夕陽は太陽(4/20)PDFで表示縦書き表示RDF


今回は綾音のこと少しほっぽりすぎたかな?楓と祐也の過去が見え隠れした作品です。読んでみて下さい。
夕陽は太陽
作:アクア☆



第4話 絆、その先に…


『おはようございます。僕、楓です。』
 今日は、ちゃんと起きましたょ!いつも寝坊してる訳じゃないっす!

 ちゃんと朝ご飯食べて学校に向かってまぁす。

『おはょぉ!今日は早いっしょ。』
 なんか勝った気分だぜぇ!

 …ビシッ!

『おはょ、か・え・で!』

 お約束かょ…。

 だからぁ……。』
 もぅなれたし…

『昨日サボった罰だょ。でもちゃんと遅刻しないで来たからこの位で許してあげょぅ。
』ニコッ。

『あははっ……。』なんか安心した。いつもの綾音に戻ったな。

 とっとっとっ…

『なぁ…。』

『おまぇら付き合ってんの?』

 小声で言ってきたのは、真田祐也さなだゆうや中学からの友達。サーファーの甘いマスクをした男。

『バカっ!んな訳ねぇだろ!』


 めちゃくちゃもてるぃぃ男!でも気がきくできた人間だ。結構気が合う仲間の1人だ。
『H.R終わったらチョット話そうぜ。』
 なんか面白いカモ見つけたって顔してるょ…。

『なにょ、いいけど…。まぁ、聞きたぃ事はだいたいわかってるけどね!』

『祐也が思ってるよぅにはいかないぜ。』

 チョットもてるからって思い通りには行かないって事教えてやる!

 まっ!綾音も友達と楽しそうにしてるからいっかぁ。
    ・
    ・
    ・
『どした?』

 わかっていても一応聞いてみた。『わかってるっしょ?なにもったいぶってんだょ!』

『っで、ど〜なん?』
 煙草に火つけて語りモードに入った。(おっとぉ!煙草は20歳すぎたらですょ!)

『どぉって…。何が?』

『はぁ?バカじゃん?加藤の事だょ!好きなんでしょ?ん?』

 たちわりぃ……。

『な、な、なに言ってんだょ…。』
 わかっていてもドモってしまったぁ…。


『それより祐也はどぅなんだょ…。』

 話をすり替えてやるぅ。

『俺?俺は適度に運動!適度に遊びだょ!』

 また、遊んでるだけ…。

『おまぇなぁ!祐也はぃぃけど相手は可哀想だろぉ!影で泣いてるぞ?』

『お、俺はいいんだょ。俺は……。』

 キーンコーン
  カーンコーン♪

『あっ!チャイムだぁ。行こっか。』

 ほっ……。

 とは言ったものの……。女の事本気で好きになれるのかなぁ…。
 でも、俺は俺で前に進むしかないよね!…冷たいかなぁ…。


 なんか胸がモャモャするって言うかスッキリしないなぁ。
 窓越しに外の桜を見ていた…。

 っんっん…!

『真田君と何話してたの?ぁゃ気になるぅぅぅ。』
 コイツは…。無視!

 っんっん!グサッ!

 いてぇ……。

『授業中だろぉ!後で話すから…。』
    ・
    ・
    ・
 授業も終わり…

『か・え・で。』ニコッ。

『一緒にか・え・ろ。ね?』

『ぅ、う…ん…。』 なんか可愛ぃけど小悪魔的笑顔…。
『どぅしたの?授業中、外ばっか見てて…。なんか心配事?』

 女ってこういう時やけに鋭い感じだなぁ。

『チョット祐也の事なんだぁ…。』

 綾音にもさすがに言えないな…。

『ん〜?そっかぁ。男の子同士の話だもんね!』にっ。

 俺の気持ちを悟ったのかそれ以上この事に触れる事はなかった。

 ごめんね……。

 秘密にしてる訳じゃないんだ。ただ……。

 ごめん。

 やっぱ2人になるとチョット緊張するな。

 でも最近、少し、ほんのチョットずつ2人の距離が近づいているような気がした…。

 夕陽に照らされた影はもぅ寄り添っているのに……。


読んで頂き有難う御座います。なんか波乱万丈な予感がしてきました…。皆さんでどうか見守ってあげて下さい。まだまだ続きますので宜しくお願いします。











ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう