいくら努力したところでまともな自己紹介ができるわけがないということに・・・


・・・しばらくして
家の前に老人の姿が現れた
阿笠博士である
ちょっとしたパーティに呼ばれていて留守だったのである

「哀く〜ん! 今帰ったぞい! 変わったことはなかったかね?」

「おかえりなさい博士さん・・・ 待っていましたよ」

はて?
博士は首をかしげた
哀君は風邪でもひいたのだろうか?
声がいつもと違う
いつもは林原めぐみのような声なのだが 今はまるで中尾隆聖だ

「どうした哀君・・・? 声が変じゃぞ・・・っ!!!」

「今日からこの家の主になったフリーザと言う者です
『フリーザ様』とお呼びなさ〜い!」

その瞬間博士は腰が抜けてしまった


・・・Zz

哀は静かに寝息を立てている
先ほどまでの混乱は嘘のように・・・

「ぎゃあぁぁあんのわあぎゃはぁあああああ!!!」

・・・・・・・・・・・・!!!
凄まじい叫び声が哀を夢から現へと呼び戻した

「う〜ん・・・何よ・・・? ふわぁ・・・騒々しい・・・あっ!!!」

まさか・・・
そのまさかであった

「ばばばばば・・・ば・・・化け物・・・」

「何を腰を抜かしているのです? この私に会えたことを光栄に思いなさい」

「な・・・なんじゃお前は! なんでここに居る!? 哀君・・・哀君はどこじゃ!?」

博士はまるで悪夢でも見ているような心地だった
あぁ・・・これは夢だ・・・ 悪い夢だ・・・ そうに違いない
昨日食べ物がおいしかったから・・・ その代金だ

「なんでわしがこんな・・・ 哀君すまない!
パーティでは哀君に内緒でカロリーの高い洋食を食べた!
もう二度としないから助けてくれ!」

「あらそう・・・ あれほどダメって言ったのに」

あぁ! この声が聞きたかった!
聞こえてきたのは林原め・・・ではなく灰原哀の声だ

「お目覚めですねハイバラさん
この老人を何とかしてください・・・ うるさくて仕方ありません」

フリーザ様は指先からエネルギー波を放つ寸前だった
危ない・・・・
哀はすぐに博士を落ち着かせると これまでの経緯を語った
そしてだいぶ落ち着いたのか博士が口を開いた

「分かった・・ ・困っておる様じゃし・・・この家にいてもいいぞい」

博士はフリーザ様の宿泊を許可した
しかし フリーザ様はその博士の言葉に眉をひそめた

「たいした口の聞き方ですね・・・ 消し去りますよ?」

「どうぞ気の済むまでこの家に居てください・・・」

「よろしい・・・ それではさっそく肩を揉みなさ〜い!」

「マジっすか!?」

なにはともあれ
哀と博士とフリーザ様の共同?生活は今まさに始まったばかりである

「ハイバラさん!博士さん!楽しくやりましょうね
あ〜はっはっはっはっはっはっは!」


続く


おまけ:今日のスカウター

ピピピ・・・灰原哀 戦闘力2

フリーザ様から一言
所詮は女の子ですね・・・まあ彼女に戦闘は期待していません
自分の領分で力を発揮しこのフリーザ様に貢献しなさ〜い!





ってことで第2話でした
博士とフリーザ様の初遭遇・・・
博士はすごいですね
もし私が部屋に帰ってそこにフリーザ様がいたら
きっと心臓麻痺を起して死にます
皆さんはどうですか?

フリーザ様の部下になりますか?

それとも

人間やめますか?











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