表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/52

30話  心の変化

主人公の心境の変化を描いています。

 一昨日晩帰宅すると、そのままラナ母さんの部屋に連れ込まれ、美味しくいただかれてしまいました。


 2人に拘束されたままだったけど、2人からの告白を聞き、2人から求められて理性が飛んでしまった。


 1人は女神のような母性を感じさせるしっとりとした女性に、もう1人は妖艶なねっとりした感じの女性。尚且つ、2人ともすごいプロポーションの持ち主で、今まで家族と言い聞かせて、かろうじて理性で本能を押さえ込んでいたのに、理性が飛んでしまった。


 ふと気が付くと、朝になっていて、正面に全裸のラナ母さんが覆いかぶさり、右腕と右足に絡まる全裸のアマリリス、左腕と左足に絡まる全裸のフィース?


 あいまいになっている記憶を遡って行くと、ほぼ始めの頃からフィースの記憶が有る。何かこの精霊、エロイベントには必ず呼ばれなくても来てる気がする。


 記憶を遡った時に気が付いたが、エッチを1日半続けたらしい。


 前世から通算34年間彼女無し、15歳の体、気の肉体の強化、魔法の回復力が合わさった結果らしいです。3人共、最後の方は意識が無いのを、俺はやり続けたらしい。3人の下腹が、俺が注いだ物でポッコり膨れていた。


 もう一つ思い出した。


 フィースだけが愛称で呼ばれているのはおかしい、との事でラナ母さんはラナと、アマリリスはアマリーと呼んでと言われたんで今後呼び方が変わります。

 呼びなれないからはずかしいけど、この3人が俺の恋人であり、奥さんになります。


 お風呂を沸かして、3人を順番に入れてあげ、俺のでべとべとになった体を綺麗にしてあげる。それぞれのベットに運んでやり、フィースは俺のベットに寝かしてあげる。


 それぞれの寝顔を眺めながら強く思う。


 少しでも長く同じ時を共に過ごす為、もっと多くの迷宮に潜り、力の吸収をして寿命を延ばさないとならない。そして何より、悲しませて死にたくない。

 孫や曾孫に囲まれて死んでいくならまだしも、前世の様な死に方だけはしたくない。この3人より、人間である俺は早く死んで行くんだから。


 ミノちゃんズが、自分達で自炊してました。近づくと結構手が込んでいます。肉と野菜のピリ辛スープに、硬いパン、迷宮肉の刺身でした。味を調えてあげて、そそくさと出かけました。


 俺の気のせいかもしれないが、ミノちゃんズの目線と態度が、近所のおばちゃんが、新婚の家庭の旦那さんを捕まえて、夜の生活を根掘り葉掘り聞いてくるのと似ていた気がする。おばちゃん化しているのかな?


 軽く店舗や、部署を廻り補充やアドバイスをしてから、龍人の国の首都に向かう。


 エルフの国みたいに、上位階層のアイテムと武具の売り込みです。


 商会のトラミーズさんに聞き、国王様に面会を手配してもらう事にする。


 ご飯を食べていないので、近くの食堂に遅めの朝食を食べにいく。


 3人前を完食して、店舗に戻ると、豪華な馬車が止まっていた。ん?


 店舗に入ると、騎士の人が何人か見える。


 そのままトラミーズさんの執務室に行くと、マントを羽織った目つきの鋭い龍人さんが、秘書さんと護衛さんを連れて応接セットに座っていた。お客さんかな?


 邪魔になりそうなので出て行こうとすると、お客さんに呼び止められた。


 「お邪魔している。そなたがライト殿かな?私はリューネスト・ドラゴランと言い、この国を預からせてもらっている。連絡があったと聞いてな、時間もあったのでお忍びを兼ねて寄ってみた。」


 すげー。この国の王様、時間の大切さを分かってるぽい。それに結構フレンドリーかな。


 「ライト商会、会長のライトと申します。連絡して直ぐの対応お礼申し上げます。」


 「ああ、この国はそんな固い挨拶などいらんよ。喋り方も普通でかまわない。」


 「感謝します。お言葉に甘えさせてもらいます。早速ですが、用件は迷宮のアイテムとドロップ品の、国の先行買取の取り決めの話です。」


 「この国では、そんな事はしておらんよ。販売されている物を個人が買い取っておる。」


 「・・・迷宮の300階層のアイテムでも?」


 意味が浸透するまで少し待ってあげる。段々全員の表情が、驚愕に変わっていく。俺の後ろに控えている、トラミーズさんまで固まっているし。証拠に何点か、武具と装備アイテムを出してあげ、簡単に効果も教えてあげる。

 今回は、最初から条件と、なぜ国に購入してほしいか理由も伝えてあげる。


 この王様即決でした。


 なんか王様、話していて気持ちいい。


 この国の迷宮は、何回も出入りしていたので数が多い、だから250階層から300階層の武具、アイテム、魔法具をエルフの国と同じ条件で引き取ってもらった。

 残りは150階層から順に、ライト商会で販売していく事に決まりました。


 このあと、護衛さん(主席騎士でした)と手合わせとかありましたが問題なく勝ちました。仕えないかと誘いがあったけど、丁重に断っています。


 追加で、1~2年後には龍達が、山から出て来ると思うので、取引をしてあげて、と言っておく。その頃までには、龍達も人に慣れて来ると思うしね。


 トラミーズさんに販売場所と警備の手配、従業員の教育など指示を出しこの日は帰ることにする。


 転移で戻ると、ラナ、アマリー、フィースの3人が、裸エプロンで出迎えてくれた。


 ・・・誰だ?このネタ好きなのは。


 一昨日から、大人の階段をガンガン昇っている気がする、今日この頃です。


 エッチをするたびに、どんどんこの3人との繋がりが強くなっている気がする。今日も龍人の国まで行ったのに、ふとすると、隣に感じるくらい強くなってきている。


 せめてこの3人を守れるくらい、強くなりたい。


 こうして、充実した夜の生活が更けていく。・・・なんか最近こんなばっか。


 



龍人の国がこれで終了になります。時々経過も出しますが、主人公は次の迷宮に行きます。次回は、サブキャラの人たちの、ショートストーリーを挟もうと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ