30話 心の変化
主人公の心境の変化を描いています。
一昨日晩帰宅すると、そのままラナ母さんの部屋に連れ込まれ、美味しくいただかれてしまいました。
2人に拘束されたままだったけど、2人からの告白を聞き、2人から求められて理性が飛んでしまった。
1人は女神のような母性を感じさせるしっとりとした女性に、もう1人は妖艶なねっとりした感じの女性。尚且つ、2人ともすごいプロポーションの持ち主で、今まで家族と言い聞かせて、かろうじて理性で本能を押さえ込んでいたのに、理性が飛んでしまった。
ふと気が付くと、朝になっていて、正面に全裸のラナ母さんが覆いかぶさり、右腕と右足に絡まる全裸のアマリリス、左腕と左足に絡まる全裸のフィース?
あいまいになっている記憶を遡って行くと、ほぼ始めの頃からフィースの記憶が有る。何かこの精霊、エロイベントには必ず呼ばれなくても来てる気がする。
記憶を遡った時に気が付いたが、エッチを1日半続けたらしい。
前世から通算34年間彼女無し、15歳の体、気の肉体の強化、魔法の回復力が合わさった結果らしいです。3人共、最後の方は意識が無いのを、俺はやり続けたらしい。3人の下腹が、俺が注いだ物でポッコり膨れていた。
もう一つ思い出した。
フィースだけが愛称で呼ばれているのはおかしい、との事でラナ母さんはラナと、アマリリスはアマリーと呼んでと言われたんで今後呼び方が変わります。
呼びなれないからはずかしいけど、この3人が俺の恋人であり、奥さんになります。
お風呂を沸かして、3人を順番に入れてあげ、俺のでべとべとになった体を綺麗にしてあげる。それぞれのベットに運んでやり、フィースは俺のベットに寝かしてあげる。
それぞれの寝顔を眺めながら強く思う。
少しでも長く同じ時を共に過ごす為、もっと多くの迷宮に潜り、力の吸収をして寿命を延ばさないとならない。そして何より、悲しませて死にたくない。
孫や曾孫に囲まれて死んでいくならまだしも、前世の様な死に方だけはしたくない。この3人より、人間である俺は早く死んで行くんだから。
ミノちゃんズが、自分達で自炊してました。近づくと結構手が込んでいます。肉と野菜のピリ辛スープに、硬いパン、迷宮肉の刺身でした。味を調えてあげて、そそくさと出かけました。
俺の気のせいかもしれないが、ミノちゃんズの目線と態度が、近所のおばちゃんが、新婚の家庭の旦那さんを捕まえて、夜の生活を根掘り葉掘り聞いてくるのと似ていた気がする。おばちゃん化しているのかな?
軽く店舗や、部署を廻り補充やアドバイスをしてから、龍人の国の首都に向かう。
エルフの国みたいに、上位階層のアイテムと武具の売り込みです。
商会のトラミーズさんに聞き、国王様に面会を手配してもらう事にする。
ご飯を食べていないので、近くの食堂に遅めの朝食を食べにいく。
3人前を完食して、店舗に戻ると、豪華な馬車が止まっていた。ん?
店舗に入ると、騎士の人が何人か見える。
そのままトラミーズさんの執務室に行くと、マントを羽織った目つきの鋭い龍人さんが、秘書さんと護衛さんを連れて応接セットに座っていた。お客さんかな?
邪魔になりそうなので出て行こうとすると、お客さんに呼び止められた。
「お邪魔している。そなたがライト殿かな?私はリューネスト・ドラゴランと言い、この国を預からせてもらっている。連絡があったと聞いてな、時間もあったのでお忍びを兼ねて寄ってみた。」
すげー。この国の王様、時間の大切さを分かってるぽい。それに結構フレンドリーかな。
「ライト商会、会長のライトと申します。連絡して直ぐの対応お礼申し上げます。」
「ああ、この国はそんな固い挨拶などいらんよ。喋り方も普通でかまわない。」
「感謝します。お言葉に甘えさせてもらいます。早速ですが、用件は迷宮のアイテムとドロップ品の、国の先行買取の取り決めの話です。」
「この国では、そんな事はしておらんよ。販売されている物を個人が買い取っておる。」
「・・・迷宮の300階層のアイテムでも?」
意味が浸透するまで少し待ってあげる。段々全員の表情が、驚愕に変わっていく。俺の後ろに控えている、トラミーズさんまで固まっているし。証拠に何点か、武具と装備アイテムを出してあげ、簡単に効果も教えてあげる。
今回は、最初から条件と、なぜ国に購入してほしいか理由も伝えてあげる。
この王様即決でした。
なんか王様、話していて気持ちいい。
この国の迷宮は、何回も出入りしていたので数が多い、だから250階層から300階層の武具、アイテム、魔法具をエルフの国と同じ条件で引き取ってもらった。
残りは150階層から順に、ライト商会で販売していく事に決まりました。
このあと、護衛さん(主席騎士でした)と手合わせとかありましたが問題なく勝ちました。仕えないかと誘いがあったけど、丁重に断っています。
追加で、1~2年後には龍達が、山から出て来ると思うので、取引をしてあげて、と言っておく。その頃までには、龍達も人に慣れて来ると思うしね。
トラミーズさんに販売場所と警備の手配、従業員の教育など指示を出しこの日は帰ることにする。
転移で戻ると、ラナ、アマリー、フィースの3人が、裸エプロンで出迎えてくれた。
・・・誰だ?このネタ好きなのは。
一昨日から、大人の階段をガンガン昇っている気がする、今日この頃です。
エッチをするたびに、どんどんこの3人との繋がりが強くなっている気がする。今日も龍人の国まで行ったのに、ふとすると、隣に感じるくらい強くなってきている。
せめてこの3人を守れるくらい、強くなりたい。
こうして、充実した夜の生活が更けていく。・・・なんか最近こんなばっか。
龍人の国がこれで終了になります。時々経過も出しますが、主人公は次の迷宮に行きます。次回は、サブキャラの人たちの、ショートストーリーを挟もうと思います。