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……「美奈子ちゃんの憂鬱」完全アナザーストーリーです。とはいえ、肝心の美奈子も何も出てこないです。いいんでしょうか?
プリンセス・クエスト!(別題・主人公救済物語)
作:鷹嶺 綺羅


 むかしむかしあるところに王様とお后様がいました。
 王様とお后様の間には、一人のお姫様がいました。
 とても愛らしいお姫様は国中から愛され、みんな仲良く暮らしていました。

 さて、この国の西のはずれの大きな森には一つの伝説があります。

 大きな森の中には、名前も知られていない魔女が住んでいるというのです。
 そして、魔女はお姫様の愛らしさにヤキモチを焼き、ある日、お城のベランダに出たところをさらってしまいました。

 これを、オトナの言葉で「お約束」といいます。

 お姫様が魔女にさらわれた!

 お城は大騒ぎです。
 対空防衛網の観測結果から、犯人が魔女らしいと結論づけた大本営は、すぐさま、西の森へ兵隊を差し向けました。
 お城から放たれた対空砲の破片が降り注いだ街の大損害に報道管制が敷かれました。
 国境線内ですので、兵力動員は、隣国には「大規模演習」とだけ告げるだけで済みました。
 報道管制と国境線。世の中には便利な道具が多いですね。

 兵隊達はお姫様を救うために頑張りました。
 死んでも二階級特進もなく、遺族年金もない時代です。
 兵隊で死んでも損なだけなのですが、密かに「お姫様ファンクラブ」を結成していた兵隊達は「姫様をナマで見たい」その一念で戦ったのです。
 戦線を維持するために最も必要なのは、兵隊個人の欲望なのですね。

 でも、兵隊達は一人も帰ってきませんでした。
 戦死者を回収しなかったからです。

 兵隊達が全滅した。

 彼らの亡骸を回収する者はいません。

 家族が帰ってこない!
 その叫びが大本営の幹部達、ひいては王様の威厳に傷をつけるのは時間の問題でした。
 相次ぐマスコミの批判に耐えかねたのか、それとも何かあったのでしょうか、王妃様は心労のあまり寝込んでしまいました。
 「王国軍、魔女に破れる」
 その事実は隣国にも知られ、外交上にも支障を来します。
 大本営を解散し、関係者を血の粛清に処してもどうにもなりません。
 王国の威信は傾きつつあったのです。

 もうこうなっては仕方有りません。
 「民間の活用」です。
 王様はフ○ムA、リク○ビ、その他あらゆるメディアを通じ、国中にお触れを出しました。
 当然、肉体系でのでガ○ンを忘れてはいけませんね。
 「勇者求む!」

 財務省の許可が下りず、報酬額の欄は「別途相談」。
 完全成功報酬制度が導入され、「王女奪還」に成功しない限り、報酬は一切でないという厳しい条件付きとなりました。
 掲載期間は1週間です。
 広告は文字だけです。
 目立ちません。
 それでも心配はいりません。
 世の中には物好きとヒマ人がいるのです。
 「我こそは!」
 勇者へ支払う報酬予定額より、警備を雇う費用が上回った程に申し込みが殺到した自称勇者達は、いいかげんうんざりした王様の前に現れては消えていきました。
 誰からも補償されずに、です。
 遺族が気の毒ですね。


 さて、物語はこんな状況から始まります。

 「何?また来たのか?」
 王様は、新たな勇者志願が来たという知らせを聞きました。
 「やはり、ガ○ン系フリーペーパーに求人を乗せたのは正解だったな」
 「はい」
 召使いのジョドーが恭しく頷きます。
 「ジョドー、その背中の紙は何だ?」
 「チンドン屋の名残でございます。勇者求むの」
 召使いは大変ですね。
 この仕事を始めて10年、ふさふさだったジョドーの髪の毛はすっかり薄くなっていました。
 「……会おう」
 某名作アニメのパロに失敗した王様は、不機嫌そうに言いました。
 時計塔で「プチッ」とやられたかったに違いありません。

 王様が玉座につくと、ずっと下の方にメイドが一人、畏まっていました。

 「ジョドー。勇者志願はどこだ?」
 「そのメイドでございます」
 「ほう?メイド、名前は?」
 
 王様の問いかけにメイドは答えます。
 「女中無宿、クリス・アキナ」

 「なっ、何っ!?」

 レギュラーでもないのに、メイドキャラが主役か!?

 ……王様が驚いたのはそこではありません。

 驚く王様が確かめるようにメイドにいいます。
 「お、お前か!?隣国でドラゴンを相手に2分30秒でKO勝ちしたというのは!?」
 「はい」
 メイドはうっすら残酷な笑みを浮かべて頷きました。
 「墜落したドラゴンが城を破壊し、王家断絶、隣国を内戦に導いたという」
 「あれは私の責任ではありません」
 メイドは憮然として答えます。
 「あんなところにお城を建てた方が悪いのです」
 「……わ、わかった」
 王様は「厄介なヤツが来た」と思いましたが、背に腹は代えられません。
 「成功報酬制度だが、やってくれるか?」
 「はい」
 “ビタ一文負けませんよ?”その笑顔がそう語っています。
 王様は政府の予備費の額を思い出しながら答えます。
 王宮のお金は出したくないのです。
 「よろしい。待遇その他、詳細はウチの人事に聞いてくれ。社会保険労務士を兼ねている」
 「わかりました」
 「人事で問題がなければ、次にSPIに一次面接が―――」
 コホン
 メイドの咳払いで王様は縮み上がります。
 何しろ、相手は竜殺し(ドラゴンスレイヤー)の勇者なのです。
 「わ、わかった。従者を一人預ける。好きに使ってくれていいぞ」

 かくして、メイドと従者は旅に出ることになりました。


 「はぁ……」
 従者が今日何度目かのため息をつきました。
 まだお城の前の大通り、お店が並ぶ中です。
 「どうしたのです?ユーリ君?」
 「いえ……」
 「元気出しなさい?お姫様を救うなんて、そうはないお仕事ですよ?」
 「それはいいんですが……」
 ユーリは服の裾をつまんで答えます。
 「なんで僕までメイド服なんですか?」
 「士気向上のためです」
 「僕とクリスさんだけじゃないですか。それに逆に目立つ気が」
 みんな、ユーリ達をじろじろ見ています。
 中には「どこの喫茶の娘?」と意味不明なことを聞くお兄ちゃんもいました。
 「ユーリ君!」
 クリスは突然、怒り出しました。
 「あなたね!このメイド服がどれほど名誉なものかわかってるの!?」
 クリスの説教は延々続きました。
 出発初日、二人はついに城下町を抜けることさえ出来なかったのです。

 翌日、馬小屋に宿を取ったユーリが、ロイヤル・スイートで眠ったクリスと共に旅を続けます。
 ちなみに支払いはユーリです。

 「あのぉ……」
 「何です?」
 「昨日の宿泊費で路銀が尽きました」
 「そうですか」
 どうするのかな?ユーリが心配そうに見ていると、クリスは言います。
 「いました」
 「何がです?」
 「カモ、です」
 クリスが指さす先、そこには旅人が一人、歩いていました。
 「ティルトウェイト!」
 呪文によって旅人は吹き飛びました。
 「……」
 「よしっ」
 旅人の懐を漁っていたクリスが取り出したのは金の詰まった袋でした。
 「襲うなら旅人に限るわね」
 「……今の呪文、何人わかったかなぁ」
 「ユーリ君?穴掘って証拠隠滅しおいてくださいね?」
 「ぼ、僕……従者で」
 「だからです。命令ですよ?」
 「……僕、強盗殺人幇助?」

 こうして二人の旅は続きます。
 移動中の費用を確保するため、二人は頑張りました。
 すべては「お姫様を救助するため」です。

 宿では、わざと夜盗を誘い出し、
 「モグレフ」
 忍び込んできた夜盗を石化して売り上げを巻き上げた後、夜中のうちに逃げ出します。

 「臨時通行税です」
 峠に勝手に関所を作って通行人から金を巻き上げます。

 ボッタク○商店……別名ボッタクリ商店のアイテムを根こそぎ奪い、
 「マロール」
 手が回る前にテレポートで移動、それを姉妹店に転売して儲けます。

 そして、
 「ごちそうさま」
 食事が済むと、まずユーリがトイレに出ます。
 頃合いを見計らって、クリスがウェイトレスに訊ねます。
 「妹は?」
 「お手洗いに」
 「もうっ。いつまでかかっているのかしら?」
 クリスがトイレに入ると、そのままテレポートで移動してレストランを逃げ出します。

 このようにして、二人はお金のかからない方法を次々と考え出しては、旅を続けました。

 すべては「お姫様を救助するため」です。
 大義名分があるから、何しても平気です。
 ……こういう人達に、大義名分なんて与えてはいけませんね。

 二人が西の森の端にたどり着いたのは、旅に出てから14日目。
 全国に指名手配されてから3日目のことです。

 「やっとつきましたね」
 クリスが森を見つめながら言いました。
 「この森の中に魔女と、お姫様が」
 「そう、ですね」
 「そういえば、ユーリ君」
 「なんです?」
 「お姫様って、なんて名前?」
 「知らないんですか?」
 「ええ。だって誰も彼もお姫様って」
 「……僕も知りません」
 「名前、ないの?」
 「台本にも「お姫様」としか」
 「ふうん……とにかく、行きましょう。幸い、道が広いから、途中に止まっていた高機動車が入れますね」
 「途中の駐屯地に停まっていたヤツですね」
 「そうです―――ユーリ君、運転よろしくお願いしますね?」
 「それはいいんですけど……」
 ユーリは首を傾げながら耳に手を当てます。
 「どうしたのですか?」
 「何か、ヘンな音がしませんか?」
 「ヘンな音?」
 クリスも耳に手を当てます。

 ズーン

 ズーン

 確かに音がします。

 「FH70の着弾音ね」
 「王様が軍を動かしたのですか?」
 「さぁ……とにかく、いきましょう」
 ユーリ達は、高機動車で森に乗り込みました。
 とてもファンタジーの勇者達のすることではありませんね。

 「森を抜けると、そこは戦場だった」
 ハンドルを握ったまま、ユーリは呆然として外の景色を見ます。
 そうです。
 鬱蒼と茂る前人未踏の森。
 そう聞いていた森は、今や焼けこげ、縦横無尽に塹壕が掘られています。
 大砲が炸裂し、機関銃の音がひっきりなしに聞こえてきます。
 「これ、西部戦線?それとも東部?」
 ユーリがよくわかんないことを口にします。
 「……ユーリ君っ!」
 クリスがユーリの首根っこを掴むと、高機動車から飛び降ります。
 間一髪でした。
 高機動車は対戦車砲の直撃を受けて四散します。
 「証拠隠滅のテマは省けましたね」
 クリスは身を低くして様子をうかがいます。
 「とりあえず、状況を確認しましょう」
 クリスはユーリをつれて近くに停まっているキャラバンへ歩き始めました。

 “カミネ商会”と書かれた幌をつけた巨大な馬車が何台も停まっています。
 「失礼いたします」
 クリスが近づくと、商人達がたむろしています。
 「情報をお聞きしたいのですが」
 ユーリの金袋から取り出した金貨を商人達に握らせます。
 もとから自分のお金ではない分、大盤振る舞いが出来ます。
 カミネ商会の女主人、カミーネと名乗る商人が二人を出迎えてくれます。
 「あらあら。大変ねぇ」
 商人というより、魔女といいたくなる少女です。
 絶対、外見年齢と実年齢が食い違っています。
 でも、ヘタにつっこむと命がなさそうなので二人はそれには触れません。
 「一体、何が起きたのですか?」
 とだけ聞きます。
 「戦争よ」
 お金をもらってほくほく顔のカミーネは答えました。
 「お姫様と魔女の」
 「……」
 「……」
 クリスとユーリは、お互いの顔を見合って、カミーネに訊ねます。
 「はぁっ!?」
 ハモるのはお約束です。
 
 カミーネの話しをまとめましょう。
 このお話は、「囚われのお姫様」が誰なのかを設定しないままでした。
 それを無理してお話を進めたせいで、お姫様に名乗りを上げた二人が対立したのです。

 それが、「アヤノ姫」と「ヒナコ姫」です。

 他にも候補が挙がったのですが、すべからく二人に撃破され、今や二人の小間使いとして強制収容所でコキ使われているといいます。
 ガス室とか極寒とか、どっち側の収容所に送られるかによって待遇は違うようですが、「ヘタに口にすると問題になる」そうです。
 黙りましょう。
 怖いですねぇ。

 さて。
 本来、魔女を引き受けたのは、近頃、「ヘンな圧力」で仕事に干されていたアヤノでした。
 元は彼女は吟遊詩人兼踊り子だったのです。

 なぜ、彼女が魔女になれたか?

 それは内緒です。

 とにかく、やっと手にした仕事だけに、アヤノ姫は、台本をきちんと読まずに「暫定的に」魔女になったのです。

 こういうのをゴリ押しといいます。

 それでも、アヤノは知ってしまいます。

 この手のおとぎ話のセオリー、
 
 つまり、「真のお姫様は勇者とハッピーエンドを迎える」と。

 自分がお姫様でなければハッピーが自分に来ない。
 元の職業が職業だけに、アヤノは到底、納得出来ません。
 魔女の役を、さらってきたヒナコに押しつけようとして拒否されます。

 ヒナコは、元からお姫様ですから、お姫様の役を「当然・当たり前」と思っています。
 手紙一つで呼び寄せたメイドと護衛の近衛騎士によって守られて、今ではアヤノのお城を乗っとっています。
 アヤノはお城の馬小屋で再起を期して頑張りました。
 逆らえば近衛騎士に殺されます。
 歌って踊れるワンマンアーミーにしてワンマンテロリストのアヤノも分が悪いのです。

 話しはこじれにこじれました。 
 そしてついに「お姫様の座」を巡り二人の対立は頂点に達します。

 配下を駆使したヒナコは、宮廷クーデターの末、王様から指揮権を取り上げ、魔法戦闘に熟練した正規軍の精鋭部隊を繰り出します。
 形勢不利と判断したアヤノは、ノコノコ陣中見舞いに来た魔王から有無を言わさず指揮権を奪い取り、魔族を大量に呼び寄せ、その軍で対抗します。
 そして、魔王の軍が地上に出たため、天界が対抗措置として自分達の軍を差し向け、ヒナコ軍と合流しました。
 互いの拮抗する戦力により、戦線は膠着状態。
 MK.I戦車と騎馬隊が地上で小競り合いを繰り返す中、空ではドラゴンがソッピーズキャメルに襲われています。


 「事態を、収拾する方法は?」
 クリスはユーリの金袋から金貨を取り出してカミーネに訊ねます。
 ユーリが悲鳴を上げても知ったことではありません。
 「うん。両勢力が共通しているのよ。勇者を差し出せって」
 「勇者?」
 「そう。事態を収拾させるには、「身長145.5センチ、銀髪で、15歳の男の子の勇者」が必要だというのが、両候補の共通した主張なのよ。そんなみみっちい勇者なんているはずないじゃない。ねぇ!?」
 カミーネが笑いますが、クリスはそれを無視して横を見ます。
 「あら?」
 そこにユーリはいません。
 逃げ出したのです。
 「ユーリ君?―――あっ!」
 立ち上がったクリスは驚きました。
 腰に下げていたはずの金袋がありません。
 「お、お頭ぁ!」
 「馬鹿っ!ここじゃご主人様でしょう!?」
 カミーネが屈強な部下を叱ります。
 「そ、それどころじゃねぇんで!」
 「なんです?」
 「ハルナ軍に売りつけた武器の売上金が根こそぎなくなってます!」
 「だから振り込みにしろって!」
 「マネーロンダリングが面倒だって金貨支払い要求したのはお頭では?」
 お金を運んでいた馬車の中はカラでした。
 「な、なんてこと!?」
 「それだけじゃありませんぜ」
 「まだ何か!?」
 「アヤノ軍に売り付けいった連中がダブルスパイ容疑でとっつかまりました!」
 「なっ!」
 「誰かが密告しやがったんですよ!」
 ちなみに密告は報奨金が出ます。
 「お頭ぁ!」
対空警戒のサイレンが鳴り響きます。
 「空襲!アヤノ軍の連中です!」
 「キャラバン緊急発進!チャフ散布急げっ!」

 カミーネ率いるキャラバンがこの後、どうなったかはわかっていません。
 巻き添えになったクリスが、カミーネの用心棒に転職したという伝説は、本当なのでしょうか?



 事態が急展開を見せたのは、それから3日後のことです。


 「ユーリ逃亡」の報に両候補は戦争継続の意味を失い、休戦条約を締結したのです。
 そして軍の改編が行われ、全軍にユーリ探索を命じられました。
 この天界・魔界の合同軍編成は、相互理解へとつながり、そして世界平和の一助となったのです。
 ニンゲンも、神も悪魔も、すべてが分かり合える。世界に真の平和がやってきたのです。

 そして、それまで争っていたアヤノ姫とヒナコ姫の二人は、互いに正式にお姫様になり、ここに二大巨頭態勢が生まれたのです。
 二人による世界統一は瞬く間に成し遂げられ、伝説の千年王国が誕生するのですが……。


 二人は、ついにユーリを発見することだけは出来なかったと言います。


 そしてさらに3年後、
 世界に平和をもたらした功労者。
 18歳になっているはずの従者ユーリはその頃―――

 ある国の山の中、小さな家が建っていました。
 周辺は幻覚の魔法が施されていますので、誰もこの家に気づくことはありません。
 家の中からはおいしそうな香りが漂ってきます。
 「さ。トーコさん」
 どうやら食事のようです。
 ユーリがテーブルにおいしそうな料理を並べています。
 「ありがとう」
 その料理を前に、幸せそうにほほえむのは、年上のお姉さん。
 いえ、その指には豪華な魔法のリングが―――
 そう。
 偽装戸籍上とはいえ、彼女は今や立派なユーリのお嫁さんなのです。新婚ほやほやです。
 
 実は、あのキャラバンから逃げ出したユーリは、密かにお城へ戻り、宮廷音楽家として雇われ、いつしかユーリと愛し合っていた変態オンナ、ショタ、もとい、トーコを連れて城を抜け出したのです。

 ……トーコは滅亡した隣国のお姫様だったなんて裏設定はどうでもいいのです。




 とにかく、愛し合う二人は、手に手を取って危険な逃避行の末、ついに安住の地を手に入れました。




 時にテレポートで世界中を回り、オペラや歌劇を鑑賞させたり、美味しいものを食べさせたり、綺麗な服と宝石を与えることでトーコを支え、ベッドで頑張るのが、ユーリの仕事です。


 今、二人は熱々の日々を送っています。


 18禁モノの愛欲の日々です。


 お見せできないのが残念です。



 あの二人のお姫様顔負けのレベルで、衣食住、そして愛欲で満足させてくれるユーリにトーコはおぼれきっています。

 もう熱々のベタベタ(死語)です。


 とてもおとぎ話のオチではありませんが、気にしてはいけません。


 行き着くところは皆一緒です。


 とにかく、戦争も嫉妬も、二人に襲いかかることはありません。


 そんなワケで、二人は末永く、幸せに暮らしたそうです。


 めでたしめでたし。




綺羅「……まぁ、タマにはいいか。そんなつもりで書きました」
助六「水瀬、この世界から帰ることを拒否していますけど?」
綺羅「いいんじゃない?最愛の女性と一緒に末永く暮らしました。……それが、水瀬にとって一番幸せなんだから」
助六「でも、このままでは続編が」
綺羅「ちっ。クローンを出せ」


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「美奈子ちゃんの憂鬱」シリーズの設定資料集のページを作成しました!
題して「美奈子ちゃんの憂鬱Wiki」……もっとヒネるべきですね。
アドレスは
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です。
一度、ご覧下さい。
ただし、かなりのネタばれが含まれていますのでご注意下さい。











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