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お前かっ!(200文字小説)
作者:日下部良介
去年の暮れに引っ越してきたアパート。
毎日決まった時間になると、部屋のドアをノックする音が聞こえてくる。
ドアスコープから覗いても誰もいない。

まさか、このアパートには幽霊が出るのか?
隣に住んでいる人に聞いてみたが、そんな話は聞いたことがないと言う。

僕は外に出て部屋の前を見張ることにした。
時間だ。
隣の人が帰って来た。
建築作業員らしい。
脚立を抱えている。
歩くたびに脚立が壁にぶつかる。
コンコン…。

お前かっ!







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