夕陽は太陽(16/20)PDFで表示縦書き表示RDF


ショップのバイトを始めた楓。ある時、パーティをやることに…。楽しいはずの行事が…。よかったら読んでみて下さい。
夕陽は太陽
作:アクア☆



続編 2人の距離 楓編


 毎年、ゴールデンウィークに、店でパーティをするという行事があって、働いてる俺、祐也は手伝いをする事になった。

 いっぱいのウッドチェア、テーブル。外にも…。なんか、南国を思わせる雰囲気だった。日本じゃない気がした。

『楓っ!ボケッとしてないで手伝えょ。』

 祐也は、なれた感じにテキパキと動いていた…。

 ショップの営業中に合間をみてスタンバイ!夜には、店は開けたまま、外でパーティ。初めてだったので少し興奮と緊張が心地良く感じた。

 このパーティには、綾音も誘っていた。ただ、この後、綾音を悲しませる事になるとは…。



 あぁ…、いつもの仕事より疲れる…。ちゃんとバイト代でるんかなぁ…。

『楓っ!早くしろょ。』

『はぃはぃ!』

 がんばるぞっ!



 夜になり、パーティが始まった…

 常連さんがどんどん集まってきた。正面には、スクリーンにサーフィンの映像。お酒食べ物も置いてある。にぎやかで凄く楽しい雰囲気だ…。

 楽しい雰囲気の中、俺と祐也はボーイさんみたいに働かされていた。な、何で…。

『ボーイさん?ちゃんと働いてるかなぁ?』

『はぃ!ちゃんと…!あ、綾音かょ!おどかすなょぉ…。よく来たね。待ってたょ 。にっ。ゆっくりしてってね。』

 綾音は、友達を連れて来てくれた。ホントは、会費制だが楓の友達として特別に入る事ができた。
『ぅん!楓っ?』

『ん?』

『楓君?ちょっと来てょ!』

 常連さんに呼ばれる楓…。

『綾音?ごめん…。行ってくる。ちゃんといろょ?チャンスは、きっとくる!』
 綾音は、寂しそうな顔をしていた…。 楓は、綾音と話していたい気持ちを殺して仕事に専念した。

 綾音、ごめんな…。


『はぃ!お待たせしました。どぅしました?』

 明菜さんだった。明菜さんも、友達をいっぱい連れて来てくれた。

『ね?可愛ぃでしょ?楓君って言ぅのぉ!』

『若ぃねぇ!ホント可愛ぃ!』

 俺は、明菜さんに凄く気に入られてて良くしてもらっていた。

『ぃゃ…。有難ぅ御座いますぅ…。お酒ですか?』

『楓君は働かなくてぃぃょ。ここにいてねっ!クスッ。』

 少し酔ってるのかいつもより積極的な感じがした…。
『明菜さん?気持ちは嬉しいのですがぁ…!』

『ぃぃからぃぃから。ねぇ?ぃ〜て〜ょ〜。ねっ?』

 ワガママ言い始めちゃった…。どぅしょぉ…、祐也…help me…。

『楓君?ごめんね?明菜、かなり酔ってるね。仕事しないといけないもんね!明菜は、私達に任せて、頑張ってね。』

『はぃ…。んじゃ、スミマセンが宜しくお願いします。』

 やっと解放された…。

『楓君?』

『はぃ…!』

 振り向いた瞬間……キス……された…。

『やったぁ!楓君の唇奪っちゃったぁ。』

『やだぁ…。楓君、本当にごめんね。』

 な、何だ?大人って…、みんな?みんなこうなのか?

 誰とでも“キス”出来ちゃうのか?

 なんか、不思議な気持ちになった。


 っと、我に帰った。あ!綾音!

 振り向いたら…、綾音の姿は…。

 時間がスローに流れて行くのを感じていた…。


 突然、もの凄い不安に駆り立てられた。


 綾音…。


 俺はいったい…。今まで何をしていたんだ…。

『祐也、わりぃ!ちょっと行くわ…。』

『おぃ!何?どぅしたんだょ!』

 楓は、マスターにも事情を話して、今日は帰らせてもらっう事にした。

 かなりヤバぃぞっ!今までのケンカとは訳が違う…。

 楓は走った!綾音を探した。心あたりを…。家にも…。


 いない…。


 綾音を喜ばせようと思ったパーティ…。後で、渡そうと思ったウッドのブレス。何もかもがめちゃくちゃだ!


 すぐにでも、誤解を解きたかった。


 諦めて、家に帰った。

    ・
    ・
    ・

 自宅に…

 あれ?誰かいる?
 玄関の前に、人影が…。

 綾音だ!綾音が座っていた。やっと逢って話が出来ると思った瞬間、不安がどんどんつのってきた…。とりあえず謝ろう…。

『綾音、ごめん…!』

 楓が、顔を上げた時…


 綾音のキス……


 綾音は、泣きながら走って帰っていった…。

 俺に、不安と言う沈黙を残したまま…

 続編 2人の距離         楓編 続


読んで頂きまして有難う御座います。綾音の気持ち、わかります。スキな人が…。でも、酔った勢いは、良くないですよね。お酒は、ほどほどに!また、宜しくお願いします。











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