夕陽は太陽(12/20)PDFで表示縦書き表示RDF


人の思っている事って、口で言わなきゃやっぱりわからないですよね?そこから、誤解を受ける事は多々あります。純粋だから故に招いてしまった…。そんな作品です。よかったら読んでみてください
夕陽は太陽
作:アクア☆



第6話 綾音の笑顔が見たくて…


『おはょ!楓です。今、電車に乗ってます。』

 電車に揺られて、コックリ…。ぁ…。気持ち良くて眠くなっちゃった…。10分位で着くのですが…。

 家の近くに店がないため、電車で街に…。田舎っす。

 何で街に向かってるって?それはバイトを始めたから…。
 最近、思うんですょ…。綾音から、チョコ貰ったり、プレゼント貰ったり…。でも、お返しした事…なぃ…。そんな事ありませんか?あなたも?あなたも…!

 だから、バイトして、なんか買ってプレゼントしようかなって…。思ってます。綾音には、内緒っす。

『楓っ!かぁぇろぉっ!』

 綾音が小走りでよってきた。

『あ!ごめん…。今日さぁ、ちょっと行かなきゃいけない所あって…。ごめんね?』

 楓は、走って帰ってしまった…。

 …最近、なんか冷たいなぁ…。
 ずぅっと、1人で帰ってるょぅなぁ…。寂しぃょぉ…。


 なんか誤解してなきゃいいな!
 少し、不安な気持ちではあったが、綾音の喜ぶ顔が見たくて……。

 学校が終わってはバイト。休みになればバイト。毎日、せっせと汗、水流して頑張ってます。

 その頃、綾音は…。

 楓、誰か好きな子でもできたんかなぁ…。ぃゃぃゃ、綾音は楓を信じてます…。はぁ…。逢いたぃ…。

 次の日…

『おはよお…。』

 あっ!楓だ…。なんか、元気ないなぁ…。

 綾音は、そっと楓の隣に座った。

『おはょ。どうしたの?元気ないねぇ…。』

『んな事なぃょ!ほらね?』

 無理して…。心配…。
 …!そうだっ、真田君、何か知ってるかなぁ…。

『真田君?』

『んぁ?加藤じゃん。なにぃ?また、なんかあったん?どぅせ楓の事だろ?』

 ぅ…。やっぱ読まれてる…。

『ぅん…。楓、最近冷たいって言うか避けられてる感じする…。真田君は、何か聞いてるかなって……。今日なんかも疲れてるみたぃ…。』

 祐也も少し考えていた。

『確かに、最近あいつ、変って言うか…付き合いわりぃよなぁ!よしゃ、俺に任せとけ!なっ!』

 さすが真田君!お願いします。

『楓っ!どした?疲れてんじゃん?顔。ぃぃ男が台無しだなぁ!ぷぅぅっ。』

 俺のが、カッコぃぃと思いながらも……。ナルの祐也。

『ぁぁ?祐也かぁ…。眠いから邪魔するな……。くぅ〜…』

 寝やがった……。ダメだな…。

 楓はかなりの疲労でピクリともしなかった。

 加藤が心配するのも無理ないか…。

『加藤?今は、休ませてやれょ!な?』

 あ〜ん…。どぅしょぉ…。
 右ぇ左ぇあたふたする綾音…。

 何やってんだか…。呆れる祐也…。

 放課後。

 毎日、毎日…楓、もぅ綾音とは…。
 1人で帰ろっ…。背中が寂しそうな綾音…。

『楓!お前、何やってんだよ!加藤、すげぇ泣きそうだったぞ!』

『え?何でだょ…。祐也なんかしたのか?』

 プチっ!祐也のキレる音が…

『バカかお前は、楓、ずっと加藤の事、ほったらかしじゃねぇか!何やってんだよ!早く追いかけろ!』

 あ!そうか…。最近、ずっと一緒に帰ってねぇな!そこまで悲しませて…。やべぇ…。

 楓は猛ダッシュで追いかけた…。

『綾音!』

『ん?』

 楓だぁ。今日も、どっか行くのかなぁ…。

『綾音?最近、一緒に帰ってやれなくてごめんな?』

『ぃぃょ…。』

 忙しいんでしょ?
『実は…これ…。』
 カバンの中をゴソゴソいじっていた。
『ん?』

 何してるの?探し物?

『ぃゃ…綾音にいつも色々貰ってばっかだったから…。バイトして…。……プレゼント…。ただ、喜んだ顔見たくて…。内緒にしてた。ごめん。』

 !!!

 綾音は、喜びのあまり声も出なかった…。

『さっき、祐也が追いかけろって…、綾音、泣きそ…?』

『ありがとぅ…。』
 目いっぱいに涙を浮かべ…。嬉しかった。

『そんなに、不安にさせてるとは…。ごめんね?』

 いつものベンチで…

『開けてぃぃ?』

『ぅん。』

『うわぁ!可愛ぃ。ネックレス…!高かったでしょ?』

『そ、そんな事なぃょ……。』

 1ヶ月のバイト代でした…。でも、綾音の笑顔に比べたら…。ねっ!

『か、ぇ、で!つけてぇ?』ニッコニコ!

 綾音は、後ろを向き、髪を束ね、アップぎみに持った。

『ぅ、うん…。』

 楓は、後ろからネックレスをつけた。 綾音は、そのまま楓に寄っかかるように寄り添った…。



『ありがと…。』



 幸せです。ありがとぅ。楓、だぁぃ好きぃ!


 ちぇっ!心配する事なかったじゃねぇかぁ!
 夕陽をバックにぃぃ感じの写真見てぇな事しやがって…。
 よかったね…。


読んで頂きまして有難う御座います。楓の純粋な思いから不安にさせる…。でも、よかったね。祐也の影の助けもあり…。次回も頑張って書いて行きたいと思います。有難う御座いました。











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