◆携帯電話版
28−1=25。
作:一柳 紘哉



 あらすじ
僕はあきれるくらい疲れていて、本当に疲れていて、沈むように夢を見て眠っていた。でも電話のベルは僕をきちんと寝かせてはくれない。夢はちぎられて繋げられて、ひとつの物語を、拙いながら進めていく。そして僕は私を無くす。


 Nコード
N6335A


 文字数(読了時間)
6285文字(約13分)


 種別
通常小説[短編作品]


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 ジャンル
その他

 カテゴリ
文学 現代(モダン) 

 キーワード
二十五 ピース 


 出だし150文字
鳴り響く電話の音に気がついたのは早朝だったのか夕暮れだったのか分からない。それほど僕は疲れていたし、とても深く眠っていた。あたりは暗く、街の音がスポンジの中に吸い込まれたかのようだ、つまりはそういやに静かだった。車の音もなければ鳥のさえずりも聞こえない。と思ったが、電話のけたたましい音を




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