これまで応援してくださった皆様に最大限の感謝を。
本当にありがとうございました。
エピローグ:The past should give us hope
十文字とユニオンの抗争から、半年が経過していた。
ユニオン代表、千島蒼二は静かな殺気を発しながら、招待されたホテルのスイートルームに座っていた。
正面に居るのは、教会アジア支部の支部長だ。完全に蒼二に萎縮しており、忙しなくハンカチで汗を拭っていた。
「24人だ」
ずっと黙っていた千島蒼二が、ぞっとするほど冷たい声でそう呟いた。萎縮しながらも支部長は、疑問を声に出した。
「どういう意味でしょうか……」
「この前の戦いで、ユニオン側の死者数です。よくもやってくれましたよ。日本の首脳陣からの依頼を盾とし、
俺達の仲間を24人も殺してくれたのですからね。あれは、避けられるべき戦いでした。俺達は十文字派の戦力を
ほぼ全部削いでいたし、後は彼等が行為を止めてくれれば、話し合いという形で一応は幕を引いたというのに」
「それですが、我々は依頼された身ですので、あくまで日本の首脳陣に責任があるのでは?」
支部長がそう言い返すと、蒼二は本気で支部長を睨みつけ、
「その首脳陣の記憶を探ってみると、散々貴方達が彼等をそそのしかしているような記憶ばかり出てきたのですが」
そう言い返す。流石に、そこまで探られていては支部長も二の句が継げなかった。そのまま、蒼二は冷たい目で
支部長を睨みながら言葉を続けていく。
「我々は、報復として貴方達教会側の執行者狩りを行わせて頂いている。きっちり、24人です」
「な……!」
蒼二が横に居た部下に目配せすると、空間上に幾つもの映像が浮かんだ。その数、きっちりと24個。
映っているのは幹部全員と、ユニオンでも戦闘力の高い式神使いばかり。その足元には、教会の人間が24全ての
映像の中に倒れ伏していた。流石に支部長もこれには声を荒らげた。
「ユニオンがそのような態度ならば、こちらも相応の対応をさせていただくが!」
「最初に潰そうとしてきたのは、そちら様です。我々はできれば、これで今回の件については水に流したい考えなのですがね。
そこまでやりあいたいならば、我々は本気でそちらを潰します。容赦なく、徹底的に」
「それが、ユニオンの本質なんだな! 鬼神の保護や世界の安定を謳ってはいるが、やはり我々を潰して──!」
とまで言いかけた所で、蒼二は机の上に足を思い切り乗せ、その音で支部長を黙らせた。
「お前達は何も学んでいないようだな。ここ十数年で起きた様々な大きな事件の引き金の大半は、お前達教会の行為の
積み重ねだ。神代戦争も、神々の黄昏事件も。全て根底にあったのは、鬼神への迫害からくるものだった。
このまま、お前達をのさばらせておけば、何時かきっと取り返しのつかない事になる。だから、俺はユニオンを作った。
世界の安定の為に。少しでも多くのこの世界に生きる者達が、安らかに生きていけるように。この世界は、変わらなくちゃならないんだ!」
図星をつかれた支部長はついに激昂し、
「では仕方ない! お前達、この男を殺せ! 責任は全て私が持つ!」
と言った瞬間に、背後に居た部下の一人に殴られて、首が変な方向に曲がった。正面に居た蒼二は、特に表情を変えない。
それに感心したのか、部下の男はパチパチと寒い拍手を送り、堂々と死体となった支部長の横に座った。
「驚かないのですね」
「アンタからは嫌な気配を感じたからな。絶対、何かするだろうとは思っていたよ」
「ほぉ……。ともあれ、我等の支部長が申し訳ない発言をした。我々教会側は、今回の件についてはユニオンに謝罪しよう。
だが、我々にも我々の正義や、思想がある。きっと、これからも相容れないでしょう。その時は、戦うという事で」
「ああ。わかりあえないのならば、どちらかが滅ぶしかない。その為の悪ならば、俺はそれを背負って死んでいく」
「私もそのつもりです」
そして、会話が止まった。蒼二はもう用事はないとばかりに立ち上がると、部下を引き連れて部屋から出て行ってしまった。
後に残されたのは、物言わぬ死体。部下だった男。変わらず部下な数名の男達。
「サリア様。これで、よろしかったのですか?」
部下の一人が、座っていた男──サリアに声をかけた。サリアは、忌々しそうな表情を作る。だが、口は笑っていた。
「千島蒼二の目は本気だった。あの男の言った言葉は全部真実だよ。だからこそ、怖いんだ。日本はバグが二つもあるからね。
執行者の数も随分と減らされちゃったし。また、鍛えてくしかないよねぇ……。それに、完全にユニオンに嫌われるわけにはいかないでしょ?」
「一番の事でしょうか」
「そう。太宰巡がユニオンの傘下に入ったみたいだから、暫くはユニオンに逆らわずに平和にやっていきたいね。
そして、チャンスがあれば一気に攻め入って、アレを取り戻す。その為なら、執行者24人ぐらい安いもんだよ」
サリアはそう言うと、指を一度弾いた。それだけで、蒼二が座っていたソファーが白い炎に包まれ、一瞬で燃え尽きた。
都内某所・ファミレス
「でさ。お父さんと遠音ちゃんったら、凄いぎくしゃくしてるのよ。五秒以上会話続かないし。
何だかんだ理由をつけて、なるべく一緒に居ないようにしてるし。信じられる? お母さんが
手紙で、お父さんの事をよろしく頼むって言ってるのに。凛ちゃん何かはやっと肩の荷が下りたみたいでさ。
婚活ブームにあやかって、ようやく結婚する気になったみたいなのよ。それなのに遠音ちゃんときたら……」
ファミレスの奥の二人がけのテーブルにて、未希はマシンガンのようにまくし立てた。
正面に座っている光希は、相変わらずニコニコ笑いながら、素直に未希の話に耳を傾けている。
「男のプライドと、女のプライドかな。お父さんは、どう声をかけていいのかわからないし。
遠音さんも、アプローチしたいけど。それは恥ずかしい行為だと思っているんじゃないかな」
「光希って結構男女関係に関しては、大人よね……」
「神璽にーちゃんが色々教えてくれるから」
「神璽さんって、あの幹部のイケメンよね。あそこまで内面と外見のギャップが激しい人も珍しいわ」
「あーもう」と未希は頭を掻いて暴れた。季節は夏なので、当然服は薄着だ。目のやり場に困った光希は
笑顔のまま、視線を落とすと、未希が首からさげているアクセサリーが目に付いた。
「それ、可愛いね」
「ん? ……あぁ、これね。入学祝に遠音ちゃんが買ってくれたんだ。と言っても、もう辞めちゃうんだけどさ」
「転校じゃん。お兄ちゃんの会社の学校なんだよね?」
「そうよ。優秀だから、是非来てくれって言われたの」
この半年間でユニオンの本部は完全に移動し、此処から電車で暫く行った所の、舞浜構造改革特区という場所に
腰を落ち着けたのだ。数年はかかると思われていた施設の建造だが、十文字の尽力により、凄まじいスピードで
工事がなされ、既に半分以上の稼働率が見られていた。それにより、来年度から学校が開かれるようになり、
その為の生徒集めの結果、未希にも声がかかったというわけであった。
「光希は来ないの? 再来年から、中学生よね?」
「うーん。二郎兄ちゃんの家の近くの学校も捨てがたいんだよねぇ。付きっ切りで指導してもらえるしさー。
でも、お父さんとお母さんは舞浜特区に引っ越すみたいだし。あ、そういえばウチのお父さんずるいんだよ!
最近訓練で負けそうになると、すっごい卑怯な手を使うの。この前何か、僕のケータイ奪ってさ。
未希ちゃんに凄いエッチなメールを送ろうとしたんだから。仕方ないから、負けを認めたフリをしてお母さんに言いつけたけど」
「あ、相変わらず楽しそうなお父さんねぇ……」
その後、二人はファミレスを出て駅へと向かった。これから、舞浜特区の見学会があるのだ。
こちらの地理に詳しくない未希を案内する為に、今日光希は呼ばれてここに居る。電車を乗り継いで、数駅。
窓の外には海が広がった。海を埋め立てられて作られたまだ建設中の舞浜特区の姿も見える。
電車を降りて、改札を抜ける。まだ本公開ではない為に、人通りはそこまで多くなかった。まだ時間があるので、
二人は少し遠まわりをする事に決め、のんびりと散歩をしながら会話を始めた。
「本当に、光希にはお世話になりっぱなしだよね」
「そう?」
「今回の件だって、半年前だって。光希が居なければ困った事だらけだよ。とても、感謝してる」
「何か、改めて言われると照れるね」
「謙遜する事はないわ」
ああ、と光希は心の中で自省をした。未希は多分気づいていない。どうして、自分がここまで頑張ったのか。
めんどくさがりやの自分が、どうしてこんな場所まで来たのか。半年前だって、どうしてあそこまで命を張ったのか。
徹宵の家で、未希と会った日。目を奪われた。心の中で、今までと違う感覚が目覚めた。つまりは、そういう事なのに。
「でも、もう大丈夫よ。過去が、希望をくれたから。未来を見ていく事に決めたから。二度とあんな事は起こさない」
「過去が、希望を……」
あの日、未希が過去から持ち帰ったもの。それが希望なのであり、未希のあのアクセサリーに入っているものでもある。
すると、未希の手が光希の手に重ねられた。未希はこっちを見ない。顔を赤くしたままそっぽを向いている。
「学校まで……こうしない?」
「いいけど……」
と光希も若干緊張に震えた声で言うと、未希の顔に自らの顔を近づけた。そして、耳元で小さな声を出す。
「未希ちゃんのお父さん達が見てるよ?」
「はっ!?」
未希が驚いた声を上げた。光希は相変わらずの笑顔で、淡々と続けていく。
「さっきから僕に、恐ろしいほどの殺気が集中してるもん」
ファミレスからずっと殺気を感じていた。というよりも、未希と会う度にそれは感じていたので、
光希にとってはもうそれが普通になってしまっていたのだ。未希は顔を他の意味で真っ赤にして声を上げた。
「ちょ、ちょっとやだ! どんだけあの人、娘のプライバシーに関わろうとしてくるのよ!」
「そりゃ、未希ちゃんはお嬢様だしねぇ。仕方ないと思うよー?」
「そこ! ヘラヘラ笑ってない! 逃げるわよ!」
未希が光希の手を引いて、走り出す。光希も満面の笑みでそれに応え、走り出した。何時か、二人の未来が交差する場所へと──
あとがき
というわけで、終わりました緋色の眼シリーズ。
大体二年近くかかってしまいました。ですが、一番書けてよかったと思えるような作品でした。
これで千島蒼二達を主軸とした話は終わりです。これからも、色々と戦いは続くでしょうが。
蒼二が朱音に言った言葉、あれが全てです。
蒼二には幸福な最期はないかもしれませんが、あの言葉を貫いて死んでいくでしょう。
思えば長い作品でした。
千島蒼二14歳からここまでやってきました。
蒼威、陸人、森羅なんかは15歳から書いています。そんな蒼威も今ではおじいちゃんです。
とても長い時間を書けた事が素直に嬉しいです。
それでは、これにてあとがきを終わります。
これまで数年に渡りお付き合いいただいた読者の皆様、本当にありがとうございました。
最期に。
もしかしたらやるかもしれない次回作の宣伝なんぞを。
一応、話の軸と設定だけは作ってあるんで。
■舞浜掲示板
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生徒会通信 学年末号。 〜新入生とか転入生も来っし、基礎からおさらいしようぜ編〜
●舞浜学園基礎知識
・全校生徒数約1000人。
・初等部校舎のみ、舞浜特区外に存在。中等部より、舞浜特区内の学校施設が利用できる。
・中等部から高等部三年までゼミと呼ばれるクラスに所属。(面接や試験のある所も)
・卒業後は家を継ぐ者。ユニオンに所属する者。外部の仕事につく者。外部への進学。基本的にその四つ。
・中等部より寮に入る。家庭の事情によっては、自宅登校も可能。
・午前中は一般の授業。午後より、各自ゼミに入り教員の指導により学習。
・一部成績優秀生徒は、高校卒業後二年の専門研究員制度有り。
・賞金稼ぎ行為禁止。
・純血、混血、鬼神の差別発言、行為禁止。(処罰対象)
・家の権力の誇示禁止。(ユニオン代表曰く、親の威光振りかざして威張ってんじゃねーよ、とのこと)
●来年度学園内運営役員一覧(決定済のみ掲載)
生徒会長(八神北斗)
副会長(八神南斗)
副会長(皇太郎)
書記(四条莉那)
会計(天美月乃)
風紀委員長(千島光希)
風紀副委員長(二ノ宮明海)
女子寮長(津上青嵐)
男子寮長(天城総一郎)
●舞浜学園式神使い序列(非公式、発行生徒会、会長コメント付)
※今年度のゼミ対抗戦、学祭の個人戦結果とアンケート結果より。
一 千島光希(高等部二年)所属:御坂万ゼミ
入学以来無敗の俺の親戚っ! そして長身年上キラー! 俺の未希さんをよくもぉぉ!
二 天城総一郎(高等部二年)所属:千島ゼミ
爽やか笑顔の問題児。この人の笑顔は99%嘘でできてるよっ! 新入生は気をつけてねっ!
三 津上青嵐(高等部一年)所属:浅葱ゼミ
ウチのママ上様と同じぐらい怖い女。つか、破壊神? マジでチン(以下不適切な為削除)
四 八神北斗(高等部一年)所属:十文字ゼミ
俺! 地味に四天王じゃ一番弱い! でも一番常識と良識のある人間だという自負があるね。
●生徒会長の独断と偏見による先生とかゼミとか紹介
十文字ゼミ(十文字戒) ご存知十名家最強の先生。偶に重度の親バカ事件を起こして娘さんにしばかれているけどね!
浅葱ゼミ(浅葱陸人) 肉体を鍛えたいならこの先生についていくべし! 勉学は保障の対象外だけどね!
千島ゼミ(千島蒼威) ふらっふらと良く姿を消す先生! ゼミに入るなら逃亡パターンを把握するとやりやすいよ!
神崎ゼミ(神崎森羅) イカしたイケメン先生。女生徒が多いけど、皆先生目当てが多いから、出会い厨プギャーwww
八神ゼミ(八神正宗) 他の先生が濃い所為か、凄くまともに鍛えてくれる先生。でもスパルタ。我らが祖父!
十文字遠ゼミ(十文字遠音) クールな格闘系先生。勉学もばっちり! 中級者向けな先生だよ! 偶に逢引してっけど。現在休暇中。
七海ゼミ(七海神楽) ロックと、パンクとクラシックを愛する一番変な先生。音楽好きな人は是非!
御坂ゼミ(御坂雨龍) 舞浜高校の悪の吹き溜まりの原因と呼ばれる先生。でも、結構優しいよ! 特に奥さんには!
御坂万ゼミ(御坂万里) マジ可愛い! 俺の心のオアシス! でも……剣を持たせると超怖いんだよな……現在最強のゼミ。
石動ゼミ(石動大和) イケメン。ここのゼミは生徒もイケメンばっか。そして、ナルシスト率100%の恐ろしいゼミ。
有馬ゼミ(有馬空我) 初心者向けのゼミ。力に自信の無い人に力の使い方を教えてくれる! 空我先生は優しいよ!
風早ゼミ(風早碧) 属性系の武具を使う人が多いゼミかな! 風早ゼミに長くいる人はロリコン扱いされちゃうよ!
六道ゼミ(六道颯太) 寡黙だけど、教えることはちゃんと教えてくれる笑顔の素敵な先生。帽子がトレードマーク!
太宰ゼミ(太宰巡) 若々しくて遊んでそうな先生。ゼミ長がしっかりしてるから、もってるようなゼミだね!
海山ゼミ(海山天音) まだ若いけど、めっちゃ強い先生。でもちょっと無愛想で怖い。ゼミの雰囲気は良いよ!
五月ゼミ(五月舞香) これまたちょっと変わり者の先生。ゼミの人も変わり者が多いって感じ! よく司書の先生と睨みあってるね!
出雲ゼミ(出雲霧人) 教師の中で一番まともで、一番やさしくて、そして多分日本で一番のラッキーボーイ。嫁さんすげぇ!
来栖ゼミ(来栖胡桃) 結界士専用のゼミ。毎年来栖先生と一緒に居たくて無理矢理入ろうとする奴が居るから困る(経験者は語る)
●来年度行事予定(暫定版)
学園行事
四月 入学式
五月 ゼミ合宿1
六月 体育祭、中間試験
七月 期末試験〜夏休み
八月 補習
九月 二学期開始
十月 文化祭(三日間開催)
十一月 中間試験 三年生修学旅行 一年、二年野外授業
十二月 期末試験〜冬休み
一月 三学期開始
二月 ゼミ合宿2 学年末試験・卒業試験
三月 卒業式
●生徒会長の切ナィ独白
今年度は色々と騒がしかったね。先生方もここ数年で一番疲れたって顔してたよっ! ご苦労様です!
思い返せば、問題だらけの一年だったね。生徒会選挙でまさか体育館が爆発するなんて誰が予想できる?
他にも、とある女生徒が陸人先生に脅迫まがいの求婚をしたりね。体育祭では三日ほど行方不明者出たりもしたね。
文化祭事件なんか危うく俺ら退学になりかけたし(笑)……本当に怖いのは、これら全ての事件に青嵐が関わってる事だけど…
後期ゼミ合宿は平和だったけど、期末試験でとある上級生二人の戦闘の余波だけで重傷者多数だったりもしたなぁ……。
うん。来年は平和にやっていこう。そう思った矢先に俺らの中で一番危険な親戚達が転校してくるって話が出てるし……。
ま、来年も皆楽しくやろうぜっ! というわけで、愛すべき在校生諸君。来年度にまた会おうっ!
●生徒会役員の一年を振り返っての反省
今年度も兄が言うように忙しかったけど、皆が楽しんでくれたら幸いだと思っているよ。
僕らは馬鹿ばっかやってたけど、その根底にある理由は楽しみたい。それだけなんだ。
だから、来年はちょっと真面目になって副会長権限を使って女子生徒のスカート丈の改善や、
水泳の授業での白スク水の許可や販売等を学校側と協議していきたいと思っている。
(副会長・八神南斗)
反省する事はないな。全力でやった。だから、上の馬鹿兄弟は海より深い反省をしてほしい。特に兄の方。
(副会長・皇太郎)
北斗が滅ばなかったのが残念。あら、本音が出てしまったわ。反省ね……とりあえず、北斗がどうしたら
滅ぶのか考えてたら一年経ってしまった気がするわ。南斗は若干大人になったわね。偉い偉い。
コータローはこの一年ずっと走り回ってたわね。来年も期待してるわ。というか、貴方が会長になったら?
莉那も頑張ったわね。大方北斗に言いくるめられて生徒会に立候補させられたのでしょうけど、
貴方の頑張りは皆知ってる。だからもっと胸を張りなさい! 貴方、お母様と違って大きいのだから
北斗は……どうでもいいや。来年度からあのふざけたヘラヘラ顔を学校で見ない事を祈っているわ。
(会計・天美月乃)
今年はいっぱい頑張りました。来年も先輩方と一緒に頑張りたいです。
弟も編入してきますし。皆さん、私共々よろしくお願いします。
(書記・四条莉那)
陰謀だっ! 何で生徒会長の反省が
一番下なんだよ!しかも何?俺の
場所だけスペース狭いし、月乃の陰謀
だな! クソ! そんなに俺の
(会長・八神北斗)
●編集後記
北斗、頼むからもう少し自重してくれ。会報だすだけで、精神的な疲労が半端ない。(皇太郎)
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