ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
遠音は作者的に十名家じゃ一番好きなキャラです。

第39話:七海遠音の不浄
 




 戒が十文字の正門を潜ると、魔具が反応し、周囲にあった囲いが全て爆発した。その瓦礫の下から出てきたのは
 新しい魔具。家を囲うようにして、三本の短い支柱が現れた。後に残ったのは、無駄に広い庭と、一軒の家だけである。
 十文字特区は完全な戦闘体制に移行しようとしていた。既に、街の住民は四つ子達が全て転送しているので、問題
 は無い。この十文字特区全てが、戒達の要塞へと変化しつつある。十文字家を囲うようにして立つ、三本の巨大な塔。
 更に上空には兵器生産プラントが漂っている。これら全ての魔具を作ったのは四つ子達である。
 純粋に感動してしまった。弟と妹達の思いがどれ程の物かが一目見てわかるほどに。だが、落ち着いている暇は無い。
 戒も戒で時を越える魔具を作る準備を進めていると、轟音が響き渡り、目をやると、遠音がどうやら空中から着地したようである。

「ご苦労だった。皆は無事か?」

「ああ、雨龍が少し殴られたぐらいかな。……ほら、これが私達が奪ってきたコアと結晶だよ」
 
 何故だか、神妙な顔で遠音は懐に入れていた魔具を取り出し、戒へと放り投げた。そして、それを見届けると
 遠音は近くに置いてあったコンテナを超動によって浮き上がらせ、再び戒の方を見た。

「じゃあ、行ってくる」

「気をつけろよ。牧島郁人は一度倒したとはいえ、油断は出来そうに無い相手だからな」

「ああ、わかってる。先ほど手合わせしたが、良くて相打ち。悪くて、私が殺されてしまうだろう。
ふふふ、この短期間にまたフラガラッハを強化なんてしやがって、これを使わなくてはならなく
なってしまったじゃないか」

 そう言うと、遠音はコンテナをポンポンと叩き、笑う。戒はその言い草に顔を顰め、

「負けるなよ。希が帰ってきても、お前が居なきゃアイツは泣いてしまう。希だけじゃない。
未希だって泣くだろうし、俺だってお前が死んでしまったら悲しい。だから──」

 と言うと、遠音の顔から表情が抜け落ち、そして、とても悲しそうな笑顔を作った。何かを、堪えるような顔だ。
 遠音が何を考えているのかわからない戒はそのまま、遠音の言葉を待つ。やがて、遠音は観念したように笑うと、

「私は、希が帰ってきた世界に居ちゃいけないんだ。私は、不浄だから。希に会った瞬間、罪悪感で壊れてしまう」

「な……!? バカな! 希が死んだのはお前の所為じゃないぞ!」

「違うんだ……私は希を裏切ったんだ。ああ、最期だから全て白状しておくよ。今日が私の人生最後の日。
十年程前かな。君にフラガラッハを貰った後に、私は希を裏切ったんだ。私の命の恩人を。大切な親友を──」

「何を言っているかわからない……!」

 そういう遠音に戒がイライラした風にいうと、遠音は黙って歩き出してしまう。そして、十文字家の敷地から出てコンテナを置き、
 そのままそこに止まると暫く戒から顔を背け、やがてぽつぽつと語りだした。

「私はな。……十年前、君がフラガラッハをくれた日に、自覚してしまったんだよ」

「だから、何をだ?」

「──君への、恋心だ。あの日程死にたくなった日はないね。君は、希が一番愛していた人なのに。
私は君の心を求めてしまった。どうしようもなく、好きになってしまったんだよ。十文字戒という人間がね」

 思わぬ遠音の告白に、戒は度肝を抜かれた。七海遠音とは子供の頃からの付き合いだ。
 だが、遠音が自分の事を好きだ何て気づきもしなかった。というよりも、全く予想がつかない。 
 希が居なくなってからは、ずっと十文字家の為に遠音は尽くしてくれている。何故かといわれれば、
 希の事を本気で思っていてくれたに違いないからと、勝手な解釈をしていた戒には、二の句がつげない。
 それを予想していたのか、遠音は悲しげに笑うと、

「だから私は、何時か、希が帰ってきたら死ぬとあの日決めた。卑怯だろ? 常識的に考えれば
希を取り戻す方法なんてあるわけがない。だが、厭らしく不浄な私は、それから目を背けたんだ。
君達家族を騙し、ずっと嘘で本心を隠してこの十年生きてきたよ。だが、やっとそれも今日で終わる。
偽りの家族は崩壊し、本当の家族に戻れるんだ。そこに、私が居るわけにはいかない!
希を裏切った自分を何度殺したいと思ったか! でも、厭らしい私は自分で自分を殺す事が出来ない!
ここでもまたウソをついた! 希に繋いで貰った命だからと! また、希をダシにして私はウソをついたんだ!」

 最後の方は涙でかすれた独白。戒は七海遠音が泣いた顔を始めて見た。同時に、切ない気持ちにもなる。
 どうすればいいのかがわからない。遠音を救いたければ、希を諦めなくてはない。
 希と未希を救いたければ、遠音を諦めなければならない。──何も思い浮かばない。背中に冷や汗が伝う。
 だが、そんな迷った表情を浮かべた戒に遠音は一瞬で近づくと、思い切り肩を掴み、

「何を迷っているんだっ!」
 
 と怒鳴りつけた。そして、そのまま顔を落とし、表情を見えないようにすると、震える声で話し出す。

「……お願いだ。私の心を、少しでも、ほんの少しでも理解してくれるというなら、このまま行かせてくれ……!
もう、限界なんだ。希や君達にこれ以上ウソをつくのは嫌なんだ……っ!
信じてくれとはいわない。でも、これだけはウソじゃない。私は、希の事が何よりも大切だった。
生きる力のなくなった私に、笑顔を、力を再びくれたのが、彼女だった。だから、もう希を、彼女の思いを穢したくない……!」

「遠音……」

 その時、戒は遠音の事を始めて理解できた気がした。どうしようもなく、七海遠音は誠実な人間だと。
 本当の意味で、希を裏切るのなら、自分の命すら投げ出してしまう。それは、とても悲しい優しさであると思った。
 だが、戒には答えは出せない。遠音の気持ちにも、希への気持ちも、この短時間ではどうにもできない。
 戒が答えを出せないまま、何かを言いかける。それを察すると、遠音は戒から離れ、

「春、魔具を起動させろ」

 と無線を取り出し、呟く。そして、千春の返事と共に十文字特区内に設置された三つの黒い塔が光を帯び、
 それぞれの頂点から光を発して、十文字家を蔽った。これは、結界の強化版の魔具だ。
 並大抵の攻撃では突破できないほどの防護壁が、十文字家を蔽っている。その薄い光の壁越しから、
 最期に遠音は戒へと手を振って、そのまま歩き出した。戒は壁越しから何度も遠音の名を呼ぶ。
 だが、遠音は振り向かない。袖で一度涙を拭うと、そこにもう後悔や躊躇いの色は無い。

「さようならだ。この十年、辛かったけど、楽しくもあったよ──」

 その声は誰に届くわけでもなく、閑散とした十文字特区の中に消えた。






 六道紡は険しい表情で、十文字特区の南側を見ている。戒が戻り、魔具が発動したので後は時間を稼ぐだけ。
 だが、それが一番厄介。相手は日本でも最高クラスの戦力を持つユニオンだ。油断は一切出来ない。
 もう暫くすればあちら側の準備も整い、牧島竜胆のGateで一気に攻め込んでくるだろう。

「おじいちゃんめ……孫を困らせるような力を、ほいほいあげちゃうんじゃないよ」

 Gateの能力は本当に恐ろしい。だからこそ、準備には万全を期した。塔の近くにある屋敷の屋根に座りながら
 紡は眼下を見る。そこには、人型悪鬼や大型悪鬼の群れ。本来なら、混沌とした光景に見えるだろう。
 だが、今は違う。四つ子の魔具によって完全に統制された悪鬼達は、それぞれの武器を手に持ち、隊列を構成している。
 その武器だって殺傷能力は低いものばかり。これが、十文字の甘さであり、強さであると紡は思った。
 ──兎に角、戒が魔具を作るまでの時間を稼ぎたいのだ。だから、装備は攻撃重視ではなく守り重視で固められている。
 
「……ふふっ。なんというやら、珍妙な戦いだよ」

 そう自嘲気味に笑っていると違和感。隣の家の屋根を赤い髪をした少年がたらたらとかったるそうに歩いていた。
 頭の上にのっけたサングラスがポイントのカジュアルな服装をした子だ。紡は、一瞬心臓が止まりそうな程驚いた。
 理由は二つ。あれほど警戒していたのに、ここまでの接近を許した事。そして、もう一つ。紡は、その少年の名前を知っていたのだ。

「太宰巡……っ!」

「……ん? うぉお! 気づかれちゃったわ!」

 少年──太宰巡は、演技なのか素なのかわからないリアクションをすると、快活に笑った。邪気の無い年相応の笑顔だ。
 だが、紡は知っている。眼前に居る少年は、数年前に教会に世界最高額の賞金をかけられた指名手配犯なのである。
 海外で一番大きな教会に対するテロ行為だけではない、教会の執行者を幾人も屠り、各地の支部を破壊しまくった男。
 それだけではない。過去の記憶を継承している六道だからこそわかる、太宰という名字の意味。それら全てが
 重なって紡は緊張状態に陥ってしまったが、すぐに気を取り直して、巡へと質問をぶつけた。

「太宰君だったよね。──ここで、何をしているのかな?」

 とやんわりと質問してみたところ、巡はヘラヘラ笑いをつくり、

「わーぉ、六道のおねーさんに覚えられてて俺、マジ感激っすわ。折角だから、質問に答えちゃおうかな。
俺ですねー。アレなんすよ。お友達に頼まれて、あの十文字の魔具ぶっ壊したいんっすよね。
でも俺、魔具とかマジ苦手なんでー。良かったら、手伝ってくれないっすかね? ぶっ壊すだけでいいんすよ」

「無理だね。君は、私達の敵なのかい? だとすれば、悪いが、容赦はしないよ」

 そう言いあうと、他の屋根に千里と雨龍の姿が現れた。紡がこっそりと、救援信号を送ったのだ。
 ただ、この時にユニオンが来てしまうと厄介なので、自分と同じく塔を守っている遠音と凛には連絡をしていない。
 巡は目をぱちくりとさせた後、三人を見つめてニヤリと挑発的に笑う。どうやら、この状況にも全く動じていないらしい。

「んー……俺は、敵対する気はないっすよ。俺の敵は、教会とこの世界の救えないクソッタレ共ですしねー。
でもまぁ、俺鏑木辞めてユニオンの採用試験受けようと思ってるんすよ。だったら、ここであんた等潰して、
ユニオンへの手土産にするのも悪くはないのかなーって思うんですよね」

 その瞬間、千里と雨龍が動いた。確実に敵だと判断したのだろう。千里は狂乱の力と乖離を同時に発現させ、
 左方から、雨龍も黒龍を召還して一気に合体すると右方から、それぞれの攻撃が左右同時から迫るが、
 巡はめんどくさそうに両手を広げると、千里の乖離の刃と、黒龍の拳をいとも簡単に受け止めた。それに戦慄したのは
 雨龍と千里。自分達の本気の攻撃が、この少年には全く通じていない。式神の力か。それとも血統かと
 判断がつかないので、一瞬の内に後ろへと下がる。そして、当の巡は、少し機嫌が悪そうな表情を作ると、

「ちょ! 人の話は最後まで聞いてくださいよぉ! そっちの三枝のお姉ちゃんの剣、結構受け止めるの怖かったんすよ!?」

「ナめやがって……なんだ、このガキ」

「切断を発動させてなかったとはいえ、傷一つ無いなんて……」

 千里と雨龍がそう言うも、紡は黙って様子を伺っている。そして、巡の発言は続く。

「でもっすね。俺、鏑木だったからアンタらが何で今回こんな事件起こしたか、全部知っちゃってるんすよね。
お宅らが必死こいて探してた、未希ちゃんも、その事情も、十文字戒と十文字希の事も全部知ってるんすよ。
他人事ながら、泣ける話じゃないっすか。お母さんと子供を会わせてあげたい。その為にユニオンともめるなんて、
ある意味共感っすよ。俺だって、同じような事情があって教会に喧嘩売ったワケっすから」

「む……何故、鏑木のような賞金稼ぎが私達の事を……?」

「少し考えればわかると思うっすよ。ユニオンと十名家がぶつかって一番得をするのは誰かっつーね。
未希ちゃんをさらって、色々ヤっちまったのをユニオンの所為にしたら、どうなるかっつーね」

 その言葉を発した瞬間、千里がキれた。どうしようもない怒りが、千里を支配し、再び巡へと迫る。
 今度は確実に殺す気である。紡と雨龍が静止しようとするも、狂乱を本気で使った千里には追いつけない。
 流石に不味いと判断したのか、巡真面目な表情をつくり、体を半身に構え、ステップを始める。

「あの子に、何をしたァッ!」

 直後、千里のオーラを纏った斬撃が巡を飲み込んだが、手ごたえが無い。代わりとばかりに、背後に気配。
 慌てて乖離を振りぬこうとするも、逆に腕を取られ、優しく腹部に巡の手が触れた。

「あー……極光三十七っ!」

 次の瞬間、衝撃。巡の手から光が溢れ、膨大な数の光が照射された。
 その内の一発が千里の体は大きく吹き飛ばされたが、大した威力ではない。だが、光は消える事無く十文字特区へと散っていった。
 そして千里は、回転して体勢を立て直し、再び攻撃を始めんと巡を睨みつけ、動きを止めた。
 眼前には七色の光を纏った巡が、空中に浮いている。見た事のない力だ。警戒するに越したことはない。

「……ふん」

「三枝のおねーさんもちゃんと話聞いてってば。未希ちゃん誘拐は失敗したんすよー。良かったよ、子供誘拐なんて
クソッタレな行動が成功してたら、俺、鏑木の奴等皆殺しにせざるを得なかったもん。
つーわけで、未希ちゃんは現在ユニオン側的な勢力と一緒に居るらしいから、安心しても平気っすよ」

 巡はそう言いケラケラと笑うが、千里は気が気でない。やがて、奥で静観していた紡がため息をつき、前に出来た。
 
「それが……太宰の極光か。実物の極光は始めて見たよ。私の中にある天道のはもっと凄かったけどね
それよりも、君は一体何をしたいんだい? 私らに共感するのなら、何故ここにきたんだい?」

「あちゃー、やっぱ六道のお姉さん鋭い! ──つーわけで、正解を発表します。はい、時間稼ぎっす!」

 巡がそう言った瞬間、先ほどの光が十文字本家の前に一瞬生まれ、収束して一つの刃を作ると、結界を切裂いた。
 轟音が響き渡り、大気が振動。そして、一瞬だけ結界が消え、すぐに魔具は結界を張りなおし、また同じように
 ふさがれた。不味い──と紡は内心焦った。今の攻撃で確実に誰かが十文字家の中へと入った。
 その為の時間稼ぎと布石を敷いたのが、巡だ。もう少し注意をしておけば良かったのだ。だが、もうどうしようもない。
 戒なら何とかしてくれるだろうと信じるしかなくなった。──そう、眼前の空にコンセプトが見えたのだ。
 懐かしい、自分の先祖が使っていたGateのコンセプト。幾つもの紋様が十文字特区の端の方に出現し、中から
 ユニオンの人間達が次々と現れては、忙しく動き回っている。

「おほっ。ついに、ユニオン来ちゃいましたねぇ。んじゃ、俺はこの辺で。縁があったらまた会いましょ。
後で、鬼塚って家を調べてください。したら、未希ちゃんの居場所はわかると思いますし、先ほども言ったように
今は、安全な勢力と一緒にいるようですから、心配はないとおもいますよー。未希ちゃん本人が動き出さない限りね」

「……そう。なら、いいわ。今回は見逃してあげる」

「もし、未希に傷一つでもついてて見ろ。俺ァ、世界の果てまで追ってでもテメェを殺すからな」

 巡がそう言うと、雨龍と千里はまだ警戒しつつ巡の事を睨んだ。それに肩をすくめるだけの反応を見せ、
 巡は極光の力を使って空を悠然と泳ぐようにして移動していく。とりあえず、目的と約束は果たした。
 暫くはユニオンと十名家の戦いを静観するのがいいだろう。本当に、ユニオンが信頼できる組織なのかも見極めたい。
 そんな事を考えながら、巡は一人悲しく呟いた。 

「さて……ウチのお姫様は、どんな答えを手に入れるのやらねぇ」

 



 十文字本家の中、一人佇む少女が一人。その手には、刀身と装飾は日本刀のツインブレードが握られている。
 バチバチと発光する力を制御化に完全に置くと、少女は歩き出した。ようやく、この十年の答えが出せる。
 少女──"海原"沙姫は十年程前に、反逆の十文字事件に巻き込まれ、家族を失い、闇の世界で生きる事を決めた。
 才能があったのだろう。崩壊する瓦礫から自分を守る際に、式神の力が勝手に発動し、瓦礫を破壊したのだ。
 最愛の父と母は、抱き合い、お互いを守るようにして絶命していた。地面を何度も手の平で擦った形跡がある。
 きっと、自分の事を探してくれていたのだろうと、子供心なりに理解し、泣いた。後は簡単だった。式神を持って歩いていたら
 声をかけられ、世界の裏の情報を知った。何時か、あの事件を起こして人間に復讐するつもりだった当事の沙姫は、貪欲に力を
 求め、生きていくために賞金稼ぎの組合。鏑木へと入り、才能があった沙姫は数年で鏑木の幹部へと上り詰めた。

(長くて、短い十年だった……)

 復讐の相手はこの国最強の十文字。だから、沙姫は機会を伺った。やがて、今は亡くなった知人を介して、巡と知り合い
 沙姫は今日ここに居る。巡との契約は今日までだ。沙姫が十文字戒と対峙するその日まで、巡ともう一人の身の安全を
 保障するというのが二人の契約。巡の極光の力のお陰で、一番めんどくさい結界を突破できた。
 後は十文字戒と対峙するだけ。今日、沙姫の十年間の答えがでる。十文字戒が、あの事件を起こした理由は調べた。
 それについて沙姫は同情もしないし、自分の人生を狂わした事件を許すわけでもない。ただ一つ、聞きたい事があるのだ。
 そして、十文字家の庭へと出た。侵入していた事は気づかれていたのだろう。臨戦態勢の十文字戒がそこに居た。

「はじまして、鏑木の元幹部、海原沙姫と申します。──貴方が起こしたあの事件で、家族を奪われた人間の一人です」

「……っ」

 そして、十年ぶりにあの日、あの時、あの場所に居た、加害者と被害者の二人が向かい合った。


緋色の眼シリーズキャラ投票
筆者のブログ


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。