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片道15分の恋人 作者:桜庭かなめ

The Connection-Re:Love-

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5月2日(金)-⑦-

 栞とのゴールデンウィークの予定が決まった。まさか、高校生最初のゴールデンウィークに恋人ができているとは思わなかったな。
 全てはあの日、あの電車で栞と出会ったことから始まった。あの電車でなければ栞と出会えなかったんだし。それだけでも相当な運命なんだと思う。まさか、栞と付き合うことができるとは出会ったときには想像できなかった。願望はあったけれど。
「……そういえば」
「悠介君、どうかしたの?」
「いや、僕と電車で出会ってから付き合い出すまでの栞の話って、そういえばあんまり聞いたことなかったなと思って」
 僕と同じタイミングで一目惚れをしたということは知っているんだけれど。電車で僕と一緒に過ごしている中、栞がどんなことを考えて、何を思っていたのか知りたい。
「そういえば、悠介君に付き合い出すまでの話をあまり話していなかったね」
「うん、結構気になっちゃって」
 僕がそう言うと、栞は頬を赤くする。
「どこから話せばいいかな。ちょっと恥ずかしいな……」
 付き合い出すまでのことを思い出して、僕に話すのは照れくさいことなのかも。僕も栞と同じ立場だったら気恥ずかしくなる。大胆なことを訊いてしまったのかもしれない。
「突然、こんなことを訊いちゃってごめん。また話せるときでも……」
「ううん、大丈夫だよ。ただ、色々と思い出したら恥ずかしくなってきただけだから」
「そっか」
 そして、栞は話し始める。電車で僕と出会ってから、付き合い出すまでの出来事を。あの日々の中で栞は何を考え、どんな想いを抱いたのか。


逆・恋心編に続く。
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